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金遣いが荒い社長の末路は3つ!心理背景と改善策を紹介





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

お金遣いが荒いことで、

悩んでいる経営者の方は多いです。

 

「信用を失ってしまった…」

「貯金ができない…」

 

仕事でも、プライベートでも、

お金の使い方が荒くなればどこかで問題が発生します。

 

今回はお金遣いが荒い社長の心理背景と改善策を、

独自の視点から解説します。




お金遣いが荒い社長の末路

 

お金遣いが荒い社長の末路は3つであり、

どれも幸せなものではありません。

 

いずれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

急に資金繰りが悪化する

社会情勢の変化や急なトラブルなどの発生で、

金遣いの荒さが影響するケースは多いです。

 

「これくらい使っても大丈夫…」と普段は思っていても、

予想外の事態が発生すると資金繰りが悪化するのです。

 

とはいえ金遣いの荒さはすぐに改善されません。

 

今まで染み付いた癖の様なものなので、

これまでの様なお金の使い方をしてしまい、

ますます状況を悪化させてしまうのです。

 

周りから人が離れていく

金遣いが荒い社長のことは、

周りも冷静に見ています。

 

「あの人と一緒にいると危ない…」

「自分まで巻き込まれるのは面倒だ…」

 

この様に思われると、

次第に距離を取られてしまいます。

 

もちろん金遣いが荒いことで、

一時的に周りに集まってくる人もいます。

 

ですが彼らは資金繰りが悪化した時には、

サーっと周りからいなくなってしまうのです。

 

慢性的なメンタル不調に悩まされる

お金の使い方は心の状態が大きく影響しています。

 

不安や怒りなどネガティブな感情に襲われ、

お金を使うことで発散させているケースは多いのです。

 

自分で自覚があるかどうかに関係なく、

金遣いが荒い社長ほどメンタル面の不調に悩まされています。

 

お金を使うことで一時的な発散ができても、

すぐに心が不安定になってしまうのです。

 

お金遣いが荒くなってしまう原因はメンタル

金遣いの荒さは、メンタル面と直結します。

 

先ほどもお伝えした様に、

ネガティブな感情に襲われるほど、

それを手放すためにお金を使ってしまうのです。

 

特に経営者であれば日々のプレッシャーに襲われ、

不安や恐れを抱く機会も増えます。

 

無理してポジティブ思考をしても、

心の中では感情が不安定になるので、

限界を迎えるとお金を使って発散するのです。

 

ただしお金を使ってもメンタルは安定せず、

再び同じ様に悩みに襲われます。

 

お金を使うことでストレスを解消しても、

ストレスの根本原因は解決していないのです。

 

マイナスとゼロを往復する様なもので、

いつまでもプラスへ進むことがありません。

 

自信のなさが根本原因です

私は相談に来られるお客様に対して、

自信のなさが悩みの根本原因だとお伝えしています。

 

お金遣いが荒くなってしまうのも、

自信のなさが背景にあります。

 

普段から自信を持って働いていても、

特定の場面や状況で自信がなくなる人もいます。

 

自信がなくなればプレッシャーに耐えきれず、

ついお金を使ってしまうのです。

 

自信のなさと向き合わなければ、

金遣いの荒さは改善されず、

悩みが形を変えて繰り返されてしまいます。

 

金遣いの荒さを改善する2つの方法

 

ここからは具体的に、

金遣いの荒さを改善する方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

お金の扱い方に変化が生まれます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

最初に取り組む方法は、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

金遣いが荒い経営者ほど、

普段から自分の気持ちを声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

つまり頭の中で考えるほど、

結果的に金遣いが荒くなってしまうのです。

 

自分で自分の気持ちを声に出すことで、

自分の気持ちを整えられる様になります。

 

不安やプレッシャーに襲われても、

自分で気持ちを落ち着けられる様になるのです。

 

その結果、やたらとお金を使うこともなくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

金遣いが荒い経営者ほど、

「どうしたいのか?」と問いかけていません。

 

もしお金を使ってしまいそうな場面が訪れたら、

「本当に使いたいのか?」と問いかけてください。

 

金遣いが荒くなっている時ほど、

使いたくてお金を使っていません。

 

「いや、冷静に考えれば必要ないな」と思う場面が増えるのです。

 

「どうしたいのか?」と問いかけることは、

金遣いの荒さを改善するために不可欠です。

 

大事なのは「習慣化」です

ここまで紹介した2つの方法を実践することで、

金遣いの荒さに悩むこともなくなります。

 

ですが大事なのは「習慣化」です。

 

一度や二度だけ実践しても、

金遣いの荒さが習慣になっているので、

元の自分に引き戻されてしまいます。

 

意識して何度も実践するからこそ、

新たな習慣として定着します。

 

私は経営者の方を対象として、

90日間プログラムを実施しています。

 

個別に状況を整理しながら、

一人一人完全オーダーメイドでプログラムを作成し現状を変えていきます。

 

また私は仕事の悩みを解決するために、

無料メール講座を実施したり著書を出版しています。

 

今このタイミングで現状を変えていきたい場合は、

合わせてチェックしてみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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