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自己保身に走る上司の心理と解決策2選!





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

今回のテーマについては、

部下と上司それぞれから相談が寄せられます。

 

上司が自己保身に走る姿を見ると、

部下の印象は次第に悪くなります。

 

上司なのに責任感がないな
そもそも人として信用できないな

 

部下の不満が積み重なっても、

良いことは何もありません。

 

そして実は自己保身をしてしまう上司も、

自身の振る舞いに悩んでいることが多いのです。

 

「自己保身が癖になっている」

「改善したいのに一向に改善できない」

 

こうした声を聞くことも多いです。

 

今回は一般の見地とは異なる独自の視点で、

自己保身に走る上司の心理背景を解説します。

 

その上でどうすれば現状を変えられるのかを紹介します。




なぜ自己保身に走るのか?

 

実は自己保身に走る人には共通点があります。

 

3つの共通点があるのですが、

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

周りの評価を気にしている

自己保身に走るのは、

「自分の評価を保身する」と言えます。

 

役職が上がれば上がるほど、

周りからの評価を気にして守りに入ってしまうのです。

 

評価が上がることよりも、

評価が下がらないことに重きを置いてしまいます。

 

また上司という立場があるので、

見栄を張ってしまう一面もあります。

 

見栄を張るには評価が高いことが必要なので、

結果的に評価を落とさない様に自己保身をしてしまうのです。

 

怒られるのが怖い

意外かもしれませんが、

怒られるのを怖がる人は保身に走ります。

 

怒られない様に意識するほど、

現状維持を続けようとします。

 

もし何かに挑戦して失敗すれば、

怒られるリスクが上がるのです。

 

「さらに上の役職者に怒られない様に…」

「同僚から怒られない様に…」

 

保身に走ってしまうのです。

 

ちなみに怒られるのを怖がる人は、

仕事だけに限定されません。

 

たとえば子供の頃から、

親や先生に怒られるのを怖がっていた可能性が高いです。

 

その意味では過去の課題を職場でも繰り返していると言えます。

 

他責思考

「部下が悪い」

「社長のせいだ」

「会社の方針に原因がある」

 

この様に原因を他者に求めるのを、

専門用語で「他責思考」と呼んでいます。

 

たとえ自分にも原因があっても、

誰かに責任をすり替えてしまうのです。

 

結果として自己保身に走る様になるのです。

 

役職が上がれば上がるほど、

他責思考にしても問題ない場面が増えます。

 

部下よりも立場が上なので、

誰かのせいにしても役職で握りつぶせてしまうのです。

 

自己保身を続けるとどうなるか?

 

自己保身を続けた先の末路は、

決して幸せなものではありません。

 

むしろ自分の首を絞める結果になるでしょう。

 

部下の信用を失う

自己保身を続ける上司のことを、

部下は信用できません。

 

あの人は何でも人のせいにするな
あの人は自分で決められない

 

結果として部下からの信用を失い、

仕事にも影響が出てしまいます。

 

一時的に自分を守ることはできても、

長い目で見て周囲の信用を失ってしまうので、

どこかで必ずしっぺ返しが飛んで来るでしょう。

 

実は会社にバレてます

しかも自己保身を続ける姿勢は、

会社にもバレています。

 

たとえば部下が噂をしていれば、

上層部の耳にも入ります。

 

あるいは自己保身の言動は、

上層部にも伝わります。

 

何回かは誤魔化せたとしても、

次第に化けの皮がはがれてしまうのです。

 

役職の降格を命じられたり、

閑職に追いやられたりと、

どこかで自身に跳ね返ってきます。

 

自己保身の原因

私はお客様に対して、

自己保身の原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

自分に自信が持てない時に、

自己保身に走ってしまうのです。

 

想像してみてください。

 

もし自分に自信があれば、

保身に走る必要などありません。

 

ですが自信が持てていないからこそ、

守りの姿勢に入ってしまうのです。

 

出世する前までは自信があったものの、

役職が上がるにつれ自信のなさに直面する人も意外と多いです。

 

仕事量が増えたり、

部下のマネジメントの責任が出たり、

自身の決裁権が生まれたりと、

自信が持てなくなる瞬間も出てくるのです。

 

先ほど紹介した3つの心理背景も、

自信が持てない時に生じるのです。

 

自己保身をやめる方法

 

自己保身を続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

実際私の元にも、自己保身をやめたい上司の方の相談は多いです。

 

そこで次に自己保身をやめる方法を2つ紹介します。

 

「全部自分のせい」という姿勢で報告する

自己保身をしてしまう人は、

もはや自己保身が癖になってしまいます。

 

心理学には「条件反射」という言葉があります。

 

パブロフの犬の実験でも有名ですが、

ある条件になると自動的に自己保身に走る様に習慣づいているのです。

 

「上層部に叱られたら保身に走る」

 

「会議で意見を求められたら保身に走る」

 

「部下へ指示する時に保身に走る」

 

この様な思考回路ができあがっているのです。

 

だからこそ、思考回路を変える必要があります。

 

自己保身に走る人は、

「自分のせいではない」と思い込もうとしています。

 

だからこそ自己保身ではなく、

自己責任の意識で振る舞ってください。

 

何かあれば、まず自分のせいだと思う様にしてください。

 

「私にも原因があります」と、

意識的に発する様にしてください。

 

この点を意識するだけで、自己保身の癖は改善できます。

 

自分の原因を振り返れるので、

落ち着いて物事に対処できます。

 

また自己保身に走らなくなるので、

周囲との関係も良好になります。

 

自己保身をやめることが評価につながると思い出す

そして自己保身に走る人が、

意外と見落としがちな点があります。

 

「自己保身は評価を落とすこと」

 

先ほどの心理背景で紹介した様に、

自分の評価を下げないために保身に走ります。

 

確かに短期的には評価が下がりませんが、

保身に走る姿は次第に周囲にバレます。

 

長期的には評価を下げてしまうので、

実は自己保身は評価を落とすのです。

 

そして自己保身をやめることで、

一時的には失敗して評価を落としても、

長期的に見れば評価が上がります。

 

部下からの信用も回復できますし、

仕事ぶりも評価されます。

 

大事なのは「習慣化」

ここまでお伝えした方法を実践することで、

自己保身に走る状況は変えられます。

 

そして何より大事なのが「習慣化」

 

一度だけ実践しても状況は変わりません。

 

先ほどもお伝えした様に、

自己保身は癖になっています。

 

今までの悪い習慣を改め、

自己保身をしない習慣に変えていく必要があります。

 

ただし多くの人が行動を習慣化できず悩んでいます。

 

先ほどお伝えした方法を実践しようと思っても、

気づけば以前までの習慣に戻ってしまうのです。

 

「人はその日に学んだことの7割を忘れる」

 

これは私たち人間の記憶のメカニズムで、

エビングハウスの忘却曲線で証明されています。

 

だからこそ忘れにくくするためにも、

毎日意識しながら実践する必要があります。

 

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






部下との相性診断

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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