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 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

話さない女性部下の3つの心理背景と現状を好転する方法




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

今回は経営者や管理職など、

主に上司の方からよくいただく相談です。

 

「無口な女性部下がいる」

 

「話さないのでどう接すればいいかわからない」

 

自分自身のことはもちろん、

仕事のこともあまり話さない女性部下は、

どう対応すればいいかわからなくなることもあります。

 

コミュニケーションが上手くとれないと、

仕事にも悪影響が出てしまいます。

 

そこで今回は独自の視点から、

話さない女性部下の心理背景を解説します。




なぜ話さないのか?

 

女性部下が話さないのは、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

周りの反応を気にしている

周りにどう思われるかを気にすると、

人は話さなくなります。

 

自分が話すことで、

周囲にマイナスな印象を与えるのを恐れているのです。

 

「変に思われたら…」

「仕事ができないと思われたら…」

 

こうした気持ちを抱くほど、

内向きな思考が出てしまうのです。

 

周りの目を気にしている部下ほど、

口数が少なくなってしまいます。

 

ストレスを抱えている

仕事でもプライベートでも、

ストレスを抱え込むほど、

誰もが口数が少なくなります。

 

ストレスを抱えている時に、

積極的に話そうとは思わないのです。

 

そして職場で話さないのは、

仕事でストレスを抱えている可能性が高いです。

 

仕事内容、同僚やお客様との関係など、

何かしら精神的な負荷を抱えています。

 

心を開いていない

上司に心を開いていなければ、

自分のことを話そうとは思いません。

 

「この人は信用できないから」

「何を言っても話にならないから」

 

この様な意識が女性部下にあれば、

口数は少なくなってしまいます。

 

他の人には話すのに自分だけ話さない場合は、

女性部下が心を開いていない可能性を疑ってみてください。

 

仕事の悩みの根本原因

私はお客様に対して、

仕事の悩みの根本原因は自信のなさだと解説しています。

 

自分のことを話さない根本原因も、

女性部下の自信のなさが原因です。

 

周りの反応を気にしてしまうのも、

女性部下の自信のなさです。

 

自信がないことで悩みを抱え、

仕事でストレスを感じやすくなります。

 

自分の言動が女性部下に影響を与えていることも

とはいえ一概に女性部下だけのせいにはできません。

 

人間関係は自分と相手がいて成り立つので、

女性部下が話さない現状についても、

自分と女性部下のそれぞれに原因があります。

 

この点に気づかないまま、

女性部下だけのせいにしても現状は変わりません。

 

「もし自分にも原因があるとしたら何だろうか?」

 

「もし自分にも仕事の自信のなさがあるとしたら何だろうか?」

 

この様に自分自身へ意識を向けることは大切です。

 

上司も周りの目を気にしている

たとえば上司も周りの目を気にしていれば、

部下にも悪影響を与えてしまいます。

 

同僚にどう見られるかを気にするほど、

良い自分を取り繕ってしまったり、

自分の気持ちを言わなくなります。

 

そんな上司の姿を、

部下はちゃんと見ています。

 

上司が周りを気にしているので、

部下も周りを気にする様になってしまうのです。

 

高圧的に接している

もし上司が高圧的な言動を取れば、

部下は心を閉ざしてしまいます。

 

部下の気持ちに寄り添わなかったり、

部下の意見に反論ばかりしていれば、

部下は何も話そうと思わないのです。

 

そして高圧的な言動を取る人ほど、

自分が高圧的だと自覚していません。

 

自覚がないまま女性部下に悪影響を与え、

信頼を失っていくのです。

 

変えられるのは自分だけ

ここまで解説をした様に、

女性部下が話さないのは自分と部下の双方に原因があります。

 

ですが女性部下を変えることはできません。

 

女性部下を変えようと思っても、

女性部下をコントロールできないのです。

 

ただし自分の言動であれば、

今から自分の意志で変えられます。

 

自分の言動が変われば、

それを受けた部下の言動も変わり、

結果的に関係が改善されます。

 

自分の変化に意識を向けた方が、

現状が圧倒的に早く変わるのです。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

自分が変わるためのポイントが、

「どうしたいのか?」と問いかけることです。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

上司が自分を主語に働けていないと、

部下との間に問題が起こりやすくなります。

 

同僚の反応を気にしている時ほど、

自分を主語にせず周りのことばかり考えます。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえば上記は自分を主語にせず、

周りを気にしている時に浮かぶ言葉です。

 

「どうしたいのか?」と自分に問いかけるのは、

女性部下との関係を改善する上で不可欠です。

 

感謝の気持ちを伝える

そして感謝の気持ちを伝えるのも、

女性部下との関係改善のポイントです。

 

感謝の気持ちを伝えられて、

嫌な気分になる人はいません。

 

話さない女性部下に対しても、

感謝を伝えることで心を開いてくれやすくなります。

 

関係が悪化している時ほど、

感謝の気持ちを伝えていないのです。

 

「いつもありがとう」でも良いのです。

 

実際に言葉にして伝えることで、

より良い関係を部下と築いていけます。

 

大事なのは「習慣化」です

ここまで紹介した2つの方法を使えば、

話さない女性部下に悩む現状は変えられます。

 

ですが大事なのは「習慣化」。

 

1日や2日実践しただけでは、

根本的な変化にはつながりません。

 

そもそも女性部下が話さなくなったのは、

今までの仕事の日々で積み重ねられたもの。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状が好転します。

 

三日坊主という言葉がありますが、

三日坊主では以前までの自分に逆戻りしてしまいます。

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






部下との相性診断

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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