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新入社員がメンタルをやられる4つの原因!職場全体での改善法とは?




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

今回は新入社員のメンタルケアについて解説していきます。

 

新入社員のメンタルケアの相談は、

私のもとにも数多く寄せられています。

 

本人から相談が寄せられることもあれば、

経営者や管理職などマネジメント層から相談が寄せられることもあります。

 

そもそも働く上では、

ストレスへの対応やメンタルケアが課題になります。

 

ストレスをため込み休職や退職につながったり、

メンタルの不調を起こしてしまうこともあるからです。

 

ですが新入社員のメンタルケアについては、

効果を実感できていないという声も一定数あります。

 

入社後すぐに不調を訴えられたり、

入社後数年以内の休職・退職率のデータを見て事実を把握することもあります。

 

これまで考えられる対応は行なってきたものの、

根本的な対策につながっていないと悩む声も多いのです。

 

新入社員のメンタルヘルスについては、

私も研修や個別の相談を通してお伝えしてきました。

 

今回は新入社員がメンタルをやられる原因を掘り下げて解説します。




なぜ新入社員がメンタル不調を訴えるのか?

 

新入社員がメンタルをやられるのは、

大きく4つの原因に分けられます。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

急激な環境の変化に対応できない

社会人として働くわけですから、

それまでと環境は180度変わります。

 

朝早く出勤することや、

世代を超えた多くの人との関わりだったり、

今までの人生で未経験のことが一気に押し寄せるのです。

 

意欲たっぷりで入社しても、

環境の変化に心身がついていけないと、

どこかで不調を起こしてしまうのです。

 

五月病という言葉がありますが、

入社3ヶ月以内にメンタルの不調が出るケースが多いです。

 

同僚との関係でストレスをため込む

同僚との関係でストレスをため込むケースは、

これまでも多く相談が寄せられました。

 

「人の悩みの9割は人間関係によるものだ」

 

心理学者のアドラーが残した言葉ですが、

働く上でも人間関係は付きまといます。

 

必要以上に同僚に気を使ったり、

上司に怒られ続けてしまったりと、

仕事に行くのもつらくなってしまいます。

 

周囲もストレスを感じていますので、

不意に新人へ当たってしまうことがあるのです。

 

仕事の人間関係に慣れていないため、

適切な距離の取り方がわからず悩みを抱え込んでしまうこともあるのです。

 

そもそも新入社員が周りにどう思われるかを気にしていると、

ストレスは蓄積しやすいです。

 

気疲れという言葉がありますが、

気を使うほど気持ちが疲れてしまいます。

 

「怒られたらどうしよう…」

「嫌われたらどうしよう…」

「迷惑をかけたらどうしよう…」

 

この様に相手ありきで考えるほど、

自分の気持ちを抑え込む様になります。

 

次第に疲れをため込み、

仕事へ行くのがつらくなってしまいます。

 

仕事量が多い

これは職場にもよりますが、

新人にもいきなり仕事を任せることがあります。

 

まだ慣れていない中で仕事を任され、

パンクしてしまうこともあります。

 

「これくらいできるでしょ」と周囲が思っても、

新入社員にはハードルが高いこともあるのです。

 

新人の能力を把握する前に仕事量を増やすと、

キャパオーバーで苦しんでしまうことがあるのです。

 

失敗してはいけないと自分を追い込む

失敗することへの恐れが強くなると、

必要以上に心身へ負担をかけてしまいます。

 

確かに仕事をする上では、

絶対に失敗してはいけないことが多いです。

 

ですが失敗してはいけないと思うほど、

緊張から余計な失敗を増やしてしまいます。

 

心身ともに自分を追い込んだ結果、

これ以上仕事を続けられなくなってしまうこともあります。

 

自分で自分のメンタルケアができる様になる

ここまでお伝えした様に、

仕事ではメンタルケアが重要です。

 

つらい状況が続けばメンタル的な不調となって現れてしまいます。

 

そしてここで大事なのは、

「自分で自分のメンタルケアができる様になること」

 

私が研修や個別の相談で解説しているのは、

「自分で自分のメンタルケアができる様になる方法」です。

 

誰かに話を聞いてもらえれば、

一時的に気持ちもスッキリするでしょう。

 

ですが誰かと関わる機会も減っていますし、

自発的に相談をしない新入社員もいます。

 

まだ入社したばかりだからこそ、

「こんなことを相談してはいけない」と思い、

自分の中で抱え込んでしまうことが多いのです。

 

また組織内でも、新人のメンタルケアに割ける時間に限りはあるでしょう。

 

自分で自分のメンタルケアができる様になれば、

ストレスをため込み続けずに関われる様になります。

 

モヤモヤした気持ちを自分で消化でき、

早く立て直すことができます。

 

悩みを自分の中で抱え込むことがなくなるので、

精神面で不調になるまで引きずらなくなります。

 

自分で自分のメンタルケアができれば、

新入社員がそれぞれ自発的にメンタルケアできるので、

上司に必要以上の負担がかかることもありません。

 

だからこそ研修時にメンタルケアの内容を盛り込むことが重要なのです。

企業向け研修では、

自分で自分のメンタルケアをするための3ステップを解説し、

ワークを通して理解を深めていきます。

 

もちろん具体的な内容については、

個々の状況やニーズに合わせてカスタマイズしています。

 

まずは無料で現状を相談いただけます。

 

「メンタルヘルスの内容を研修に盛り込むことを検討している」

 

「新入社員がメンタルの不調にならない方法を探している」

 

こうした場合はお気軽にご相談いただけたらと思います。

 

過去の実績や具体的な内容などもお伝えしながら、

研修内容の骨格を一緒に作っていければと思います。

また私は『人事担当者のためのメンタル支援ハンドブック』を制作しました。

 

新入社員のメンタルヘルスに悩む

人事担当者や経営者の方は必見です。

 

私が企業研修でお伝えしている内容を、

包み隠さず公開しています。

 

新入社員がメンタル的な悩みを抱え、

退職を決断するケースもあります。

 

メンタル不調の背景を解説し、

どうすれば良いのか具体的な解決策もまとめています。

 

4000名以上の指導実績を元にした、

社員のメンタルヘルスの全く新しい方法です。

 

無料でダウンロードできるので、

こちらから詳細をチェックしてみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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