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 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

自分の非を認めない部下の2つの心理とは?接し方の対策





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

自分の非を認めようとしない部下の存在に、

頭を抱えている人は多いです。

 

話が前に進まずイライラもやもやしたり、

職場の雰囲気が悪くなるかもしれません。

 

自分の非を認めない部下を放置しても、

良いことは何もありません。

 

今回は部下の心理背景や原因、

そして接し方の対策を独自の視点からお伝えします。




部下が自分の非を認めないのはなぜ?

 

そもそも自分の非を認めない人には、

2つの心理背景があります。

 

どちらか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

勝ち負けや優劣を気にしているから

周りとの勝ち負けや優劣を気にするほど、

自分の非を認めない姿勢が生まれます。

 

「同僚に負けない様に…」

「自分の方が劣っているかも…」

「見下されない様にしないと…」

 

こうした意識が生まれて、

非を認めなくなるのです。

 

これはプライドが高い状態とも言えます。

 

勝ち負けや優劣を気にしているのは、

他人軸で生きている状態です。

 

常に周りのことを気にしているので、

ネガティブな気持ちを抱きやすいのです。

 

責任回避をしようとしている

自分の非を認めない部下は、

「自分は悪くない」と思っている状態です。

 

心理学では他責思考と呼ばれていますが、

自分以外の誰かや何かのせいにしているのです。

 

ですが一時的に責任回避しようと思っても、

自分に非があるのは周りに伝わっています。

 

口では責任回避しても、

周りからの信頼を失ったりと、

最終的な責任は自分自身に降りかかるのです。

 

部下の自信のなさが根本原因です

私は相談に来られる方に対して、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

自分の非を認めようとしないのも、

部下の自信のなさが背景にあるのです。

 

自信があれば自分の非を素直に認められます。

 

自分の非を素直に認めて、

改善に向けて行動に移せるのです。

 

自信がないから非を認めようとせず、

かえって状況を悪化させてしまうのです。

 

勝ち負けや優劣を気にしたり、

責任回避しようとするのも、

部下の自信のなさが原因なのです。

 

部下を変えることはできません

ここまで部下の心理背景を解説しましたが、

部下を変えることはできません。

 

これはすべての人間関係に共通していますが、

相手を変えることは不可能なのです。

 

非を認めない部下を変えようと思うほど、

期待した変化が見られないことにイライラし、

かえって状況が悪化するかもしれません。

 

ただし自分の言動を変えることは、

自分次第で今からできます。

 

自分が変われば部下への接し方が変わり、

それを受けた部下の反応も変わります。

 

非を認めようとしない部下に悩む状況は、

自分が変わることで早く好転するのです。

 

サンドイッチパターンを活用する

コミュニケーションの技術の1つに、

サンドイッチパターンというものがあります。

 

特に部下へ指導する場面では、

サンドイッチパターンを活用してみてください。

 

まず褒める

次に指導する

最後に前向きな言葉で締める

 

この順番で部下に接することで、

部下も素直に聞く耳を持ちやすくなります。

 

いきなりダメ出しをしてしまうのは、

多くの上司がやりがちです。

 

これでは部下も落ち込んでしまいますし、

反発されるかもしれません。

 

「上司は何もわかってくれない」と、

意固地になる部下も出てしまうのです。

 

サンドイッチの間にはさむ具のイメージで、

指導を褒めたり前向きな言葉の間に行うのです。

 

「仕事が早くて良いね」

「丁寧にやってくれてありがたいよ」

「これはマズいから改善していこう」

「まずは伝えたことを素直にやってね」

「この調子で頑張っていこう」

「いつもありがとう」

 

たとえばこの様なイメージで会話することで、

部下も話を聞いてくれます。

 

褒める言葉が思い浮かばない時は、

日頃の感謝の気持ちを伝えることでも効果を実感できます。

 

サインドイッチパターンを意識することで、

部下が次第に非を認める様になったり、

素直に話を聞いてくれる様になるのです。

 

大事なのは習慣化です

ここまで紹介したポイントを意識することで、

部下との接し方にも変化が生まれます。

 

非を認めない状況が改善し、

部下と信頼関係を築ける様になるのです。

 

ただし大事なのは「習慣化」です。

 

一度や二度だけ実践しても、

根本的な変化につながりません。

 

何度も実践して習慣にするからこそ、

普段から自然と部下への接し方に現れるのです。

 

私は現在、仕事の悩みを解決するための、

無料メール講座を実施していますので、

合わせて学んでみてください。

 

また著書を通して仕事の悩みを解決する方法を解説しているので、

こちらも合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!





部下との相性診断

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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