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注意すると部下がすぐ泣く!原因と改善法を解説!




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

今回のテーマは「注意すると部下がすぐ泣くこと」

 

これまで5000名以上のお客様の相談に乗って来ましたが、

「注意すると部下がすぐ泣いて困っている」という相談を受けることも多いです。

 

泣かれてしまうと話が途切れてしまい、

伝えたいことが伝えられなくなってしまいます。

 

同僚からの印象も気になるので、

必要以上に部下を追及できなくなってしまいます。

 

また一見すると仕事ができる部下でも、

すぐ泣いてしまうケースもあります。

 

仕事はできるものの、

どこかコミュニケーションが取りにくかったり、

距離を感じることもあるでしょう。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

すぐ泣く部下の特徴や原因を解説します。

 

その上で、どうすれば悩みを解決できるのか、解説していきます。




すぐ泣く部下の3つの特徴

 

まずは一般的に、

すぐ泣いてしまう部下の特徴を3つ解説します。

 

どちらか1つに当てはまることもあれば、

両方に該当することもあります。

 

怒られるのが怖い

怒られるのを怖がっていると、

何か指摘すると泣いてしまうことがあります。

 

「怒られた=否定された」

この様な思い込みを持っているのです。

 

怒られることで動揺してしまい、

本人も無意識に涙が流れてしまうのです。

 

集団の前であっても、

個別に呼び出しても、

怒られることで涙を流しやすい人の特徴です。

 

相手の反応を気にしている

相手の反応を気にしていると、

自分の気持ちを押さえがちになります。

 

普段からモヤモヤを溜め込みやすくなり、

何かのきっかけであふれ出てしまうのです。

 

注意されたことがきっかけとなり、

溜め込んだ気持ちを止められなくなってしまいます。

 

相手にどう思われるか気にしたり、

良い子を演じる傾向のある部下は、

注意されるとすぐ泣きやすいです。

 

コミュニケーションを取るのが苦手

コミュニケーションに苦手意識があるのも、

すぐ泣いてしまう原因の1つです。

 

自分の気持ちが上手く伝えられず、

情けなさから涙を流すことがあるのです。

 

特に「対面でのコミュニケーション」に要注意。

 

メールやSNSでは問題なくても、

対面での関わりに苦手意識があれば、

すぐに泣いてしまうことにつながるのです。

 

部下がすぐ泣く根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさであると解説しています。

 

部下がすぐに泣いてしまう根本的な原因も、

自分の自信のなさなのです。

 

想像してみてください。

 

もし部下が自信を持って働いていれば、

すぐに泣いてしまうことはありません。

 

自分の意見を伝えられたり、

悩みがあれば打ち明けてくれます。

 

怒られるのを怖がることもなく、

相手の反応も気にせず働けます。

 

自分に自信が持てていないからこそ、

すぐに泣いてしまうのです。

 

仕事において自信がなぜ大切なのか?

自信を持って働くことができれば、

その分だけ成果も生まれやすくなります。

 

堂々と自分の意見を伝えられたり、

周りに流されずに決断できたりと、

自信があれば売上アップや信頼構築に直結するのです。

 

一方で自分に自信が持てなければ、

その分だけ仕事で成果は出なくなります。

 

自分の意見を上手く伝えられなかったり、

周りの言動に流されやすくなったりと、

常に悩みやストレスを抱き続けるのです。

 

すぐに泣いてしまうのも、

自信が持てていないからこそ生まれるものです。

 

部下が自信を持って働ける様になることが、

仕事のスピードを上げることはもちろん、

仕事で理想の成果を上げることにもつながります。

 

また周囲に悪影響を与えることもなくなるので、

職場の全員が良い方向に進んでいけるのです。

 

部下がすぐ泣いてしまう現状の治し方

 

ここからはすぐに泣いてしまう部下の改善法を解説します。

 

一般的にもよく語られている方法で、

既に部下に実践を促したこともあるかもしれません。

 

部下のタイミングを待つ

部下のタイミングを待つことで、

すぐに泣いてしまう現状を改善できます。

 

「今すぐ返事をしなくても良い」

「自分のタイミングで意見を伝えて欲しい」

 

この様に部下のタイミングを待つことで、

部下は落ち着いて気持ちを伝えやすくなります。

 

注意をされた時に多少泣いてしまっても、

注意で終わらず部下のタイミングにゆだねることで、

自分のタイミングで気持ちを整理できます。

 

また注意する際に部下の仕事ぶりを肯定したり、

否定的な言葉を投げかけないことを意識すれば、

さらに部下が本音を言いやすい雰囲気ができます。

 

こちらから押し付ける様なニュアンスではなく、

部下の主体性にゆだねる様な姿勢だと、

すぐ泣かずに現状を受け止めやすくなります。

 

関わり方を変えても根本が変わらない

「この方法を試したけど一向に変わらない!」

 

先ほどの方法を試しても上手くいかない声も、

私の所に多く届いています。

 

先ほどお伝えした方法は、

「部下からのアクションを待つ」方法です。

 

どれだけタイミングをゆだねても、

実際に本音を話すかどうかは部下次第です。

 

一向に気持ちを伝えてくれなかったり、

上司の顔色を伺い続けてしまうこともあるのです。

 

また部下が自分の気持ちがわからなければ、

タイミングを待っても意味がありません。

 

その場は丸く収まるかもしれませんが、

自分の気持ちがわからずにいれば、

泣いてしまう現状は変わりません。

 

注意されると泣いてしまう状況が、

場面を変えて繰り返されてしまうのです。

 

本質は別のところにある

先ほどもお伝えした様に、

悩みの原因は自信のなさ。

 

すぐに泣いてしまう部下には、

メンタル面にあるのです。

 

部下自身のメンタル面に課題があるので、

部下自身が向き合わないと変化が生まれにくいのです。

 

上司の側からいくら働きかけても、

部下が自信が持てる様にならない限り、

現状は根本から解決しないのです。

 

そして非常に大事なことなのですが…

 

仕事を通して自信をつけさせようとしても、

本当の意味での自信はつかないのです。

「仕事」と「プライベート」という分け方は、

ここ1,2世紀の間で生まれました。

 

ですが人間の本能的な部分では、

仕事もプライベートも分けられず、自分の人生の時間としてひとまとめにされています。

 

すぐに泣く癖のある部下は、

プライベートでも似た様な課題を抱えているのです。

 

それこそプライベートでもすぐ泣くことが癖になっているのです。

 

仕事を通して自信をつけさせようとしても、

プライベートも含め本人が自信のなさに向き合わないと、

根本から変化は生まれないのです。

 

私はぬいぐるみ心理学において、

悩みを解決する本質的な方法を体系化しました。

 

またこの方法を素直に実践することで、

すぐに泣いてしまう悩みはもちろん、

仕事におけるあらゆる悩みが解決へと向かいます。

 

詳細は別の記事で特集していますので、合わせて読んでみてください。

 

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また、すぐ泣いてしまう部下の様に、

部下との関わりに悩む上司が絶対知っておくべき心理背景も以下でまとめています。

◯:部下との関わりに悩む上司が絶対知っておくべき心理背景

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






部下との相性診断

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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