誰もが自信を持って働きながら、
本当に望む未来を実現する心理学

コラム

 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

部下がメンタル不調で泣く!原因と解決策まとめ




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

「部下がメンタルの不調で泣いてしまう」

 

「どう接すれば良いのかわからない」

 

業種や立場を超えて、

上司の方からよく寄せられる相談です。

 

泣いてしまう部下がいれば、

どんな声をかけて良いかわからないでしょう。

 

自分の関わり方によって、

さらにメンタルが悪化してしまう可能性もあります。

 

かといって現状を放置しては、

他の社員にも悪影響が及びます。

 

今回は独自の切り口で、

部下の心理背景や解決策をお伝えします。




なぜメンタル不調で泣くのか?

そもそも仕事で泣きたい人などいません。

 

涙が流れそうになっても、

必死でこらえているはずです。

 

ですが泣いてしまうのは、

心が限界を迎えているから。

 

何とか誤魔化そうとしても、

心は限界を迎えてしまうので、

涙となって溢れているのです。

 

メンタル不調の原因は、

具体的に3つが考えられます。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

周りの目を気にしている

上司や後輩、クライアントなど、

周りの目を気にしている部下は、

メンタル不調に陥りやすいです。

 

自分より先に周りを気にして、

気疲れやストレスを溜め込んでしまうのです。

 

その場を何とかやり過ごせても、

次第に苦しさが限界に達し、

涙を流してしまうことがあるのです。

 

自分の意見を言わなかったり、

周りに同調しがちな部下は、

この傾向が考えられます。

 

自分で自分を責めている

「全然仕事ができない…」

「自分のせいで…」

 

この様に自分を責めている部下は、

メンタルの不調が発生しやすいです。

 

自分を責めるほど、

ネガティブな気持ちになります。

 

次第に心が限界を迎え、

涙が流れてしまうのです。

 

やたら自分の責任だと背負い込む部下は、

この傾向が考えられます。

 

仕事量が多い

仕事量が多い部下は、

どこかで心身が限界を迎えてしまいます。

 

仕事ができる部下ほど、

仕事を任されるケースもあります。

 

いずれキャパオーバーになり、

潰れてしまうこともあります。

 

また仕事量の程度は、

個人にとって感じ方が異なります。

 

そこまで負担をかけていない様に見えても、

部下の中ではキャパオーバーな可能性もあります。

 

メンタル不調の原因は自信のなさ

私はお客様に対して、

仕事の悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

部下がメンタル不調で泣くのは、

部下の自信のなさが原因なのです。

 

自信のなさに直面した時に、

周りを気にしたり自分を責めてしまいます。

 

仕事量が多い状況も、

自信があれば周囲に相談したりと、

自分で現状を変えていけます。

 

自信のなさが限界でメンタル不調が発生し、

涙を流すまで悪化させてしまうのです。

 

部下を変えることはできない

ここで大事なポイントが、

部下を変えるのはできないこと。

 

部下を変えようと、

あの手この手で方法を試しても逆効果なのです。

 

冷静に考えてみれば、

相手を変えることはできません。

 

逆の立場になればわかりますが、

行動を制限されている様な感覚になるのです。

 

ただ部下を変えることはできずとも、

部下の変化を促すことはできます。

 

部下の変化を促すための関わり方こそ、

上司の方が意識するポイントです。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして部下の変化を促すためには、

「どうしたいのか?」と問いかけることです。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

・して欲しい

・してもらいたい

・するべきだ

・しなきゃいけない

 

こうした言葉が浮かびやすいのが、

メンタル不調の部下の特徴です。

 

これらの言葉は自分ではなく、

自分以外の誰かのことを先に考えています。

 

あるいは自分を主語にせず、

「どうしたらいいかわからない」と投げ出してしまうこともあります。

 

「どうしたいのか?」という問いかけを、

部下に促していくことこそ、

現状を好転させるポイントです。

 

部下が自分の意思を明確にし、

それを1つずつ実現することで、

メンタル不調は改善できます。

 

大事なのは「習慣化」です

ここまで紹介した方法を使えば、

現状を好転させることができます。

 

ですが大事なのは習慣化。

 

1日や2日実践しただけでは、

根本的な変化にはつながりません。

 

そもそもメンタル不調で泣いてしまう状況は、

部下が今までの仕事の日々で積み重ねられたもの。

 

自信のなさと向き合いながら、

この方法を繰り返し実践することで、

現状が好転します。

 

三日坊主という言葉がありますが、

三日坊主では部下が過去の自分に逆戻りしてしまいます。

私は本当に望む成果を出し続けるための秘訣を、

無料メール講座で解説しています。

 

仕事の悩みを解決し成果を出したい場合は、

こちらも登録し学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






部下との相性診断

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

関連記事

コラムカテゴリ