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パワハラが起こらない職場に必ずあるものは3つ!職場を検証




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

パワハラ、モラハラ、セクハラなど、

ハラスメントに関する相談は私の元にも定期的に届きます。

 

ハラスメントに関する認識は世間でも浸透しつつあり、

どの企業でも対策に乗り出しています。

 

管理職など上司と部下の関係はもちろん、

同僚同士でハラスメントが発生することもあるので、

ハラスメント研修を実施し社内で学習機会を持つことは重要です。

 

今回は一般の見地とは異なる視点で、

パワハラが起こらない職場に必ずあるものを解説します。




パワハラが起こらない職場に必ずあるもの

 

パワハラが起こらない職場には、

次に紹介する3つの要素があります。

 

この要素を満たしているかどうかを振り返ることで、

パワハラを未然に防げているかを振り返ることができます。

 

コミュニケーション

「上司と部下とのコミュニケーション」

「同僚同士のコミュニケーション」

 

この様にコミュニケーションが取れているかが、

ハラスメントを防ぐ上で非常に重要なのです。

 

結局のところ、ハラスメントも人間関係の問題です。

 

職場内のコミュニケーションが取れていないと、

その分だけ人間関係でのトラブルも増えてしまいます。

 

結果としてパワハラが発生しやすくなるのです。

 

私はハラスメントの本質とは「人間関係」だと考えています。

 

職場で理想的な人間関係が築けていれば、

そもそもハラスメントは未然に防げるのです。

 

たとえば上司と部下にしても、

日々の業務で信頼関係が築けていれば、

ハラスメントは起こりません。

 

たとえグレーゾーンの行為があっても、

自身の行為を反省し次に活かすことができます。

 

つまり信頼関係の築き方について理解することが、

ハラスメント対策にも有効なのです。

 

そして私は信頼関係を築く具体的な方法として、

仕事の人間関係の悩みを解決する3ステップワークを実施しています。

 

心理学の視点から独自に開発したワークですが、

このフレームに当てはめることで、

ハラスメントを未然に防ぐことができます。

 

たとえグレーゾーンの行為が発生しても、

本人が3ステップワークで振り返ることで、

ハラスメントの常態化を防ぐことができます。

 

ハラスメント防止規定

パワハラが起こらない職場には、

ハラスメント防止規定があります。

 

社内で規定を作っているかどうかは、

ハラスメントの抑止力になるのです。

 

「規定を作るだけでいいの?」

もしかすると、この様に思われたかもしれません。

 

規定を作るだけではハラスメントはなくなりませんが、

規定がなければハラスメントは横行します。

 

「ハラスメントは許さない」

「ハラスメント発生時は厳正に対処している」

 

会社がハラスメントへの姿勢を明文化することで、

社員もハラスメントへの認識を持つ様になります。

 

理想は規定を作って終わりにせず、

社員に配布したり定期的に読み合わせをすることです。

 

朝礼で管理職が読み上げる時間を作ったりと、

規定の存在を周知することがポイントだと言えます。

 

適正な労働時間

残業が常態化していると、

その分だけ社員に負荷やストレスをかけてしまいます。

 

ストレスが蓄積されると、

職場の雰囲気もギスギスします。

 

溜め込んだストレスを、

周囲にぶつける社員が出てくるのです。

 

結果として周囲への言動がキツくなり、

パワハラへとつながってしまうことがあります。

 

つまり労働環境はパワハラに大きな影響を与えるのです。

 

適正な労働時間で、

心の余裕を持って働けていれば、

ハラスメントを未然に防げます。

 

残業を一切してはいけないことはありませんが、

明らかに負荷がかかっている場合は、

労働環境から見直すのも手です。

 

パワハラを未然に防ぐために

ここまでお伝えした3つの要素は、

パワハラを未然に防ぐ上で見直す視点です。

 

理想は3つの要素が実現した状態ですが、

まずは1つでも良いので見直しに着手することが大切です。

 

またパワハラを未然に防ぐ上では、

コミュニケーションが重要となります。

 

先ほどもお伝えした様に、

社内でコミュニケーションが取れていれば、

そもそもハラスメントは起こらないのです。

 

その意味でも私は人間関係に向き合っていくことが、

本当の意味でハラスメントをなくすことにつながると考えています。

 

普段から信頼関係を築きながら、

人間関係の悩みを抱かず働くことは、

ハラスメントをなくし最高の職場にすることに直結します。

そしてハラスメントの根本原因は自信のなさです。

 

私は自信のなさにフォーカスして、

ハラスメントの研修を実施します。

 

自信のなさに直面した時に、

ハラスメントを引き起こさない様にするために、

3ステップワークを用いて向き合い方を実践します。

 

また普段から信頼関係を築くために必要なことを、

自信という観点からお伝えします。

 

ですので一般的なハラスメント研修からは、

かなり特殊な内容になっています。

 

「既存のハラスメント研修をやったけど、手応えがない」

 

「新たなアプローチの研修を探している」

 

「心理学を活用したハラスメント研修に興味がある」

 

たとえばこうした場合、

まずはお気軽に問い合わせください。

まずは個別に現状をお話いただけたらと思います。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






部下との相性診断

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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