メンタルが弱いと仕事が続かない！現状を好転する方法

こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

「メンタルが弱い…」

年齢や性別や役職を問わず、

こうした声はよく寄せられます。

落ち込むことが多かったり、

ネガティブ思考に悩まされてしまうのです。

結果として仕事が続かず、

転職を繰り返してしまうこともあります。

仕事でメンタルが弱い状況は、

一刻も早く抜け出す必要があります。

そこで今回は独自の切り口で、

メンタルが弱くなる原因や解決策をお伝えします。

メンタルが弱い原因

仕事でメンタルが弱いのは、

２つの原因があります。

いずれか１つに当てはまることもあれば、

両方に該当することもあります。

周りの目を気にしている

周りの目や評価を気にするほど、

メンタルは弱くなってしまいます。

「変に思われたら…」

「嫌われない様に…」

「怒られたらどうしよう…」

「上手く伝えられるか…」

こうした気持ちを抱く人ほど、

メンタルが弱くなってしまいます。

自分の気持ちを犠牲にして、

周りのことばかり考えているのです。

ただし周りのことを考えても、

本当の気持ちは相手にしかわかりません。

正解のわからない問題を解いている様なもので、

いつまでも悩み続けてしまうのです。

失敗を恐れている

「間違えたらどうしよう…」

「ミスをしたらどうしよう…」

この様に失敗を恐れるほど、

メンタルが弱くなります。

大事な場面から些細な決断まで、

失敗を恐れるほど心に負荷をかけてしまいます。

ネガティブな気持ちで充満し、

苦しさを抱えてしまうかもしれません。

行動に移すまでが遅くなったり、

精神的に参ってしまうのです。

仕事でメンタルが弱い根本原因

私はお客様に対して、

仕事の悩みの根本原因は自信のなさだと解説しています。

仕事でメンタルが弱いままなのも、

自分の自信のなさが原因です。

自信があれば失敗を恐れず、

周りの目や評価も気にせず、

自分らしく働くことができます。

ですが自信が持てないから、

周りの目や評価が気になり、

失敗を恐れてしまうのです。

結果としてメンタルが弱くなり、

仕事でストレスを抱え続けるのです。

メンタルが弱いまま働くとどうなるか？

メンタルが弱い状況を放置しても、

良いことは何もありません。

周囲から信頼されなかったり、

コミュニケーションが上手く取れないかもしれません。

「もっと強く言わないと伝わらないのか？」と、

勘違いをした相手が高圧的に接してくるかもしれません。

必要以上に気を張って過ごすので、

帰宅後にドッと疲れが出ることもあります。

休みの日も仕事のことを考え、

心が休まらない状況が生まれてしまうのです。

転職をしても現状は変わらない

「転職すれば良いのでは？」

この様に考え転職をすれば、

一時的にリフレッシュはできるでしょう。

ですが職場環境を変えても、

メンタルが弱い自分自身が変わらないと、

次第に同じ悩みに直面してしまいます。

転職をしてもメンタルは強くなりません。

むしろ同じ壁にぶつかれば、

再び転職を考え始めるかもしれません。

最終的には短期間に転職を繰り返し、

労働環境が悪化することもあるのです。

つまりメンタルが弱いままだと、

仕事が長続きしないのです。

生まれた時からメンタルが弱い人はいない

ですが冷静に考えてみれば、

生まれた時からメンタルが弱い人はいません。

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しい物は欲しいと主張していたのです。

それが大人になるにつれて、

自信が持てずメンタルが弱くなったのです。

生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についたものなので、

誰でも今から現状を変えられます。

現状を好転する方法

ここからは現状を好転する方法を、

独自の視点で解説します。

２つの方法を実践することで、

メンタルが弱い状況は変えられます。

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

メンタルが弱い人の多くが、

自分の気持ちを声に出せていません。

声に出さず、頭の中で考え込んでいます。

私たち人間の脳は頭で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する特性があります。

頭の中で考えるほど、

周りの目や評価が気になり、

失敗を恐れる様にもなります。

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を好転する第一歩です。

「どうしたいか？」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいか？」と問いかけます。

「どうしたいか？」の主語は自分自身。

メンタルが弱いと悩む人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

「するべきだ」

「しなければいけない」

「した方がいい」

たとえば上記の言葉は、

自分を主語にできておらず、

周りの目を気にしてる時に出てきます。

どれだけ相手のことを考えても、

相手の気持ちはわかりません。

正解のわからない問題を解いている様なもので、

いつまでも悩み続けてしまうのです。

あるいは「どうしたいか？」ではなく、

「どうしたらいいのか？」と考え、

答えが出ないで悩み続けているのです。

「どうしたいか？」という問いかけは、

メンタルを強くするために不可欠です。

大事なのは「習慣化」です

ここまで紹介した２つの方法で、

メンタルが弱い現状は変えられます。

ですが大事なのは「習慣化」

１日や２日だけ実践しても、

根本的な解決にはつながりません。

これまでの習慣の積み重ねの結果で、

仕事でメンタルが弱くなってしまいました。

これまでの習慣を断ち切り、

新たな習慣を定着させる必要があるのです。

私は自信のなさを克服し、

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました！

このコラムの執筆者

伊庭 和高（いば かずたか）

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった５秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』（2023年9月19日号）にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから！」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。