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コラム

 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

経営者が家庭を顧みないのはなぜ?本人に悪気がないケースも!





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

今回は経営者の方やその家族から、

よく相談を受ける内容を取り上げます。

 

「家庭を顧みていないと言われた」

 

「家庭を顧みていない様に感じる」

 

この様に、経営者と家庭の問題は切っても切り離せません。

 

たとえ事業で順調に実績を上げていても、

家庭でトラブルが起きてしまうこともあります。

 

本人は自覚がなくても、

家庭を顧みないと家族に思われてしまうこともあるのです。




本当に家庭を顧みないのか?

「果たして経営者は本当に家庭を顧みないのか?」

 

これはケースバイケースです。

 

仕事も家庭も上手くいっている経営者もいれば、

家庭で問題を抱える経営者もいれば、

仕事も家庭も上手くいっていない経営者もいます。

 

そして家庭を顧みていないことに、

自覚がない人もある人もいるのです。

 

この様に状況はさまざまですが、

家庭を顧みていない様に感じる原因は、

大きく3つに分類できます。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

仕事の成果が家庭を大事にするという思い込み

確かに経営者の本分は仕事です。

 

だからこそ一部の経営者の中には、

「仕事で成果を出すことが家庭を支えることにつながる」と思っています。

 

経営者として働くことで、

家族を養い良い生活をさせていけるわけです。

 

一生懸命仕事を頑張ることと、

家庭を大切にすることがイコールになっているのです。

 

ですがどれだけ仕事で成果を上げても、

家庭を顧みていないと感じられることはあります。

 

家庭のことを放置していたり、

「稼いでいるんだから」と上から目線では、

家族の信頼も失ってしまうのです。

 

仕事に熱中しすぎる

基本的に経営者は自分の判断で仕事を動かせます。

 

楽しさや充実感を抱いていると、

気づけば仕事に熱中してしまいます。

 

家庭のことが頭の片隅に追いやられてしまうのです。

 

またプレッシャーを感じていれば、

家庭のことを忘れてでも仕事に打ち込んでしまいます。

 

経営者という肩書きによって、

社員の生活も背負うことになります。

 

どうしても自分の家庭に割ける時間が減り、

家庭をないがしろにしている様に見えてしまうのです。

 

相手が自信をなくしていく

付き合い始めた結婚した当初に比べて、

相手が自信をなくしていくパターンは意外と多いです。

 

経営者が仕事のステージを上げたり、

メディア等で注目を浴びる様になると、

相手は劣等感や嫉妬心を抱く様になります。

 

「自分には価値がないのでは…」

「あの人に比べて私は…」

「どうして自分ばかり…」

 

ネガティブな気持ちを抱けば抱くほど、

相手にもぶつけてしまいます。

 

「家庭を顧みていない」と言うことで、

経営者もネガティブな気持ちを引きずろうとしています。

 

この場合は家庭を顧みていないというよりも、

夫婦間のバランスが変化したことによる影響です。

 

それを「家庭を顧みていない」という言葉で濁して伝えられることもあるのです。

 

性別は関係ない

ここまでの話に性別は関係ありません。

 

男性経営者の場合は妻に、

女性経営者の場合は夫に、

それぞれ家庭を顧みていないと思われてしまうのです。

 

男性女性どちらの経営者の相談にも乗ってきましたが、

家庭を顧みないと思われている時ほど、

夫婦間で悩みの火種が生まれています。

 

別居や離婚に発展するケースもあれば、

子供に影響が及ぶこともあります。

 

悩みは形を変えて繰り返される

私はよく、悩みは形を変えて繰り返されるとお伝えします。

 

たとえその場をやり過ごせても、

場面を変えて同じ様な悩みが生まれてしまいます。

 

そして人間関係は自分と相手がいて成り立ちます。

 

どちらか一方にだけ原因があるのではなく、

経営者にも配偶者にも原因があるのです。

 

「相手が悪い」

「相手のせいだ」

 

この様に相手のせいにばかりしていても、

現状は好転しません。

 

どうすれば現状を変えられるのか?

相手を変えることはできません。

 

相手の言動をコントロールすることは、無理なのです。

 

相手を変えることはできないものの、

自分を変えることは自分の意思でできます。

 

「家庭を顧みないと言われる現状において、もし自分にも原因があるとしたら何だろうか?」

 

この様に自分の原因に意識を向けることが、

現状を好転させる最短ルートなのです。

 

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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