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 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

仕事で板挟みになりやすい人の共通点とは?解決策は2つ!





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

「仕事で板挟みになってしまった」という相談は、

年齢・性別・職業・役職を問わずよく寄せられます。

 

クライアントと社内での板挟み

上司と部下との板挟み

会社と部署との板挟み

 

仕事をしている以上、板挟みは発生します。

 

板挟みの状況を放置していると、

心身ともに疲れストレスも感じやすくなります。

 

今回は仕事で板挟みになりやすい人の特徴と、

解決策について独自の視点で解説します。




仕事で板挟みになりやすい人の共通点

 

仕事で板挟みになりやすい人は、

2つの共通点があります。

 

どちらか1つに該当することもあれば、

両方に当てはまることもあります。

 

自分の意思がない

自分の意思がない人ほど、

仕事で板挟みになりやすいです。

 

会議等で意見を言わなかったり、

何がやりたいかわからないまま仕事をしているのです。

 

これは管理職などマネジメント層にも見られる傾向です。

 

言われたことをこなしてきたり、

降りてきた仕事を頑張ることで、

出世し評価も得ることはできます。

 

ですが管理職になると自分の意思で動く場面が出るので、

これまで向き合ってこなかった課題に直面するのです。

 

周りの評価を気にしている

「部下に失望されない様に…」

「クライアントの評価を下げない様に…」

 

この様に周りの評価を気にするほど、

仕事で板挟みになりやすいです。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

他人軸で仕事をしているのです。

 

相手のことを先に考えるので、

相手の要望ばかり聞くことが増え、

結果的に板挟みになってしまいます。

 

自信のなさが原因です

私は相談に来られる方に対して、

仕事の悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

仕事で板挟みになってしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

自信がないから周りの評価が気になったり、

自分の意思がないまま働いてしまいます。

 

自信があれば堂々と振る舞えますし、

周りを気にせずに仕事ができます。

 

「板挟みになる人は優しい人だ」

この様に思っている人もいますが、

優しいのではなく自信のなさの表れなのです。

 

時間が解決してはくれない

仕事で板挟みになる状況は、

時間が解決してはくれません。

 

異動や転職など環境を変えたり、

クライアントや上司や部下など関わる相手が変われば、

一時的に気持ちも楽になるでしょう。

 

ですが周りを変えても自分が変わらないと、

新たな環境で同じ課題に直面してしまいます。

 

自信のなさと向き合い、

自分自身が変わる必要があるのです。

 

板挟みになる状況を解決する2つの方法

 

板挟みの状況を解決する方法は2つ。

 

これから紹介する2つの方法を、

順番に実践してみてください。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法は、自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

仕事で板挟みに悩む人ほど、

普段から自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる傾向があります。

 

一説には1日に考える事柄の9割が、

ネガティブな事柄と言われています。

 

自分の意思がなくなったり、

周りの評価を気にしてしまうのも、

決まって頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも構わないので、

頭に浮かんだ気持ちをブツブツ声に出しましょう。

 

声に出すことが板挟みに悩む現状を好転する第一歩です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけましょう。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

仕事でもプライベートでも、

自分を主語にするから自分の意思が明確になります。

 

仕事で板挟みになる人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かや何かのことを先に考えています。

 

「するべき」

「しなければ」

「した方が良い」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分が主語になっていません。

 

これらの言葉を使い続ける限り、

板挟みに悩む状況も改善されないのです。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

板挟みに悩む現状を好転するために不可欠です。

 

大事なのは「習慣化」

ここまで2つの方法を紹介しましたが、

大事なのは「習慣化」することです。

 

1日や2日実践しただけでは変化は生まれません。

 

仕事で板挟みに悩む状況は、

これまでの習慣で生まれています。

 

毎日の様に意識して取り組むことで、

現状を根本的に変えられるのです。

 

それこそ仕事の場面だけではなく、

私生活でも意識して実践することが大切です。

 

私は仕事の悩みを解決するために、

無料メール講座を実施しています。

 

板挟みに悩む状況を本気で変えたい場合は、

まずは無料メール講座に申込をしてみてください。

 

また著書を通して仕事の悩みを解決する具体的な方法をお伝えしているので、

こちらも合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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