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 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

女性部下の元気がない!5つの心理背景を詳しく解説





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

「最近元気がない女性部下がいる」

「どうすれば良いのかわからない」

 

管理職や経営者など上司の方から、

こうした相談を受けることも多いです。

 

いつも元気がない人もいれば、

急に元気がなくなってしまう人もいます。

 

何か悩みを抱えているのか疑ってしまったりと、

こちらまで気を使ってしまいます。

 

今回は一般の見地とは異なる独自の視点で、

女性部下の元気がない理由を深掘りします。




元気がない理由

 

「なぜ元気がなくなってしまったのか?」

大きく5つの原因があります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

やる気がなくなった

仕事に対するモチベーションは、

態度にも反映されています。

 

仕事に燃え尽きてしまったり、

会社に愛想が尽きてしまった場合は、

やる気がなくなってしまうのです。

 

同僚への態度が素っ気なくなったり、

仕事へ消極的な姿勢が出てしまうのです。

 

入社時点でやる気がないのではなく、

どこかのタイミングでやる気がなくなった場合は、

何かしら本人の中でキッカケとなる出来事があったと言えます。

 

やる気がなければ元気もなくなりますし、

良い方向へ転ばないのは確かです。

 

ショックなことがあった

仕事で大きな失敗をしてしまったり、

上司や部下と衝突してしまった場合は、

態度にも影響を与えてしまいます。

 

ある日を境に、まったく元気がなくなることがあるのです。

 

ちなみにショックな出来事は、

何も仕事のことだけに限りません。

 

恋人との喧嘩や別れ、

家族喧嘩や子供との衝突など、

プライベートな出来事も仕事に影響を与えています。

 

「仕事は順調なのに元気がない…」

 

もしこの様に思われたならば、

プライベートで何かしらショックな出来事があったのかもしれません。

 

上司への不信感が募った

「この上司にはついていけない」

「何も言ってもわかってくれない」

 

この様に上司への不信感が募ることで、

元気がなくなってしまうことがあります。

 

突然元気がなくなったということは、

今までの不満が爆発している可能性があります。

 

周囲に愚痴をこぼしていることもあれば、

自分の中で溜め込んでいることもあります。

 

失敗するのを過度に恐れている

「仕事でミスしたらどうしよう…」

「怒られたらどうしよう…」

「資料に誤字脱字があったらどうしよう…」

 

この様に失敗を恐れるほど、

次第に元気がなくなってしまいます。

 

完璧にやろうと思えば1つの仕事に時間がかかり過ぎ、

残業や土日出勤などにつながることもあります。

 

あるいは失敗するのを恐れるあまり、

上手くいっていなくても「上手くいってる」と報告することもあります。

 

失敗を恐れるあまり、

表面的な仕事に終始してしまうので、

その分だけ取り繕って良い報告をしてしまうのです。

 

ある意味、周りにどう見られるかを気にして、

自分の気持ちを抑え込む様になるので、

元気なく見えてしまう状態です。

 

体調が悪い

ここまで4つの理由を紹介しましたが、

純粋に体調が悪いだけということもあります。

 

体調が悪くなれば元気もなくなります。

 

仕事への影響を最小限に食い止めるために、

普段より元気なく淡々と働いていることもあります。

 

一定周期で体調が悪くなることもあれば、

急に体調が悪くなることもあります。

 

この場合、時間が解決します。

 

元気のなさを気にかけつつ、

過度に心配をしないことも大切になります。

 

女性部下の元気がなくなった根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさであると解説しています。

 

女性部下の元気がなくなった原因も、

自分の自信のなさなのです。

 

やる気がなくなったり、

ショックを引きずったり、

失敗を引きずっているのも、

部下の自信のなさが背景にあるのです。

 

また上司への不信感についても、

それだけ自分の中で抱え込んでいたならば、

それは部下の自信のなさが原因です。

 

どんな人にも自信のなさはあります。

 

たとえ仕事ぶりが優秀な部下でも、

自信のなさがあるのです。

 

そしてここが重要なポイントなのですが

人間関係は自分と相手がいて成り立っています。

 

お互いが関わっていることなので、

どちらか片方にだけ原因があることはあり得ないのです。

 

部下の元気がなくなった状況についても、

部下と上司のそれぞれに原因があります。

 

この点を自覚せず部下にばかり原因を求めても、

根本的には何も解決しません。

 

すべての悩みの原因は自信のなさであり、

自分の自信のなさが原因で態度が急変してしまうこともあるのです。

 

「自分には具体的にどんな自信のなさがあるのか?」

 

3つ紹介します。

 

部下にどう思われるかを気にしている

「これを言ったらどう思われるのか…」

「反発されたらどうしよう…」

「部下の方が仕事ができるのでは…」

 

この様に部下の反応を気にしていると、

自分を抑えて関わる様になります。

 

上司が自分を抑えていると、

部下も自分を抑える様になります。

 

結果としてお互いに元気がない状態で働く様になるのです。

 

自分で自分を責めている

「何で仕事ができないんだ…」

「良い成果物が出せない…」

 

上司が自分を責めている様子は、

部下にも伝わっています。

 

どう接して良いか、部下はわからなくなってしまうのです。

 

「自分が悪いのでは?」と考えがちな人ほど、

自信のなさが周囲にも伝わってしまうのです。

 

高圧的に接している

部下にキツく当たったり…

必要以上に部下をいじったり…

部下を叱ることが増えたり…

 

高圧的に接してしまえば、

部下の元気もなくなってしまいます。

 

「反抗的な態度は許さない」という姿勢が、

部下のエネルギーを奪っているのです。

 

ここでポイントになるのは、

高圧的な言動を取る人の中には、

自分が高圧的な言動を取っている自覚がないこともあるのです。

 

「これが普通だ」

「全然高圧的ではない」

 

この様に思いながら振る舞うことで、

部下の元気がなくなってしまいます。

 

高圧的かどうかは、自分が決めるのではなく相手が感じることなのです。

 

関わり方を変えても心を開くわけではない

「自分自身に原因があるのでは?」

 

この意識を持つことは大切です。

 

どれだけ部下を変えようとしても、

自分が変わらなければ現状は変わりません。

 

「自分が変われば、結果として相手も変わる」

 

私が多くのお客様と関わる中で導き出した結論です。

 

相手を変えることはできませんし、

相手の行動をコントロールもできません。

 

ですが自分を変えることは、自分の意思でいくらでもできます。

 

自分が変われば自分の言動も変わるので、

それを受けた相手の反応も変わります。

 

部下にどう思われるか気にしなくなったり、

自分自身を責めなくなったりするのです。

 

だからこそ、まずは自分自身が変わりましょう。

 

悩みの原因である自信のなさと向き合い行動すれば、

部下の元気がなくなった現状は変えられます。

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ちなみに女性部下が元気がない様に、

部下との関わりに悩む上司が絶対知っておくべき心理背景も以下でまとめています。

◯:部下との関わりに悩む上司が絶対知っておくべき心理背景

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






部下との相性診断

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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