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コラム

 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

すぐ辞める人の末路は3つ!原因と現状を好転する方法とは?





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

短期間ですぐ仕事を辞める人は意外といますし、

当事者である本人が悩んでいることも多いです。

 

もちろん残された会社の同僚も悩むでしょうが、

本当はすぐ辞めたいと思っていないのに、

結果的にすぐ辞めることになってしまう人もいるのです。

 

これから詳しく説明しますが、

仕事をすぐ辞めても良いことはありません。

 

「すぐ辞める状況を繰り返したくない」

「すぐ辞めてしまう原因を知りたい」

 

今回は独自の視点から、

すぐ辞める人の原因と解決策をお伝えします。




すぐ辞める人の末路

 

すぐ辞める人の末路は3つであり、

どれも幸せな未来ではありません。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

すぐ辞めるのが癖になる=仕事が続かない

 

一度すぐ辞めてしまうと、

それが癖になってしまう人は意外と多いです。

 

以前ほど強い傾向ではないものの、

特に新卒で入社した場合、

最初の会社を辞める心理的ハードルは高めです。

 

すぐに辞めてしまえば、

辞めることへのハードルも低くなるので、

何かあると退職を選択しがちになります。

 

結果的に仕事が続かなくなり、

生活が苦しくなったり悪影響が及びます。

 

就職条件が悪くなる

企業も職歴は重視します。

短期間で辞めている応募者がいれば、

それだけで引っかかってしまうでしょう。

 

しかも一度だけでなく、

複数回もすぐ辞めてしまえば、

それだけ企業の印象も悪くなります。

 

「どうせ採用しても短期間で辞めるのでは?」と思われるのです。

 

結果的に理想の職場に転職できず、

待遇面や福利厚生などが悪い企業しか残らなくなるのです。

 

いつまでもスキルや経験が身に付かない

すぐ辞めてしまえば、

仕事のスキルや経験は身につきません。

 

誰でもできる仕事しか担当していなかったり、

仕事を覚え始めた段階で辞めてしまうのです。

 

これではどれだけ年齢を重ねても、

スキルや経験のアピールポイントがない状態です。

 

今後の転職にも不利ですし、

決して良いことはないのです。

 

すぐ辞めてしまう原因

私は相談に来られたお客様に対して、

仕事の悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

仕事をすぐ辞めてしまうのも、

自分の自信のなさが背景にあります。

 

もちろん職場にも原因はあるでしょうが、

職場のせいだけにしていても、現状は変わりません。

 

私は決してすぐ辞めるのを否定するつもりはないですし、

退職は1つの権利なので辞めたい時は辞めればいいです。

 

ただしすぐ辞めるのを繰り返せば、

長い目で見てデメリットしかないです。

 

すぐ辞めるのを繰り返していれば、

職場ではなく自分に原因があることが多いのです。

 

「具体的に自分にはどんな原因があるのか?」

代表例を3つ紹介します。

 

他責思考

「自分は悪くない」

「上司や職場のせいだ」

 

この様に自分以外の誰かのせいにするのを、

他責思考と言います。

 

仕事をすぐ辞める人は他責思考が強いのです。

 

周りに原因を求めるから、

職場を変えることで現状を好転しようとするのです。

 

確かに職場にも原因はありますが、

すぐ辞めるのを繰り返しているならば、

自分自身にも原因があります。

 

自分の原因を振り返らず、

周りにばかり原因を求めても、

状況はいつまでも好転しないのです。

 

人間関係の悩みを繰り返している

「私たち人間の悩みのほとんどは、人間関係によるものだ」

 

これは『嫌われる勇気』でも有名な、

心理学者のアドラーが残した言葉です。

 

「周りの反応や評価が気になる…」

「怒られない様にしなければ…」

「気を使いすぎて疲れた…」

 

この様に人間関係の悩みを抱く人ほど、

すぐ辞めやすいと言えます。

 

職場を変えることで、人間関係をリセットしようと考えるのです。

 

ただし人間関係をリセットしても、

自分の自信のなさと向き合わなければ、

新たな職場でも同じ様な人間関係の悩みを抱きます。

 

これでは根本的な解決につながらないのです。

 

自分を責めがち

何かあると自分を責めがちな人は、

退職を決断しやすいです。

 

周りのせいにするのではなく、

何でも自分で抱え込んでしまうのです。

ネガティブ思考でいっぱいになり、

心が苦しくなってしまうでしょう。

 

もちろん自分にも原因はありますが、

自分で背追い込むほど息苦しくなり、

限界を迎えると仕事へ行けなくなるのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

結局のところ、悩みは環境を変えても繰り返されます。

 

辞めることで職場を変えても、

自分自身が変わらないと新たな職場で同じ悩みに直面するのです。

 

しかも辞め癖がつくほど、

結果的に待遇も悪くなりますし、

幸せな未来は待っていないのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

これから紹介する2つの方法を実践し、

まず自分が変わることへ意識を向けていきましょう。

 

現状を好転する2つの方法

 

ここからは具体的に、

現状を好転する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

すぐ辞めてしまう状況を好転できる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

すぐ辞めてしまう人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

一人で抱え込んでしまうのは、

決まって頭の中で考えている時です。

 

頭の中でぐるぐる考えるほど、

周りの目が気になったり、

ネガティブ思考も強まります。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ブツブツと自分の気持ちを実況中継する感覚で、

声に出すことを意識していきましょう。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

すぐ辞めてしまう人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

誰かのことを考えても、

相手の気持ちはわかりません。

 

正解がわからない問題を解いている様に、

いつまでも結論が出ないのです。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちなのも、

すぐ辞めてしまう人の特徴です。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

ストレスフリーで仕事をするために不可欠なのです。

すぐ辞める状況が続いても、

幸せな未来は待っていません。

 

気づいた瞬間に立ち止まり、

現状を変えるために向き合い始める必要があります。

 

自信のなさと向き合うことで、

今の職場でも上手くやっていけるし、

別の職場でも上手くやっていけたりと、

どの選択をしても上手くやっていける様になるのです。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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