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完璧主義の部下の心理背景!5つの原因を徹底解説!





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

今回のテーマは業種を問わず、

多くの方から相談を受ける内容です。

 

「完璧主義の部下がいる」

「どう接して良いかわからない」

 

管理職や経営者など、

多くの人が抱く悩みの1つです。

 

完璧主義な部下と関わる中で、

ストレスを感じてしまうこともあります。

 

あるいは部下自身が潰れてしまい、

休職や退職に追い込まれてしまうこともあります。

 

そこで今回は一般の見地とは異なる視点で、

完璧主義の部下の心理背景を解説します。




完璧主義の部下の特徴

 

「なぜ完璧主義なのか?」

大きく2つの原因に分けられます。

 

どちらか1つに当てはまることもあれば、

両方に該当することもあります。

 

部下がどんなことを考えているのかを、

詳しく解説していきます。

 

失敗するのを過度に恐れている

「仕事でミスしたらどうしよう…」

「怒られたらどうしよう…」

「資料に誤字脱字があったらどうしよう…」

 

この様に失敗を恐れるほど、

完璧にやらなければと思いやすくなります。

 

ダブルチェックだけで止まらず、

何度もチェックする中で時間をかけ過ぎることもあります。

 

1つの仕事に時間がかかり過ぎ、

残業や土日出勤などにもつながります。

 

常に追い込まれている様なものなので、

部下自身も苦しんでいる状態です。

 

周りからの評価を気にしている

評価を気にするほど完璧主義の一面が出てきます。

 

「このままでは評価されない」

「自分の評価や立場に見合っていない」

 

この様に評価を気にすることで、

気づかぬうちに自分を追い込んでしまいます。

 

評価はあくまで他人が決めるものであり、

どれだけ完璧にやっても評価されるかはわかりません。

 

ですが周りからの評価を気にするほど、

完璧にやらなきゃと思い込んでしまうのです。

 

完璧主義の根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさであると解説しています。

 

完璧主義の原因も、自分の自信のなさなのです。

 

完璧にやらなければと追い込んでしまうのも、

部下の自信のなさが背景にあります。

 

自信がないから失敗を過度に恐れたり、

周りの評価が気になってしまうのです。

 

そしてここが重要なポイントなのですが

人間関係は自分と相手がいて成り立っています。

 

お互いが関わっていることなので、

どちらか片方にだけ原因があることはあり得ないのです。

 

完璧主義の部下がいる状況についても、

部下と上司のそれぞれに原因があります。

 

この点を自覚せず部下にばかり原因を求めても、

根本的には何も解決しません。

 

すべての悩みの原因は自信のなさであり、

自分の自信のなさが原因で完璧主義になってしまうこともあります。

 

「自分には具体的にどんな自信のなさがあるのか?」

 

3つ紹介します。

 

上司の仕事ぶりが頼りない

上司が頼りない姿を見せてしまうと、

部下が必要以上に背負い込んでしまいます。

 

「この上司は頼りない」

「だから自分が頑張らなきゃ」

 

責任感が強いとも言えますが、

完璧主義に拍車をかけてしまうのです。

 

結果として部下が潰れてしまうこともあり、

この状況は早く改善したい所です。

 

自分で自分を責めている

「何で仕事ができないんだ…」

「良い成果物が出せない…」

 

上司が自分を責めている様子は、

部下にも伝わっています。

 

「自分が頑張らなきゃ」と、

部下に思わせてしまいやすいのです。

 

「自分が悪いのでは?」と考えがちな人ほど、

自信のなさが周囲にも伝わってしまうのです。

 

部下のことも追い込んでしまい、

完璧主義な状況を作ってしまうのです。

 

上司も完璧主義

部下は上司の様子を見ています。

 

上司が完璧主義だと、

部下も影響を受けてしまいます。

 

「完璧にやらなければ」と思い込み、

基準を厳しくしてしまうのです。

 

完璧主義を続けていても、

上司も部下も苦しいだけなのです。

 

どうすれば現状を変えられるのか?

「自分自身に原因があるのでは?」

 

この意識を持つことは大切です。

 

どれだけ部下を変えようとしても、

自分が変わらなければ現状は変わりません。

 

「自分が変われば、結果として相手も変わる」

 

私が多くのお客様と関わる中で導き出した結論です。

 

相手を変えることはできませんし、

相手の行動をコントロールもできません。

 

ですが自分を変えることは、自分の意思でいくらでもできます。

 

自分が変われば自分の言動も変わるので、

それを受けた相手の反応も変わります。

だからこそ、まずは自分自身が変わりましょう。

 

悩みの原因である自信のなさと向き合い行動すれば、

部下が完璧主義になっている現状は変えられます。

 

私は自信のなさを克服し、

本当に望む成果を出し続けるための秘訣を、

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






部下との相性診断

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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