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仕事が早い人と遅い人の違いは5つの習慣にあった!




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

仕事が早い人になりたいとは、

誰しも一度は思ったことがあるでしょう。

 

仕事が遅いと周囲に迷惑をかけたり、

仕事の時間が伸びてしまったりと、

良いことはありません。

 

ただし仕事が早いのは才能ではなく、

意識すれば誰でも改善できることなのです。

 

今回は仕事が早い人と遅い人の違いを解説し、

今すぐ改善できるポイントをお伝えします。




仕事が早い人と遅い人の違いは5つ!

 

これから紹介する5つの習慣が、

仕事が早い人と遅い人の間にある決定的な違いです。

 

ただしこれらは今から意識すれば、

誰でも実践できることです。

 

5つ全部を実践できれば理想ですが、

まずは1つやってみてください。

 

1、頭の中で考えずに声に出す

仕事が早い人は普段から、

頭の中の考えを声に出しています。

 

誰かに話すというよりも、

独り言をブツブツとつぶやくのです。

 

たとえばパソコンに向かいながら、

「何を書こうかな…」という具合に声に出します。

 

声に出せば出すほど気持ちが整理されるのが、

私たちの脳の習性です。

 

一方で頭の中で考えるほど、

ネガティブな気持ちが強まる習性もあります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の、

9割がネガティブな内容だと言われています。

 

頭の中で思考を巡らす人ほど、

仕事も遅くなる傾向があるのです。

 

2、自分がしたいことを問いかける

「何がしたい?」

「どの様に提案したい?」

「質問したいことは何だろう?」

 

この様に仕事が早い人は、

自分を主語に問いかけています。

 

語尾を「〜したい」の形で問いかけながら、

仕事を進めているのです。

 

一方で仕事が遅い人は、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを気にしているのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければ」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

相手のことを先に考えています。

 

どれだけ相手のことを考えても、

相手の考えはわかりません。

 

正解がわからない問題を解いている様に、

一向に結論が出ず時間ばかり過ぎてしまうのです。

 

ですが自分の気持ちは自分次第で、

いつでも気づけます。

 

「どうしたい?」という問いかけを、

仕事が早い人は無意識に使っています。

 

3、前日中に翌日の行動を書き出している

「明日は何をしようか?」

「どんなスケジュールで働こうか?」

 

この様に仕事が早い人ほど、

前日中に翌日の行動を考えています。

 

仕事が終わる前に5分時間をとったり、

スキマ時間に翌日のスケジュールを考えるのです。

 

事前にスケジュールを決めておけば、

スムーズに仕事に取り掛かれます。

 

一方で仕事が遅い人は、

当日になってスケジュールを考えます。

 

急な仕事の案件が舞い込めば、

それを優先してしまうこともあるのです。

 

結果的に仕事を進めることはできても、

優先順位が上手くつけられないので、

仕事が遅くなってしまいます。

 

4、時間を区切って仕事をしている

時間がたっぷりあれば良いわけではありません。

短時間でもハイパフォーマンスを発揮できるのです。

 

仕事ができる人は必ず、

時間を区切って働きます。

 

「今から取り組む仕事は30分以内で片付けよう」

 

「どれだけ時間がかかっても1時間で区切ろう」

 

人は締め切りを決めることで、

締め切りを守ろうと行動します。

 

これは締め切り効果と呼ばれていますが、

時間を区切ることで締め切りを決めるのです。

 

もし時間を区切らなければ、

いつまでもダラダラと仕事をしてしまいます。

 

スマホのタイマー機能を使ったりと、

タイムマネジメントの意識があるかどうかは、

仕事のスピードを左右します。

 

5、過去を引きずらず切り替え上手である

「ミスをしてしまった…」

「上手く伝えられなかった…」

 

仕事で壁に直面することは、

誰しもあるでしょう。

 

ですが仕事が早い人は、

気持ちの切り替えも早いです。

 

「なぜミスをしたのだろう?」

「次はどうしたい?」

 

この様に原因を振り返りながら、

自分を主語に問いかけ今後の行動へ活かせます。

 

ですが仕事が遅い人ほど、

過去をいつまでも引きずります。

 

声に出さず頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大してしまうので、

気持ちの切り替えも遅くなります。

 

また「私はどうすればよかったのか?」と考えるのも、

気持ちの切り替えを遅らせます。

 

「どうしたい?」ではなく「どうすればいい?」は、

答えを誰かに求めてしまうので、

結論が出るのを長引かせるだけです。

 

いくつ当てはまりましたか?

仕事が早い人と遅い人の違いについて、

5つの習慣をお伝えしました。

 

5つ全部できれば理想ですが、

1つでも意識できれば変化が生まれます。

 

仕事が早いことのデメリットは、

何1つありません。

 

ですが仕事が遅いことのデメリットは、

数えきれないほどあります。

 

仕事が早いのは才能ではなく、

意識すれば誰でも改善できることです。

 

5つの習慣を見つめ直し、

日々意識して実践してみてください。

 

また私は仕事の悩みを解決する上で、

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仕事で悩みに直面する根本原因など、

独自の心理学理論を用いて解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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