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在宅勤務が精神的に辛い!5つの原因と根本的な解決策





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

今回は在宅勤務時のメンタルケアについて解説していきます。

 

在宅勤務と精神的な不調に関する相談は、

私のもとにも数多く寄せられています。

 

本人から相談が寄せられることもあれば、

管理職などマネジメント層から相談が寄せられることもあります。

 

在宅勤務をする上では、

ストレスへの対応やメンタルケアが課題になります。

 

出社しないで一見すると楽に見えるものの、

実は今まで違った性質のストレスを感じやすいのです。

 

ストレスをため込み休職や退職につながったり、

メンタルの不調を起こしてしまうこともあります。

 

ですがテレワーク時のメンタルケアについては、

効果を実感できていないという声も一定数あります。

 

考えられる対応は行なってきたものの、

根本的な対策につながっていないと悩む声も多いのです。

 

在宅勤務時のメンタルヘルスについては、

私も研修や個別の相談を通してお伝えしてきました。

 

今回は在宅勤務を続けるとメンタルをやられる原因を掘り下げて解説します。




なぜ在宅勤務がメンタルをやられるのか?

 

在宅勤務でメンタルをやられてしまうのは、

大きく4つの原因に分けられます。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

周囲とコミュニケーションが取れない

出社していれば、些細なことでも周囲に相談できました。

 

ですが在宅勤務になったことで、

周囲に相談しにくい環境となりました。

 

メールやチャットやテレビ会議よりも、

顔を突き合わせて話す方が細かいニュアンスまで伝わります。

 

上手く糸が伝わらず消化不調になったり、

「それなら相談しなくて良い」と自分で抱え込んでしまうこともあります。

 

タイムマネジメントができない

出社をすることで、メリハリを持って仕事ができました。

 

出社と退社をすることで移動が伴うので、

強制的に時間を意識しながら働くことができていました。

 

ですが在宅勤務の場合は、

出社も退社もありません。

 

寝起きのままパソコンを起動したり、

就業時間を過ぎても仕事を続けたりと、

メリハリがつきにくいのです。

 

タイムマネジメントが上手くいかず、

仕事のストレスが増大して悩んでいる声は意外と多いのです。

 

仕事が覚えられない

特に新人や転職したばかりの社員の場合、

在宅勤務だと上手く仕事が覚えられないのです。

 

対面しての確認もできませんし、

在宅勤務だけですべての仕事が完結するわけではありません。

 

仕事に慣れることができず、

「このままで良いのだろうか…」と漠然とした不安を感じやすいのです。

 

結果として早期離職につながることもあり、

会社にとっても良いことはないのです。

 

仕事に集中できない

特に家庭を持っている社員の場合、

家事育児の影響をモロに受けてしまいます。

 

夫婦関係で今まで以上にストレスを感じたり、

子どもに対してもイライラしたりと、

在宅勤務が逆に仕事に集中できない環境を作ることもあるのです。

 

これでは仕事の生産性も下がってしまいます。

 

また家は基本的に休む場所ですので、

いざパソコンを起動して仕事モードに入ろうとしても、

なかなかスイッチが入らないのです。

 

ソファーがあればゴロンと寝てしまったりと、

日常の風景が目に入ることで集中力が奪われてしまうのです。

 

自分で自分のメンタルケアができる様になる

ここまでお伝えした様に、

在宅勤務時の仕事においてはメンタルケアが重要です。

 

つらい状況が続けばメンタル的な不調となって現れてしまいます。

 

そしてここで大事なのは、

「自分で自分のメンタルケアができる様になること」

 

私が研修や個別の相談で解説しているのは、

「自分で自分のメンタルケアができる様になる方法」です。

 

誰かに話を聞いてもらえれば、

一時的に気持ちもスッキリするでしょう。

 

ですが誰かと関わる機会も減っていますし、

自発的に相談をしない社員もいます。

 

また組織内でも、社員のメンタルケアに割ける時間に限りはあるでしょう。

 

それこそ上司との関係でストレスを抱えていれば、

そもそも相談しようと思えないのです。

 

自分で自分のメンタルケアができる様になれば、

ストレスをため込み続けずに関われる様になります。

 

モヤモヤした気持ちを自分で消化でき、

早く立て直すことができます。

 

悩みを自分の中で抱え込むことがなくなるので、

精神面で不調になるまで引きずらなくなります。

自分で自分のメンタルケアができれば、

在宅勤務時にもそれぞれ自発的にメンタルケアできるので、

上司に必要以上の負担がかかることもありません。

 

だからこそ研修時にメンタルケアの内容を盛り込むことが重要なのです。

 

企業向け研修では、

自分で自分のメンタルケアをするための3ステップを解説し、

ワークを通して理解を深めていきます。

 

もちろん具体的な内容については、

個々の状況やニーズに合わせてカスタマイズしています。

 

まずは無料で現状を相談いただけます。

 

「メンタルヘルスの内容を研修に盛り込むことを検討している」

 

「在宅勤務でもメンタルの不調にならない方法を探している」

 

こうした場合はお気軽にご相談いただけたらと思います。

 

過去の実績や具体的な内容などもお伝えしながら、

研修内容の骨格を一緒に作っていければと思います。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!





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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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