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せこい経営者の心理背景とは?原因と改善策まとめ





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

「けちくさいこと」

これが「せこい」の辞書的な意味ですが、

せこい経営者は意外と多いです。

 

財布のヒモを緩めていないので、

せこいことで事業に良い影響が出る面もあるでしょう。

 

ですが何でもかんでもせこいままだと、

逆に事業が悪化してしまう可能性もあるのです。




せこい経営者の心理背景

 

せこい経営者には3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

順番に見ていきましょう。

 

「無い」に意識を向けている

「できていない」

「上手くいかない」

「お金がない」

「時間がない」

「余裕がない」

 

この様に「〜がない」に意識を向けるほど、

結果としてせこくなってしまいます。

 

有る・無しの「無い」部分へ意識が向いているのです。

 

無い部分に意識を向けるのが癖になっていると、

せこい一面が出てきやすくなります。

「無いからせこくなる」のです。

 

周りの目を気にしている

「周りからどう思われるのか…」

「評価が下がってしまわないか…」

 

この様に周りの目を気にするほど、

せこい一面が出てきやすくなります。

 

周りを気にするほど自分の気持ちは脇に置き、

周りを優先して考え始めます。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で仕事をしてしまうのです。

 

最悪の事態を恐れている

経営者であれば最悪の事態を想定し、

リスク回避のための方法を考えるでしょう。

 

それ自体は良いことなのですが、

最悪の事態を恐れるほどせこくなってしまいます。

 

最悪の事態に陥らない様に、

普段からせこい意識が染み付いてしまうのです。

 

自信のなさが根本原因です

私は相談に来られるお客様に対して、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

せこくなってしまうのも、

自分の自信のなさが影響しています。

 

自信があればせこくなるばかりではなく、

使いたい時にお金を使えたりと、

時に大胆に行動できる様になります。

 

無い部分ばかりに意識を向けたり、

周りの目を気にし続けたり、

最悪の事態を恐れ続けることがないのです。

 

せこくなる状況を放置しても、

幸せな未来は待っていません。

 

どこかで経営が上手くいかなくなったり、

周りから人が離れてしまうこともあるのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

せこくなる状況を今から変えていく必要があります。

 

現状を好転する2つの方法

 

ここからは現状を好転する方法を、

具体的に解説していきます。

 

2つの方法を実践することで、

せこいと思う状況は改善できます。

 

感謝の気持ちを意識する

感謝とは「ありがとう」であり、

「有るもの」へ意識を向ける言葉です。

 

一方で感謝の反対語は「当たり前」であり、

当たり前だと思うほど「無いもの」に意識が向きます。

 

先ほど解説しました通り、

せこい人ほど「無いもの」へ意識が向きます。

 

つまり普段から感謝を忘れていたり、

当たり前の意識が強くなっているのです。

 

「無い」ではなく「有る」へ意識を向けることが、

せこいのを改善するために不可欠です。

 

仕事でもプライベートでも、

感謝の気持ちへ意識を向けていきましょう。

 

また詳しいやり方は個別にお伝えしていますが、

せこい経営者は特にお金への感謝が効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

せこい経営者ほど自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の周りの目が気になったりと、

他人軸になっているのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

周りのことを先に考えています。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちな人も、

自分を主語にできておらずせこくなりがちです。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを周りに求め続けてしまいます。

 

「どうしたい?」と自分に問いかけるほど、

せこい一面から抜け出すことができます。

 

大事なのは習慣化です

ここまで2つの方法を紹介しましたが、

大事なのは「習慣化」することです。

 

1日や2日実践しただけでは変化は生まれません。

毎日の様に意識して取り組むことで、

現状を根本的に変えられるのです。

 

それこそ仕事の場面だけではなく、

私生活でも意識して実践することが大切です。

 

私は経営者の方を対象に、

90日間プログラムを実施しています。

 

せこいと思う現状を今すぐ変えたい場合は、

90日間プログラムをオススメしています。

 

また著書や無料メール講座を通して、

仕事の悩みを解決する具体的な方法をお伝えしているので、

こちらも合わせて活用してみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!





このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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