管理職なのにやることがないと感じる３つの原因を徹底解説！

こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

「管理職なのにやることがないと感じる」

こうした相談は定期的に寄せられています。

これでは疎外感や孤独感も生まれてしまいますし、

働きながらストレスも感じやすくなります。

今回は一般の見地とは異なる独自の視点から、

やることがないと感じてしまう原因や心理背景を詳しく解説します。

やることがないと感じる３つの原因

「なぜ管理職なのにやることがないと感じるのか？」

心理背景を解説します。

どれか１つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

仕事ができない人だと思われている様に感じる

「管理職なのに全然仕事ができないじゃん…」

「課内のマネジメントができていないよね…」

「あの部署は全然結果が出ていない…」

部下から…あるいは上司から…

周囲に仕事ができない人だと思われている様に感じるほど、

自分から仕事を遠ざけてしまいます。

部下や上司の言動を受けて感じることもあれば、

自分の中で思い込み苦しんでしまうこともあります。

「自分は管理職として無能では？」

「自分が仕事に関わらない方が良いのでは？」

部下や上司など周囲の目を気にするほど、

肩身が狭い気持ちが強まります。

結果的に自分から仕事を遠ざけてしまい、

やることがない様に感じる状況を作り出してしまうのです。

仕事ができないという判断を下された

先ほどは自分の思い込みですが、

実際に仕事ができないと上層部に判断されていることもあります。

いざ管理職として働き始めたものの、

上層部が求める成果を出せなければ仕事は回って来ません。

あるいは何かしら問題を起こしてしまえば、

仕事を回さない様にしてしまうのです。

管理職という役職こそあるものの、

実際は置き物の様に見られており、

仕事が回って来ない状況が生まれているのです。

ある意味で信頼を得られていないと言えます。

もちろんこれは上層部だけでなく、

部下からも思われている可能性があります。

管理職に相談しない方が上手く進むと思われていれば、

仕事の報告も必要最小限になってしまいます。

周囲から煙たがられている

自分の態度や言動が、

周囲から煙たがられていることもあります。

「あの人と関わると面倒だから」

「あの人の本心がわからないから」

「何を言っても話が進展しないから」

周囲からこの様に思われていると、

関わる機会も少なくなってしまいます。

仕事が回ってこなくなったりと、

半ば放置されてしまうのです。

悩みは形を変えて繰り返される

「管理職には向いてないのでは？」

「管理職だから辛いのでは？」

「管理職をやめた方がいいのか？」

やることがないと思えば思うほど、

頭の中に浮かびやすい言葉です。

管理職からの降格を願い出たり、

思い切って転職すれば、

一時的には楽になるでしょう。

ですが悩みに正面から向き合わないと、

形を変えて似た様な悩みが繰り返されてしまうのです。

管理職になったことで表面化された悩みは、

環境を変えてもついて回るのです。

「転職先でも似た様な悩みを抱いている」

「異動したのにやることがない様に感じる」

こうした声も私のもとに寄せられています。

また環境を変えたとしても、

一度失った自信は戻りません。

ショックや後悔を引きずったりと、

仕事に悪影響を及ぼしてしまうのです。

「また上手くいかないのでは…」と思うと、

新たな環境でも同じ問題を引き起こしてしまいます。

どうすれば現状を変えられるのか？

やることがないと感じる現状に正面から向き合うこと。

これこそ、悩みを根本解決するために必要なことです。

私はよく、すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

自信のなさに直面した時に、

あらゆる悩みが発生するのです。

管理職になって自信のなさに直面し、

やることがないと感じる状況を生み出してしまいました。

自信のなさと向き合わずに、

環境だけを変えたとしても、

同じ悩みが繰り返されるだけです。

私は自信のなさを克服し、

本当に望む成果を出し続けるための秘訣を、

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました！

このコラムの執筆者

伊庭 和高（いば かずたか）

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった５秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』（2023年9月19日号）にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから！」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。