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部下の前で泣いてしまった4つの原因と解決策





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

部下との関わりで悩む上司の方は、

業種や立場を超えて多いです。

 

そんな中でも今回のテーマである、

「部下の前で泣いてしまった」という相談はよく寄せられます。

 

上司と部下という関係性を考えても、

部下の前で泣いたことにショックを受けている人は多いです。

 

職場全体にも悪影響を及ぼしたり、

仕事が進めにくくなることもあります。

 

今回は一般の見地と異なる独自の視点で、

部下の前で泣いてしまった原因や心理背景を解説します。




部下の前で泣いてしまう原因

 

突発的に泣いてしまうこともあれば、

定期的に泣いてしまうこともあるでしょう。

 

部下の前で泣いてしまうのは、

大きく4つの原因があります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

部下にどう思われるかを気にしている

「変な風に思われたらどうしよう」

「気を悪くしたらどうしよう」

「信頼を失ったらどうしよう」

 

この様に部下の反応を気にするほど、

つい泣いてしまうことがあります。

 

自分のことよりも先に、

部下にどう思われるかが気になるのです。

 

自分の気持ちを抑え込んだり、

恐縮して働く場面も増えます。

 

部下にネガティブに思われてしまった時に、

今まで我慢していた気持ちが涙となって溢れてしまいます。

 

ついカッとなってしまった

怒りと一緒に涙が流れることもあります。

 

「自分の意図を理解してくれない」

「言う通りにしてくれない」

「迷惑をかけてばかり」

 

部下に言いたいことが溜まっていると、

何かの拍子にカッとなることがあります。

 

つい言い過ぎてしまうのですが、

一緒に涙も溢れてくるのです。

 

怒りの感情の背景に、

悲しみや辛い気持ちも含まれているので、

部下の前で泣いてしまうのです。

 

今まで我慢してきた気持ちが、

涙と一緒に溢れ出ている状態です。

 

自信を持って働けていない

そもそも自信を持って働けていない人は意外といます。

 

上司に出世できたり、

周囲からは評価されていても、

本人が自信を持てていないことがあるのです。

 

自信のなさは仕事ぶりにも現れます。

 

周囲がどう思うかに関係なく、

自信のなさに直面した時には、

部下の前であっても涙が流れてしまうのです。

 

精神的に追い詰められている

仕事が忙しかったり、

プレッシャーを感じてたりと、

精神的に追い詰められるほど、

急に涙が流れることがあります。

 

我慢の限界に達し、

気持ちが崩壊して泣いてしまうのです。

 

心の中では「もう無理」だと思いつつ、

無理して頑張り続けている人は要注意です。

 

涙が流れるだけでは済まず、

休職や精神的な落ち込みにつながることもあります。

 

部下との関係も気まずくなります

ここまで4つの原因を紹介しましたが、

当然ながら部下との関係にも影響が出ます。

 

上司に目の前で泣かれたら、

どう接していいかわからなくなるでしょう。

 

必要以上に気を使われたりと、

部下との関係が気まずくなってしまうのです。

 

一緒に仕事を進めにくくなったり、

部下からなめられてしまったりと、

良いことは何もありません。

 

部下の前で泣いてしまう状況はもちろん、

泣いてしまう原因にも向き合いながら、

現状を変えていく必要があります。

 

泣いてしまうのは心のSOS

そして泣いてしまうのは、

自分の心が発するSOSサインです。

 

今まで我慢してきた気持ちが限界となり、

涙となって溢れてしまうのです。

 

時間が経てば解決するわけではありません。

 

部下の前で泣いてしまう状況は、

形を変えて何度も繰り返されます。

 

あるいは部下がいない時にも、

急に涙が流れることもあります。

 

先ほどもお伝えした様に、

精神的に限界を迎えていることが涙の原因のこともあります。

 

休職や退職など、

状況が悪化する前に手を打つ必要があります。

 

どうすれば現状を変えられるのか?

もちろん部下や職場にも原因はあるでしょうが、

自分自身にも原因はあります。

 

部下や職場を変えることはできませんが、

自分が変わるのは自分の意志で今からできます。

 

そして何より大事なのが「習慣化」

 

一度だけ実践しても状況は変わりません。

 

部下の前で泣いてしまったのも、

これまでの習慣が原因です。

 

自分の気持ちを我慢したり、

無理をして働き続けたり、

部下の目を気にするのが習慣になっているのです。

 

今までの悪い習慣を改め、

部下の前で泣かない習慣に変えていく必要があります。

ただし多くの人が行動を習慣化できず悩んでいます。

 

「人はその日に学んだことの7割を忘れる」

 

これは私たち人間の記憶のメカニズムで、

エビングハウスの忘却曲線で証明されています。

 

だからこそ忘れにくくすることが、

新たな習慣を作る上では必須だと言えます。

 

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

また部下の前で泣いてしまった様に、

部下との関わりに悩む上司が絶対知っておくべき心理背景も以下でまとめています。

◯:部下との関わりに悩む上司が絶対知っておくべき心理背景

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






部下との相性診断

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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