管理職になれる人となれない人の5つの違い!あなたはどっち?
こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。
今回はよく寄せられる相談の1つを取り上げます。
管理職になれる人となれない人には、
一体どの様な違いがあるのか?
こうした疑問を持つ人は多いです。
管理職願望のある人はもちろん、
実際に管理職になった人からも、
あるいは経営者の方からも寄せられる相談です。
今回は一般の見地とは異なる独自の視点から、
管理職になれる人となれない人の違いを解説します。
管理職になれる人となれない人の5つの違い
管理職になれる人と慣れない人には、
大きく5つの違いが存在します。
すべてを満たしていないとダメではないものの、
やはり満たしている項目が多いほど管理職昇進の可能性は高まります。
周りの目を気にしていないか
「怒られたらどうしよう」
「反論されたらどうしよう」
「嫌われたらどうしよう」
この様に周りの目を気にして働いていては、
管理職になるのは難しいです。
管理職とはその名の通り、
部下を管理することが仕事です。
部下の目を気にしてしまえば、
意思疎通がスムーズにできなくなります。
いち社員として働く上では何とかなっても、
部内をまとめる立場にはなれないのです。
周りの目を気にするのを上手くごまかし、
管理職になったことで悩みが表面化した声は、
私のお客様からもよく寄せられます。
部下の反応を気にしてしまい、
気を使いすぎてストレスをため込んでしまうのです。
周りから信頼されているか
管理職になる人は、周囲からの人望があります。
「この人が管理職になるのは文句がない」
周囲にこの様に思わせるだけの姿勢を、
既に見せているのです。
どれだけ仕事ぶりが優秀な人でも、
人望がなければ管理職にはなれません。
職場の人間関係で衝突を繰り返したり、
自分本位の考えが抜けなかったりすれば、
管理職の手前で止まってしまうのです。
自分に自信を持って働けているか
自信を持って働けているかどうかは、
管理職への昇進にも重要なポイントです。
管理職になれば同僚からも注目されます。
自信なさげに働いていれば、
部下にも悪影響を与えてしまうのです。
もちろん自信と過信は違います。
自分の実力を過信していれば、
傲慢さが態度に出て悪影響を与えることもあります。
マネージャーとしてのビジョンがあるか
いち社員として働くのではなく、
管理職は部署全体の方向性を定める必要があります。
また部署全体のことに限らず、
会社全体のビジョンにも意識を向けている必要があります。
「今後会社をどうしたいか?」
「そのために部署をどうしたいか?」
自分なりの考えを持っていることが大切です。
管理職として働く上では、
今までより大きな視点で物事を見る必要があるのです。
部下に仕事を任せる意識があるか
そして管理職として働く上では、
部下に仕事を任せる必要があります。
管理職とは部下を「管理」するのが仕事です。
部下に仕事を任せ、成長を促すことが大切です。
部下の仕事を自分が取ってしまえば、
部下も成長せず自分もパンクしてしまいます。
管理職になる前から部下に仕事を任せたり、
部下の仕事ぶりをフォローできているかは、
管理職昇進の重要なポイントなのです。
悩みは形を変えて繰り返される
「この会社だから評価されないのでは?」
「部署を異動した方が良いのでは?」
管理職になれず悩んでいる人が、
頭の中に浮かびやすい言葉です。
確かに転職や異動をすれば、
一時的には楽になるでしょう。
ですが悩みに正面から向き合わないと、
形を変えて似た様な悩みが繰り返されてしまうのです。
「転職先でも似た様な悩みを抱いている」
「異動したのに管理職になれない」
こうした声も私のもとに寄せられています。
たとえ管理職になれたとしても、
先ほどの条件を満たしていなければ、
管理職になってから大きな壁に直面してしまうのです。
また環境を変えたとしても、
一度失った自信は戻りません。
ショックや後悔を引きずったりと、
仕事に悪影響を及ぼしてしまうのです。
「また上手くいかないのでは…」と思うと、
新たな環境でも同じ問題を引き起こしてしまいます。
どうすれば現状を変えられるのか?
現状に正面から向き合うこと。
これこそ、悩みを根本解決するために必要なことです。
私はよく、すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
自信のなさに直面した時に、
あらゆる悩みが発生するのです。
自信のなさと向き合わずに、
環境だけを変えたとしても、
同じ悩みが繰り返されるだけです。
私は自信のなさを克服し、
本当に望む成果を出し続けるための秘訣を、
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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。
卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。
2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。
「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。
また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。