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部下との接し方がわからない!原因と改善策を徹底解説!





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

「部下との接し方がわからない」という相談は、

業種や立場を超えて多くの方から寄せられます。

 

世代の違いもあるでしょうが、

最近はリモートワークも多くなり、

直接顔を合わせず関わることも増えています。

 

コミュニケーションが上手な人は良いのですが、

そうでない人は部下との関わり方が一層難しく感じる様になっています。

 

また仕事ぶりが優秀な人でも、

部下との接し方に悩む人はいます。

 

むしろ優秀な人ほど、

部下との接し方に悩みやすい一面もあります。

 

今回は一般の見地とは異なる視点で、

部下との接し方がわからない心理背景や原因や改善法をお伝えします。




部下の接し方に悩む心理背景

 

「なぜ部下との接し方に悩むのか?」

ここでは心理背景を解説します。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

嫌がられたらどうしよう…

部下に嫌がられることを怖がり、

関わり方に悩んでいる人は多いです。

 

強い口調で伝え過ぎてしまえば、

部下から怖がられることもあるでしょう。

 

最近はハラスメントの意識も高まり、

何かあれば自分の立場も危うくなります。

 

部下にどう思われるのかを気にするほど、

当たり障りのない会話に終始する様になり、

どこか距離のある関係ができあがってしまいます。

 

リモートワークが増えた

コロナの影響もあって、

リモートワークが普及しています。

 

直接会話していた時は、

何かあっても雰囲気や仕草で気持ちを伝えることができました。

 

ですがリモートだと言葉や画像でしか伝えられず、

微妙な雰囲気や仕草を伝えることができません。

 

どうしてもコミュニケーションが淡々としたものになり、

相手に誤解を招きやすくなるのです。

 

リモートワークが増えたことで、

部下との接し方に悩んでいるという声は、

意外と多く寄せられています。

 

部下が悩んでいる

部下が悩みを抱えている場合、

上司がどう接して良いかわからなくなることがあります。

 

仕事でショックな出来事があったり、

プライベートを引きずっていたりと、

明らかに態度に出ている場合もあるでしょう。

 

あるいは日常的にコミュニケーションがとりにくい部下もいます。

 

「この部下、何か話しかけにくいな…」

「この部下、会話が通じないな…」

 

こうした気持ちを抱くほど、

接し方がわからなくなるのです。

 

すべての悩みの原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさであると解説しています。

 

部下との接し方がわからない原因も、

自信のなさなのです。

 

部下に自信のなさがあるケースや、

上司が自信のなさを感じているのです。

 

自信が持ち切れていないからこそ、

部下に接するときに迷いが生まれてしまいます。

 

あるいは部下の自信のなさの影響を受け、

こちらまで惑わされてしまうこともあるのです。

 

仕事において自信がなぜ大切なのか?

自信を持って働くことができれば、

その分だけ成果も生まれやすくなります。

 

堂々と自分の意見を伝えられたり、

周りに流されずに決断できたりと、

自信があれば売上アップや信頼構築に直結するのです。

 

一方で自分に自信が持てなければ、

その分だけ仕事で成果は出なくなります。

 

自分の意見を上手く伝えられなかったり、

周りの言動に流されやすくなったりと、

常に悩みやストレスを抱き続けるのです。

 

部下との接し方がわからなくなるのも、

自信が持てていないからこそ生まれるものです。

 

自信を持って働ける様になることが、

仕事のスピードを上げることはもちろん、

仕事で理想の成果を上げることにもつながります。

 

部下とどのように接すればいいのか?

ここからは部下との接し方の改善法をお伝えします。

 

一般的にもよく語られている方法で、

既に部下に実践を促したこともあるかもしれません。

 

その方法とは、「どうしたいのか?」を意識して関わること。

 

「自分はこうしたい」

「あなたはどうしたい?」

 

たとえばこの様に、

お互いに話す時に語尾を「したい」に統一するのです。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

自分の気持ちを素直に相手に伝えることができます。

 

かといって意見を押し付けてはおらず、

あくまで自分の考えを伝えているだけです。

 

部下からすれば、

上司の考えがストレートに聞け、

かつ自分の意見も求められれば応じてくれます。

 

部下と上手く関われない時ほど、

部下に気を使い過ぎてしまうか、

自分の意見を押し付けてしまうのです。

 

語尾を「したい」にして話しかけることは、

この両方を防ぐ上でも効果を発揮します。

 

関わり方を変えても根本が変わらない

「この方法を試したけど一向に変わらない!」

 

先ほどの方法を試しても上手くいかない声も、

私の所に多く届いています。

 

先ほどお伝えした方法は、

「部下の意見を聞く方法」とも言えます。

 

「どうしたい?」と聞くことで、

部下は自分の意見を求められているのです。

 

意見を言える部下は良いのですが、

「意見がわからない」と部下が感じれば、

それ以上の会話が続かなくなってしまいます。

 

本質は別のところにある

先ほどもお伝えした様に、

悩みの原因は自信のなさ。

部下との接し方がわからなくなる原因は自信のなさであり、

メンタル面に根本的な原因があるのです。

 

上司の側にも原因はありますが、

部下の側にもメンタル的な原因があるのです。

 

小手先の方法を試しても、

部下が自信が持てる様にならない限り、

現状は根本から解決しないのです。

 

そして非常に大事なことなのですが…

 

仕事を通して自信をつけさせようとしても、

本当の意味での自信はつかないのです。

「仕事」と「プライベート」という分け方は、

ここ1,2世紀の間で生まれました。

 

ですが人間の本能的な部分では、

仕事もプライベートも分けられず、自分の人生の時間としてひとまとめにされています。

 

接し方がわからないという課題がある場合、

プライベートでも似た様な課題を抱えているのです。

 

上司の目線で言えばプライベートでも、

相手との接し方がわからないでいることがあります。

 

一方で部下の目線に立てば、

プライベートでも「接し方がわからないな…」と周囲に思わせてしまっているのです。

 

つまり仕事だけの視点で解決しようとしても、

根本的に無理があるのです。

私はぬいぐるみ心理学において、

心を閉ざしてしまう悩みを解決する本質的な方法を体系化しました。

 

この方法を素直に実践することで、

仕事におけるあらゆる悩みが解決へと向かいます。

 

詳細は別の記事で特集していますので、合わせて読んでみてください。

 

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






部下との相性診断

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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