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経営者同士の結婚で注意すべきこと【幸せな関係を築く方法】




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

今回の相談は業種や規模を問わず、

経営者の方から寄せられる相談の1つです。

 

「経営者同士で結婚をしたけど上手くいかない」

 

「何か気をつけることはないのか?」

 

経営者同士で結婚するケースは意外とあります。

 

同じ境遇だからこそ共感できることもあれば、

相手の仕事ぶりを尊敬できる部分もあるでしょう。

 

ですが経営者同士で結婚することで、

上手くいかず壁に直面するケースもあります。

 

最悪の場合は離婚にもつながりますので、

できる限り早期に対策をしたいところです。

 

今回は一般の見地とは異なる視点で、

経営者同士の結婚で注意すべきことを解説します。




何に注意すべきか?

 

経営者同士の結婚で注意すべきポイントは2つです。

 

この2つのポイント次第で、

結婚生活がどう転ぶかが決まると言ってもいいです。

 

現状を振り返る上で、

2つのポイントを意識してみてください。

 

価値観の違い

価値観の違いについては、

広く結婚生活で注意すべきポイントとして知られています。

 

ですが経営者同士の結婚であれば、

余計に注意が必要だと言えます。

 

そもそも経営者の場合は、

自分の価値観に沿った世界を作れてしまいます。

 

嫌なものを自分でなくせたり、

価値観に合う人とだけ関係を築いたりと、

自分の価値観に合わないものを除いていけるのです。

 

ですが家庭は違います。

 

お互いが対等な存在であって、

それぞれの価値観が尊重されるべきです。

 

また夫婦の価値観も常に同じではなく、

変化し続けることがあります。

 

「価値観が違って当たり前」

 

「自分の気持ちを大切にしつつ、相手を尊重すること」

 

この点が非常に重要だと言えます。

 

仕事の成果で張り合わない

経営者同士で結婚すると、

つい仕事の成果で張り合ってしまうことがあります。

 

自分で事業を行なっているわけなので、

それだけ仕事に想いを持っています。

 

売上や実績などを相手に必要以上に自慢すると、

かえって関係が悪くなるのです。

 

結婚生活においては、

仕事の成果は関係ありません。

 

夫婦としてお互いが支え合い、

手を取り合って生きていくのです。

 

この点を忘れて仕事を家庭に持ち込むと、

関係がギクシャクしてしまいます。

 

幸せな関係を築く方法

 

では経営者同士で結婚して、

どうやって幸せな関係を築いていけばいいのか?

 

大事なポイントを2つ紹介します。

 

自分の主張を押し付けない

まず1つ確かなのは、

自分の主張を押し付けないこと。

 

先ほど価値観について触れた様に、

お互いの価値観が違うことは普通にあります。

 

自分の意思を持つことは大切ですが、

相手に押し付けようとするほど関係は悪化します。

 

「自分は正しい」

「相手は間違っている」

 

この様な思考が生まれるほど、

夫婦なのにお互いが闘い始めてしまうのです。

 

自分の主張を伝えつつも、

相手の主張も尊重すること。

 

この姿勢を持ち続けることが、

円満な夫婦関係を築くヒケツです。

 

感謝の気持ちを伝える

感謝の気持ちを言われて嫌な気分になる人はいません。

 

そして最近の研究でも、

感謝はお互いの幸福感を高める効果があると判明しています。

 

どんな些細なことであっても、

感謝の気持ちを伝え続けることは、

幸せな関係を築く土台だと言えます。

 

ですが関係が深まるほど、

感謝の気持ちを忘れがちな人は多いです。

 

感謝の反対語は「当たり前」ですが、

してもらって当たり前だと思いやすくなるのです。

 

結果として関係がギクシャクし、

最悪の場合は別れにつながることもあります。

 

相手を変えても悩みは繰り返される

「もう離婚してやる」

「別の相手と付き合えば上手くいくだろう」

 

結婚して上手くいかなくない時に、

頭の中に浮かびがちな言葉です。

 

確かに別の相手とも結婚できますが、

たとえ相手を変えても同じ壁に直面してしまいます。

 

離婚を繰り返してしまったり、

夫婦関係の悩みを抱えてしまうのです。

 

人間関係は自分と相手がいて成り立つので、

どちらか片方だけに原因があることはあり得ません。

 

どちらにも必ず、振り返る点があるのです。

 

別の相手と結婚すればいいと思っているのは、

原因を相手にばかり求めている状態だと言えます。

 

これでは何も変化は生まれず、

むしろ同じ課題が繰り返されてしまいます。

 

自分が変われば関係も変わる

「もし自分にも原因があるとしたら何だろうか?」

 

この様に自分の原因を振り返ることが、

現状を好転させるヒケツです。

 

自分の原因を振り返らなければ、

夫婦関係の悩みは解決しません。

 

せっかく幸せな結婚生活を夢見ていたのに、

ストレスばかりが蓄積してしまうのです。

 

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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