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 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

思考停止症候群の原因と改善方法まとめ




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

「仕事で思考停止をしてしまった…」

 

年齢や性別や役職を問わず、

こうした声は私の元によく寄せられます。

 

物事を考えたり判断するのをやめてしまう状態が、

思考停止症候群です。

 

意識的にやっていることもあれば、

気づけば思考停止状態になっていることもあります。

 

やる気も上がらず、

ネガティブ思考ばかり浮かび、

パニックを起こすこともあるのです。

 

仕事の生産性も下がり、

良いことは何もないのです。

 

そこで今回は独自の視点から、

仕事で思考停止症候群を引き起こしてしまう原因と改善法を解説します。




思考停止症候群の原因

 

思考停止症候群になってしまうのは、

大きく4つの原因があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

仕事を断れない

仕事を断れなければ、

次から次へと仕事が増えます。

 

結果として限界を迎えた時に、

キャパオーバーになってしまいます。

 

仕事ができるから集まってくることもあれば、

自分のキャパ以上の仕事を引き受けてしまうこともあります。

 

断っても別の人に割り当てられるだけなので、

組織的に大きな問題は起こりません。

 

それなのに断れず引き受け続けると、

どこかで頭の中がパンクしてしまいます。

 

相手の反応を気にしている

「仕事をしていないと思われたら…」

「怒られたら…」

「指摘を受けたら…」

 

この様に相手の反応を気にするほど、

自分で自分を追い込んでしまいます。

 

どれだけ相手の反応を考えても、

相手の気持ちは相手次第です。

 

正解のわからない問題を解いている様なもので、

いつまでも結論は出ないのです。

 

それなのに相手の反応を気にしていると、

考え過ぎていっぱいいっぱいになってしまいます。

 

結果的に思考停止状態になり、

何もできなくなってしまいます。

 

失敗するのを恐れている

「ミスをしたらどうしよう…」

 

この様に失敗を恐れるほど、

仕事がなかなか進みません。

 

失敗を恐れるほど、

ネガティブな気持ちが増大します。

 

行動に移すことができず、

思考停止してしまうのです。

 

また周囲から指摘を受けたり怒られた時も、

「失敗した…」と思い込みやすいです。

 

失敗したと思えば思うほど、

パニックになり思考停止してしまいます。

 

頭の中で考え続けている

頭の中で考える癖がある人も、

思考停止症候群になりやすいです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる特性があります。

 

断れなくなったり、

相手の反応を気にしたり、

失敗を恐れてしまうのも、

頭の中で考えを巡らせています。

 

つまり頭の中で考えるほど、

ストレスを自分でかけてしまい、

思考停止状態になってしまいます。

 

仕事の悩みの根本原因

私はお客様に対して、

仕事の悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

思考停止症候群になってしまうのも、

自分の自信のなさが根本的な原因です。

 

自信を持って働いていれば、

そもそも思考停止症候群になりません。

 

断りたい時に断れたり、

失敗を恐れることもなく、

相手の反応を気にせず働けています。

 

自信のなさに直面している時ほど、

仕事が上手くいかず壁にぶつかってしまうのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

そして自信が持てないままだと、

悩みは環境を変えても繰り返されます。

 

異動や転職をしても、

思考停止症候群になってしまうのです。

 

環境が変わり一時的にリフレッシュできても、

自分が変わらないと同じ悩みを繰り返してしまうのです。

 

これから紹介する2つの方法を実践し、

自信を持って働ける様になることで、

思考停止症候群は克服できます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

先ほどもお伝えした様に、

思考停止してしまう人ほど、

声に出さず頭の中であれこれ考え続けています。

 

一説では1日に考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

頭の中で考えていることを実況中継する様に、

ブツブツ声に出して受け止めましょう。

 

声に出すほど気持ちが落ち着きますし、

解決策も浮かびやすくなります。

 

ポイントは「どんな気持ちも声に出すこと」

 

独り言で構いませんので、

その時に思ったことを声に出しましょう。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分を主語に問いかけることで、

自分が望む結論を出せる様になります。

 

思考停止してしまう時ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければいけない」

 

この様に自分以外の周りのことを気にしています。

 

自分主体で働くのではなく、

周りに影響されながら働いてしまうのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

思考停止してしまう悩みを克服するために不可欠です。

 

大事なのは「習慣化」です

ここまで紹介した2つの方法を使えば、

思考停止症候群は変えられます。

 

ですが大事なのは習慣化。

 

1日や2日実践しただけでは、

根本的な変化にはつながりません。

 

そもそも思考停止してしまう様になったのは、

今までの仕事の日々で積み重ねられたもの。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状が好転します。

 

三日坊主という言葉がありますが、

三日坊主では以前までの自分に逆戻りしてしまいます。

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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