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コラム

 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

管理職として自信喪失してしまう3つのタイミングと心理背景




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

「管理職として自信を喪失してしまった」

 

こうした相談は業種を問わず、

私のもとに多く寄せられています。

 

今までとは立場が変わったり、

プレッシャーを過度に感じることで、

急に自信を失ってしまうこともあります。

 

これまで仕事ぶりが優秀だった人でも、

管理職になったことを機に自信を失ってしまうこともあるのです。

 

「どうして自信喪失してしまったのか?」

「このままだとどうなってしまうのか?」

「いっそのこと転職や降格した方が良いのでは?」

「何とかしたいけどできない…」

 

今回は一般の見地とは異なる独自の視点から、

管理職になって自信喪失してしまう原因を特集します。

 

管理職になって自信喪失しやすい3つの時期

 

管理職として自信を喪失しやすい時期があります。

 

多くの場合、3つの時期のいずれかに、

自信を失うきっかけが生まれているのです。

 

昇進して1ヶ月の間

いざ管理職に昇進して1ヶ月で、

管理職としての現実に直面し自信喪失する人は多いです。

 

こんなに大変なのか…
自分には力不足では…

 

周りの目もこれまでと変わったり、

今までと仕事の質が変わったりと、

環境の変化も合わさって一気にストレスが蓄積されます。

 

今まで積み重ねてきた実績は何の役にも立たないのか…
これから一体どうすればいいのか…

 

こうした気持ちが一気に襲ってくる時期とも言えます。

 

昇進して半年以内

最初の1ヶ月を乗り切れても、

じわじわと負荷が蓄積してしまい、

半年のタイミングで耐えきれなくなることも多いです。

 

会社にもよりますが、

年度中間の自己評価のタイミングでもあります。

 

いざ半年の働きぶりを振り返る中で、

「全然できてないじゃん…」と気落ちしやすいのです。

 

昇進して2年目

どんな仕事でも、最初の1年は流れに慣れるので手一杯です。

 

2年目に入れば流れもわかりますし、

「わからない」が通用しなくなります。

 

1年目にできなかった理由も通用しなくなり、

本格的に自信を喪失しやすいのです。

 

管理職が自信を失う2パターン

管理職が自信を失う時期を紹介しましたが、

自信の失い方は2つのパターンに分かれます。

 

まず1つが、「もともと自信がなかった」パターン。

 

管理職になって自信喪失したのではなく、

管理職になる前から自信がなかったのです。

 

たとえ仕事で自信が持てなくても、

周囲から評価をされることはあります。

 

自己評価と他者評価の相違があり、

管理職になっても自信が持てなくなってしまうのです。

 

そして2つ目のパターンが、

元々あった自信がなくなったこと。

 

自信を持って働いていたのに、

管理職になったことで壁に直面してしまうのです。

 

具体的な理由は次に解説しますが、

管理職として働けば働くほど、

自信を失ってしまうのです。




なぜ管理職が自信喪失するのか?

 

管理職が自信を喪失するのは、

大きく4つの原因があります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

今までと求められる成果が違う

管理職になれば今までとは求められる成果が変わります。

 

部下のマネジメントをしたり、

他部署や幹部役員との調整役も入って来るでしょう。

 

さまざまなプロジェクトに対し、

最終的な責任者にもなりますし、

自分の決裁で仕事が進むことも増えます。

 

仕事の内容も変わりますし、

関わる相手やコミュニケーションの質も変わります。

 

今までの能力が通用しないと感じて、

自信を失ってしまうことが多いのです。

 

管理職としてのあるべき姿に到達できていないと感じる

「管理職だから部下より仕事ができないといけない」

「管理職だから周囲の期待に応えなければならない」

「管理職だから部下の悩みを全て聞かないといけない」

 

この様に「管理職とはこうあるべき」が自分の中にあると、

理想と現実のギャップに苦しみ自信喪失してしまうことがあります。

 

たとえ管理職になったとしても、

得意不得意はあるでしょう。

 

部下の方が得意な仕事もあるものの、

管理職という立場を気にしてしまうと、

部下より劣っている部分があると自信を失ってしまいます。

 

また周囲の期待に応えようと思えば思うほど、

できていない点ばかり目につく様になります。

 

自分が掲げる理想像、

あるいは周囲から示された理想像に比べて、

全然自分はできていない…と責めがちになります。

 

いずれにせよ自分の中で抱え込み、

マイナス思考でいっぱいになってしまうのです。

 

部下にどう思われているか気になる

管理職になれば以前よりも、

部下とのコミュニケーションは増えます。

 

できる限り平等に接しようとしたり、

部下の悩みを聞く機会も増えるでしょう。

 

「自分は信頼されていないのでは?」

 

「部下から不満の声が上がっているかも…」

 

この様に部下の反応が気になるほど、

仕事に集中できなくなります。

 

全員から好かれる人はいませんが、

部下の信用を失うほど仕事にも影響が出てしまいます。

 

責任回避ができない

管理職になる前までは、

最終的な責任は管理職が取ってくれました。

 

自分のせいだと思わず、

責任を回避することもできたのです。

 

ですが管理職になれば、

どんな仕事も最終的な責任を負うことになります。

 

部下のせいにしようと思っても、

対外的には管理職の責任になるのです。

 

今まで上手くやりくりしてきた人や、

責任を回避してきた人は、

管理職になった途端に壁に直面してしまうのです。

 

このまま現状を放置するとどうなるか?

 

自信を失った現状を放置しても、

良いことが起こらないのは確かです。

 

具体的にどんな状況が生まれるのか、

大きく3つの展開を解説します。

 

部下との間で問題が起こる

部下から信用されなくなったり、

部下への指示が曖昧になったりと、

自信を失うほど部下との間で問題が発生します。

 

平社員時代は1人で背負い込めても、

管理職になればそうはいきません。

 

周囲の部下にも影響を与えますし、

部下の仕事の進み具合にも影響を与えてしまいます。

 

自信を失うほど、

部下との問題も発生するので、

負のスパイラルに陥るのです。

 

自身の仕事に悪影響が出る

何より自信を失えば、

自分の仕事に悪影響が出ます。

 

ミスが増えたり精度が落ちたり、

1つの仕事に時間をかけ過ぎてしまいます。

 

ネガティブなことばかり頭をよぎり、

目の前の仕事に集中できないこともあります。

 

気づけば残業や休日出勤が増えたり、

負のスパイラルにハマってしまいます。

 

メンタルをやられて休職する

自信喪失した状態のままだと、

メンタルにも影響が出てしまいます。

 

最悪の場合は休職にもつながり、

キャリアにも影響を与えてしまいます。

 

管理職のメンタル不調については、

私の元にもよく相談が寄せられます。

 

それまで問題なく働いていた人でも、

管理職になったことで自信を失い、

休職や離職に追い込まれることがあります。

 

「自分だから大丈夫」とは言えず、

自信を失った状態はメンタル不調にもつながるのです。

 

異動・降格・転職では根本的に変わらない

管理職には向いてないのでは?
管理職として力不足なのでは?
管理職として失格なのでは?

 

自信喪失してしまった時に、

頭の中に浮かびやすい言葉です。

 

管理職の降格を願い出たり、

思い切って転職すれば、

一時的には楽になるでしょう。

 

ですが悩みに正面から向き合わないと、

形を変えて似た様な悩みが繰り返されてしまうのです。

 

管理職になったことで表面化された悩みは、

環境を変えてもついて回るのです。

 

「転職先でも似た様な悩みを抱いている」

「異動したのに自信喪失したままだ」

 

こうした声も私のもとに寄せられています。

 

また環境を変えたとしても、

一度失った自信は戻りません。

 

ショックや後悔を引きずったりと、

仕事に悪影響を及ぼしてしまうのです。

 

「また上手くいかないのでは…」と思うと、

新たな環境でも同じ問題を引き起こしてしまいます。

 

本を読むだけでは変わらない理由

それでも何とか現状を変えようとして、

本を読んだり情報収集する人は多いです。

 

ただし多くの方の相談を聞くと、

本や情報収集で自信を取り戻した人はほぼいません。

 

一時的な気休めにはなっても、

次第に自信を喪失した自分に戻ってしまうのです。

 

本を読んだり情報収集したりと、

小手先のスキルやテクニックの問題ではなくなっています。

 

既に自信を失っているので、

メンタル面に向き合う必要があります。

 

この点を忘れて対処療法的に取り組んでも、

同じ悩みを繰り返し続けてしまうのです。

 

自信を取り戻すために最初にやること

自信を取り戻すために最初になることは、

現状の整理と分析です。

 

「なぜ自信を喪失してしまったのか?」

 

「いつから自信を失い始めたのか?」

 

「具体的にどんな場面で自信がないのか?」

 

1つずつ、現状を丁寧に見ていく必要があります。

 

単に「自信を喪失した…」と悩むだけでは、

解決策も思い浮かびません。

 

漠然と悩んでいる状態なので、

解決策も漠然としたものになってしまうのです。

 

まずは現状を整理・分析し、

その上でどんな対策を取る必要があるかは、

個々の状況によって変わります。

また自信を失った現状を変えるには、

自信を持って働く習慣を作る必要があります。

 

1日で劇的に現状は変わりません。

 

「人はその日に学んだことの7割を忘れる」

 

これは私たち人間の記憶のメカニズムで、

エビングハウスの忘却曲線で証明されています。

 

だからこそ理解を定着させるためにも、

毎日意識しながら実践する必要があります。

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






部下との相性診断

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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