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コラム

 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

逃げ癖の末路とは?転職しても同じ悩みを繰り返します




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

今回のテーマは転職ですが、

転職に関する相談は私の元にもよく寄せられます。

 

「もう人間関係が限界」

「転職して人間関係をリセットしたい」

 

「仕事のノルマがキツイ」

「いっそのこと転職して楽になりたい」

 

こうした相談が寄せられることもあります。

 

ですが逃げの姿勢で転職をすると、

転職先でも同じ様な悩みを抱えるケースが多いのです。

 

一度だけでなく何度も転職し、

逃げるのが癖になっている人もいるのです。

 

今回は一般の見地とは異なる独自の視点で、

逃げの姿勢で転職をしてしまう背景について解説します。




逃げの姿勢で転職をしてしまう心理背景

 

もちろん転職がすべて逃げになるわけではありません。

 

もし逃げの理由で転職をしてしまうと、

ほぼ100%転職先でも同じ様な問題に直面します。

 

逃げの姿勢で転職をしてしまう時の共通点は何か?

 

この点を解説します。

 

相手のせいにしている

「上司が悪い」

「同僚に恵まれなかった」

「クライアントが高圧的だ」

「会社の体制が整っていない」

 

この様に相手のせいにしていると、

転職先でも同じ問題が繰り返されます。

 

「自分は悪くない」という気持ちが、

心の奥から透けて見えるのです。

 

そもそも人間関係は自分と相手がいて成り立っています。

 

お互いの態度や言動が影響し合って、

関係性が築かれるのです。

 

つまり片方だけが悪いことはなく、

自分と相手どちらにも振り返る点があるのです。

 

この点に気づけず相手にだけ原因を求め転職しても、

結局は同じ悩みに直面してしまいます。

 

関わる相手が変わっても自分が変わらないので、

同じ様な悩みが生まれてしまうのです。

 

そしてこれは人間関係だけでなく、

会社や部署との関係においても同じです。

 

会社や部署だけでなく、

自分にも原因はあるのです。

 

この点に気づけず会社や部署のせいにしてしまうと、

転職先でも似た様な問題に直面してしまいます。

 

逃げ癖で転職をする末路

たとえば周囲の目を気にして働いている人がいたとします。

 

意見を言う時も同僚の顔色を伺ったり、

間違っていないかを気にして追い込みすぎたりと、

仕事にも影響が出ている状態です。

 

「上司が高圧的だから意見が言えないんだ」

「周りが冷たいから相談できないんだ」

 

この様に思って転職をしても、

新たな職場でも周囲の目を気にし始めるのです。

 

環境を変えても自分の姿勢が変わらなければ、

同じ様に周囲の目を気にして悩んでしまいます。

 

相手にだけ原因を求め続けていては、

悩みが繰り返されてしまうのです。

 

一時的には現状から逃げられても、

新たな職場で同じ悩みに直面するので、

根本的には何も変わらないのです。

 

仕事の悩みの根本原因

私はお客様に、すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

仕事で悩み続けてしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

自信がないから相手に原因を求め、

転職して環境を変えれば上手くいくと思い込んでしまうのです。

 

転職しても自信のなさと向き合わなければ、

同じ悩みが繰り返されるだけです。

 

これこそ、逃げの姿勢で転職をしている状態です。

 

実際私の元にも、転職を繰り返しても同じ悩みに直面したという相談は寄せられます。

 

それこそ管理職や役員の方からも相談が寄せられるほどです。

 

立場や役職に関係なく、

逃げの姿勢で転職をしても悩みは解決しないのです。

 

「転職した方が楽だから」という姿勢だと、

甘えにつながり同じ悩みを繰り返してしまいます。

 

自分の原因を振り返る

ここまでお伝えした様に、

相手のせいにだけしても現状は変わりません。

 

自分の原因を振り返ることが、

悩みを解決する上では不可欠です。

 

「もし自分にも原因があるとしたら何だろうか?」

 

この様に、自分自身へ問いかけてください。

 

自分の態度や言動や思考が原因で、

悩みが生まれている可能性は十分あります。

 

相手の原因だけでなく、

自分の原因も振り返ることで、

悩みが解決へと向かいます。

 

ストレスなく働くために

自分の原因も振り返ったことで、

悩みが解決したという声は多いです。

 

自分の原因に気づき対処できたことで、

転職せず今の職場で働き続けた人もいました。

 

環境を変えずに悩みが解決するケースは、

実は意外と多いのです。

 

もちろん転職を選択したお客様もいましたが、

逃げの姿勢ではなく転職できたので、

新たな職場でも同じ悩みに直面することはありませんでした。

 

自分の自信のなさと向き合うことで、

どんな決断をしても自分にとって理想の展開へと進むのです。

 

私は自信のなさを克服し、

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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