「これぐらいで辞めるなんて根性無しと思われたくない」といって我慢し続けるのは危険！

こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

今回は業種や年齢を越えて、

さまざまな人から寄せられる相談です。

仕事で苦しい状況になって、

ふと退職が頭をよぎることがあります。

「いっそのこと辞めてしまおうか…」

「新たな職場に行った方がいいのでは…」

「いやでも、これくらい辞めるなんて…」

頭の中で相反する気持ち駆け巡り、

どうして良いかわからなくなることがあります。

「これぐらいで辞めるなんて、根性無しと思われたくない」

こうした気持ちが浮かぶこともありますが、

今回は独自の視点で心理背景を解説していきます。

自分で自分を責めている

「これくらいで辞めるなんていけない…」

もしこの様に思った時は、

自分で自分を責めている可能性が高いです。

「これくらいで辞めるなんて自分が情けない」

「もっと頑張っている人が他にいるのに…」

こうした気持ちが心の中にあるので、

無意識に自分を責めているのです。

自分を責めるほど、

ネガティブな気持ちは強まります。

どんどん苦しくなるだけですし、

仕事にも悪影響が及んでしまいます。

我慢をしたい人はいない

「これくらいで辞めるなんていけない…」

こうした気持ちが出ているのは、

自分の本心を我慢している状態だと言えます。

そもそも我慢をしたい人は誰もいません。

自分の気持ちを抑えている状態なので、

心に負荷をかけているのです。

無意識のうちに我慢が癖になってしまうので、

次第にストレスが蓄積してしまうのです。

周りに基準を押し付けるのは危険

そして管理職など上司の立場だと、

自分の基準を周りに押し付けることもあります。

「これくらいで辞めるなんていけない…」

もしこの様な思い込みがあれば、

周りにも同じ基準を当てはめてしまうのです。

「これくらいで弱音を吐くなんて…」

「これくらいで相談しに来るなんて…」

部下の気持ちに寄り添うことができず、

部下との関係がギクシャクしてしまうこともあります。

最悪の場合は部下が限界を迎え、

休職や退職へとつながってしまうこともあるのです。

仕事の悩みの根本原因は自信のなさ

私はお客様に対して、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだと解説しています。

「これぐらいで辞めるなんて、根性無しと思われたくない」

もしこうした気持ちが出てくるなら、

それは自分の自信のなさが原因です。

自信のなさに直面しているので、

自分自身を責めてしまったり我慢を続けてしまいます。

周りにどう思われるのかを気にして、

自分の本心にフタをしてしまうのです。

もし自信を持って働けていれば、

自分の気持ちを素直に受け止められます。

「何に悩んでいるのか？」を明確にする

「これぐらいで辞めるなんて…」

もし自信を持って働けていれば、

この気持ちの背景に何があるのかを掘り下げることができます。

「なぜそう思うのか？」

「自分は何に悩んでいるのか？」

強がって気持ちを誤魔化さず、

原因を深堀りできるのです。

だからこそ原因に気づいて対処し、

現状を好転させることができるのです。

現状を好転させるヒケツ

「これぐらいで辞めるなんて…」

この様な気持ちを抱き続けると、

いつか限界を迎えて爆発してしまいます。

突然のメンタル不調につながったり、

周囲に当たってしまったりと、

良いことは何１つないのです。

自信のなさと向き合い、

原因を深掘りすることで、

現状を好転させることができます。

私は本当に望む成果を出し続けるための秘訣を、

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました！

このコラムの執筆者

伊庭 和高（いば かずたか）

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった５秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』（2023年9月19日号）にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから！」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。