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新人教育がしんどい!ストレスを感じる原因と解決策まとめ





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

新人教育に対してストレスを感じている人は多いです。

 

特に初めて新人教育を任されたり、

想像以上に手のかかる新人だった場合は、

「もうしんどい!」と限界を迎えてしまうかもしれません。

 

今回は新人教育にストレスを感じる原因と、

今から現状を改善する方法を解説します。




新人教育にストレスを感じる4つの原因とは?

 

新人教育にストレスを感じるのは、

4つの原因が背景にあります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

順番に見ていきましょう。

 

自分の仕事で手一杯だから

新人教育をする上司の側が、

自分の仕事で手一杯なケースもあります。

 

タフな案件を任されていたり、

業務量が多いと感じていると、

新人教育にまで手が回らないのです。

 

それだけ仕事ができるからこそ、

新人教育担当になったとも言えます。

 

ただし新人教育もしながら、

自分の仕事もこなし続けるのは、

精神的にもしんどいのです。

 

同じことを何度も教えるから

一度で理解できる新人ばかりではありません。

 

同じことを何度も教える必要がある新人も、

一定数いるのです。

 

「前にも言ったのに…」

「わかりましたと返事したよね…」

 

同じことを繰り返し教えることに、

ストレスを感じる上司も多いのです。

 

仕事を覚えようとしているのかが気になり、

新人にイライラしてしまうこともあるでしょう。

 

新人が言うことを聞いてくれないから

自分の意見を主張してきたり、

指示した真逆のことをやり始めたり…

 

新人が言うことを聞いてくれない場合もあります。

これではストレスを感じるでしょう。

 

言われたことだけこなすのではなく、

自己主張をした方が良いと思っている新人もいます。

 

確かに自己主張は大事ですが、

まだ右も左もわからない状態なので、

まずは言われたことを覚える必要があります。

 

型あっての型破りなのに、

最初から型破りをしようとする新人ほど、

上司の言うことを聞かなくなるのです。

 

新人の言動について周囲から色々言われるから

実はこれに悩んでいる人は多いです。

 

同僚から新人教育について、

あれこれ言われるのがストレスに感じるのです。

 

「もっとこうした方がいい」

「ちゃんと教育して欲しい」

 

やたらと小言をこぼす同僚もいますし、

嫌味を言ってくる人もいるでしょう。

 

新人に直接言わずに、

新人教育担当に愚痴や指摘が飛んでくるのは、

精神的にもしんどいと思います。

 

新人教育にしんどさを感じる現状を放置すると…

新人教育がしんどい状況は、

放置しても良いことはありません。

 

何よりストレスが限界を迎えると、

自分自身に悪影響が出てしまうのです。

 

心身の健康を崩してしまったり、

仕事が嫌になるかもしれません。

 

実際に新人教育を担っていた上司が、

メンタルの不調になってしまった相談は、

私の元にも寄せられています。

 

また新人に問題がある場合は、

現状を放置しても職場全体に悪影響ですし、

周りからさらに小言をこぼされるでしょう。

 

今から現状を好転するために

とはいえ新人を変えることはできません。

 

これは人間関係すべてに言えますが、

相手を変えることはできないのです。

 

相手を変えようと思えば思うほど、

変わらない相手の姿にイライラし、

余計に現状が悪化するのです。

 

ただし自分が変わることは、

自分次第で今からできます。

 

人間関係は自分と相手がいて成り立つので、

自分の言動が変われば相手の反応も変わります。

 

新人を直接変えられなくても、

自分が変われば新人への振る舞いも変わるので、

結果的に新人に良い変化が起きることがあります。

 

サンドイッチパターンを実践

コミュニケーションの技術の1つに、

サンドイッチパターンというものがあります。

 

新人教育においても、

サンドイッチパターンを活用してみてください。

 

まず褒める

次に指摘する

最後に前向きな言葉で締める

 

この順番で新人に接することで、

新人も素直に聞く耳を持ちやすくなります。

 

いきなりダメ出しをしてしまうのは、

多くの上司がやりがちです。

 

これでは新人も落ち込んでしまいますし、

反発されるかもしれません。

 

サンドイッチの間にはさむ具のイメージで、

指摘を褒めたり前向きな言葉の間に行うのです。

 

「仕事が早くて良いね」

「丁寧にやってくれてありがたいよ」

「休む際は事前に報告をしてね」

「この調子で頑張っていこう」

「いつもありがとう」

 

たとえばこの様なイメージで会話することで、

新人も必要以上に落ち込まず指摘を受け止めてくれます。

 

褒める言葉が思い浮かばない時は、

日頃の感謝の気持ちを伝えることでも効果を実感できます。

 

サインドイッチパターンを意識することで、

新人が必要以上に落ち込み悩むこともなくなるので、

前向きな気持ちで仕事に取り組んでくれます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

私の著書の中でも解説していますが、

ストレスを感じる状況に今すぐ対策する方法は、

自分で自分の気持ちを声に出すことです。

 

ストレスを感じている時ほど、

声に出さず頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

新人教育がしんどいと感じる気持ちも、

声に出さずにいると一層つらくなるのです。

 

独り言で構いませんし、

ブツブツと思っていることを声に出してください。

 

声に出せば出すほど、

しんどい気持ちも楽になり、

心の中で整理できる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出すことが、

ストレスを手放すために非常に効果的です。

 

大事なのは「習慣化」です

ここまで紹介した2つの方法を実践すれば、

新人教育がしんどい状況は改善へと向かいます。

 

ただし大事なのは「習慣化」です。

 

一度や二度だけ実践しても、

根本的な変化につながりません。

 

何度も実践して習慣にするからこそ、

現状が好転し始めます。

 

私は現在、仕事の悩みを解決するための、

無料メール講座を実施していますので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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