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OJT担当者がメンタル不調になる原因と予防策とは?




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

今回のテーマであるOJTについては、

多くの企業で導入されています。

 

新入社員のフォローや仕事の理解を早められたり、

精神的なメンター効果も期待できます。

 

またOJT担当者にとっても、

新人の指導を通して仕事の理解が深まったり、

マネジメント能力が身に付くこともあります。

 

実際OJT担当者に対しては事前に研修をしたり、

OJT中にも振り返りの研修を実施する企業も多いです。

 

その一方でOJT担当者がメンタル不調を訴えるケースもあります。

 

OJTとしての振る舞いや指導方法は研修で学んでも、

実はメンタル面の不調に対処する方法は意外と学んでいません。

 

結果的にOJT担当者がストレスを抱え込み、

仕事に集中できなくなることもありますし、

休職や離職につながるケースもあります。

 

今回は一般の見地とは異なる独自の視点で、

OJT担当者がメンタル不調になる原因と予防策を解説します。




なぜOJT担当者がメンタル不調になるのか?

 

OJT担当者がメンタル不調になるのは、

大きく3つの原因があります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当するケースもあります。

 

新人とのコミュニケーションでストレスを感じる

OJT担当者も人間です。

当然ながら新人との相性もあります。

 

接する時間が長くなるほど、

ストレスも増大してしまいます。

 

価値観の違いに直面したり、

性格的に合わないことが、

悩みの種になってしまうのです。

 

新人の反応を気にし過ぎたり、

自分で考え過ぎるOJT担当者は、

ますます苦しくなってしまいます。

 

相性の悪さを一度感じてしまうと、

接する度にダメな面ばかり目につきます。

 

これは新人とOJT担当者の両方にとって望ましくない状況です。

 

この状況に対処する方法を知っていれば良いですが、

そうでない場合はメンタルの不調に現れてしまします。

 

忙しさに押しつぶされる

特に忙しいOJT担当者ほど、

新人の面倒を見ることでさらに忙しくなります。

 

自分の仕事に手が回らなくなり、

残業が増えることもあるのです。

 

そもそもOJT担当者とは、

仕事ぶりが評価されて任命されるものです。

 

忙しい社員が担当することも多いですが、

上手く乗り切れる力を身につけないと、

かえって負担を増やしてしまうのです。

 

OJT担当者にとっても負担ですし、

新人も十分な指導を受けれなかったりと、

効果が期待できなくなってしまいます。

 

責任を背負いすぎる

「OJT担当者として頑張らねば…」

 

この様に責任感が強い人ほど、

メンタル面の不調が起こりやすいです。

 

新人の失敗も背負い込んだり、

自分に原因を求めがちになります。

 

これは自責思考と呼ばれますが、

他者のせいにするよりは良いものの、

ストレスを抱え込んでしまう可能性があります。

 

必要以上に責任を感じないことが大事であり、

そのための方法を理解した上でOJTに臨む必要があるのです。

 

自分のメンタルを整える方法を知らない

ここまで3つの原因を解説しましたが、

OJT担当者がメンタル不調になる背景は共通しています。

 

それが「自分のメンタルを整える方法を知らないこと」です。

 

たとえ思い悩むことがあっても、

その度に自分でメンタルを整えられれば、

悩みを引きずらず対処できます。

 

ですが自分でメンタルを整えられないと、

一度悩み始めると状況が悪化してしまいます。

 

上司に相談できずに抱え込んだり、

期待した回答が得られずモヤモヤすることもあります。

 

自分で自分のメンタルを整える3ステップを、

私は企業研修でお伝えしていますが、

自分のメンタルを整えることがメンタル不調を防ぐ鍵なのです。

 

最悪の場合、休職や離職することも…

OJT担当者がメンタル不調を抱えると、

仕事にも影響が出ます。

 

普段はしないミスが発生したり、

仕事のペースが遅れることもあります。

 

何よりメンタル不調を抱え込むので、

仕事へ行くのが嫌に感じることもあるのです。

 

そして最悪の場合は、

OJT担当者や休職や離職してしまうこともあります。

 

これでは本末転倒ですし、

貴重な人材を失うことにもなります。

 

OJT担当者がメンタルヘルスの研修を受ける

とはいえOJT担当者の中には、

悩みを周囲に打ち明けない人も多いです。

 

評価が下がることを恐れたり、

周りの目を気にしている時ほど、

悩みを打ち明けられなくなってしまいます。

 

周囲が調子を気にかけても、

「問題ないです」と強がってしまうこともあるのです。

 

だからこそ大事なのは、

自分で自分のメンタルを整えられる様になること。

 

たとえ周囲に相談できなくても、

自分で対処法を知っていれば問題ありません。

 

OJT研修においても業務面だけでなく、

担当者のメンタルヘルスに関する内容を盛り込むことが大切です。

私は企業向け研修において、

自分で自分のメンタルを整える3ステップを解説します。

 

OJT担当者がストレスを溜め込まず働け、

新人にもさらに良い影響が及ぶ様になります。

 

まずは現状を無料で相談いただけます。

 

OJT担当者の研修について悩んでいたり、

メンタル不調を防ぎたいと思われている場合は、

お気軽にご相談いただけたらと思います。

また私は『人事担当者のためのメンタル支援ハンドブック』を制作しました。

 

社員のメンタルヘルスに悩む

人事担当者や経営者の方は必見です。

 

私が企業研修でお伝えしている内容を、

包み隠さず公開しています。

 

OJT社員がメンタル的な悩みを抱え、

退職を決断するケースもあります。

 

メンタル不調の背景を解説し、

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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