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部下が何を考えているかわからない!原因と解決策まとめ





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

これまで5000名以上のお客様の相談に乗って来ましたが、

「部下が何を考えているかわからない」という相談を受けることも多いです。

 

考えていることがわからないと、

こちらも距離をとって関わることになったり、

上手く仕事が振れないことも出てきます。

 

そして何を考えているかわからないのは、

仕事ぶりが優秀な部下にも言えることです。

 

仕事は十分に評価しているものの、

心の中で何を考えているのかわからない部下を見ると、

どうも落ち着かない気持ちになってしまいます。

 

また場合によっては、

突然仕事を辞めたりするケースもあり、

実は注意が必要なケースだと言えます。

 

何を考えているかわからない部下について、

一般の見地とは異なるぬいぐるみ心理学の見地から解説します。

 

考えがわからない部下の2つの特徴

まずは一般的に、

考えていることがわからない部下の特徴を2つ解説します。

 

どちらか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

上司の反応を気にしている

 

上司にどう思われるかを気にしていれば、

自分の考えを伝えることができなくなります。

 

上司の意見に合わせてばかりになったり、

発言する機会を避ける様にもなってしまいます。

 

これは仕事に限った話ではなく、

相手にどう思われるかを気にするほど、

自分の気持ちを押さえ込む様になります。

 

言いたいことを言わなかったり、

相手に合わせて振る舞ったりするので、

本心がわからないと感じる機会が増えるのです。

 

自分の考えに気づいていない

実は部下自身が、

自分の考えに気づいていないこともあります。

 

「何がしたいのかわからない」

「自分の気持ちがわからない」

 

こうした気持ちを抱いている人ほど、

自分の気持ちがわからないまま働いているのです。

 

また周りの反応を気にして働くほど、

自分で自分の考えがわからなくなってしまいます。

 

それでも容量よく成果を出すこともできますが、

何をしたいのかわからず働いている状態だと言えます。

 

「何のために働いているのか?」と思った時に、

突然仕事を辞めてしまう可能性もあるのです。




部下の考えがわからない根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさであると解説しています。

 

部下の考えがわからない根本的な原因も、

自分の自信のなさなのです。

 

想像してみてください。

 

もし部下が自信を持って働いていれば、

自分の気持ちを素直に伝えてくれます。

 

上司の反応を気にしたりせず、

自分の考えを伝えてくれるはずです。

 

また自分の考えを持ちながら、

主体的に仕事に取り組んでいるでしょう。

 

自分に自信が持てていれば、

部下が自分の考えがわからず悩むこともありません。

 

仕事において自信がなぜ大切なのか?

自信を持って働くことができれば、

その分だけ成果も生まれやすくなります。

 

堂々と自分の意見を伝えられたり、

周りに流されずに決断できたりと、

自信があれば売上アップや信頼構築に直結するのです。

 

一方で自分に自信が持てなければ、

その分だけ仕事で成果は出なくなります。

 

自分の意見を上手く伝えられなかったり、

周りの言動に流されやすくなったりと、

常に悩みやストレスを抱き続けるのです。

 

考えていることがわからないという悩みも、

自信が持てていないからこそ生まれるものです。

 

部下の考えがわかる様になることは、

上司と部下との関係性だけにとどまらず、

会社全体に利益をもたらすのです。

 

部下が自信を持って働ける様になることが、

仕事のスピードを上げることはもちろん、

仕事で理想の成果を上げることにもつながります。

 

部下の考えを知る方法

ここからは考えがわからない部下を、

どう改善していけば良いのかを解説します。

 

一般的にもよく語られている方法で、

既に部下に実践を促したこともあるかもしれません。

 

定期的に部下と面談の機会を設ける

 

何を考えているかわからないならば、

こちらから部下の考えを知る機会を作ることです。

 

仕事中の雑談でも良いのですが、

改まった機会を作ることで部下の気持ちを引き出しやすくなります。

 

普段はそれとなく考えを言わない部下も、

1対1になると考えを伝えてくれる可能性も高まります。

 

「仕事の進捗を確認する面談」という様に、

面談の目的は何でも良いです。

 

部下が違和感なく応じてくれる様に、

面談の目的を設定することが大切です。

 

先ほど2つの特徴を挙げましたが、

この特徴が現れていないかを面談で確認したり、

部下に特定の傾向があるかを分析する機会にもなります。

 

関わり方を変えても根本が変わらない

「この方法を試したけど一向に変わらない!」

 

先ほどの方法を試しても上手くいかない声も、

私の所に多く届いています。

 

先ほどお伝えした方法は、

「上司から働きかける」方法です。

 

たとえ上司から機会を作っても、

部下が本音を話してくれるかはわかりません。

 

それこそ上司に気を使って、

当たり障りない回答をするかもしれません。

 

また面談に部下が意味を感じなければ、

面談の機会自体を拒否されることもあるでしょう。

 

どれだけ上司の側が働きかけても限度があるのです。

 

本質は別のところにある

先ほどもお伝えした様に、

悩みの原因は自信のなさ。

 

部下が何を考えているのかわからないのも、

メンタル面に根本的な原因があるのです。

 

部下自身のメンタル面に課題があるので、

部下自身が向き合わないと変化が生まれにくいのです。

 

上司の側からいくら働きかけても、

部下が自信が持てる様にならない限り、

現状は根本から解決しないのです。

 

そして非常に大事なことなのですが…

 

仕事を通して自信をつけさせようとしても、

本当の意味では自信はつかないのです。

「仕事」と「プライベート」という分け方は、

ここ数世紀の間で生まれました。

 

ですが人間の本能的な部分では、

仕事もプライベートも分けられず、自分の人生の時間としてひとまとめにされています。

 

考えがわからないと感じる部下は、

プライベートでも似た様な課題を抱えているのです。

 

たとえばプライベートでも周囲を気にして、

自分の考えを表現していないかもしれません。

 

仕事を通して自信をつけさせようとしても、

プライベートも含め本人が自信のなさに向き合わないと、

根本から変化は生まれないのです。

 

私はぬいぐるみ心理学において、

悩みを解決する本質的な方法を体系化しました。

 

部下の考えがわからないという今回の悩みも、

解決へと向かっていきます。

 

またこの方法を素直に実践することで、

仕事におけるあらゆる悩みが解決へと向かいます。

詳細は別の記事で特集していますので、合わせて読んでみてください。

 

また私は本当に望む成果を出し続けるための秘訣を、

無料メール講座で解説しています。

 

こちらも登録し学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






部下との相性診断

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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