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コラム

 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

人が離れていくリーダーの4つの原因!現状を変えるために何をすれば良いか?




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

今回取り上げるテーマは、

経営者や管理職などリーダー層の方から定期的に寄せられる相談です。

 

「人が離れていくことに悩んでいる…」

 

こうした悩みを抱くリーダーは、意外といます。

 

普段通り仕事をこなしてくれている様に見えても、

どこか心ここに有らずな印象を周囲に抱かせてしまいます。

 

何かを打ち出しても乗って来なかったり、

冷めた印象を抱いてしまうこともあります。

 

あるいは会社によっては実際に人が辞める形で離れていくこともあります。

 

また社内のことに限らず、

取引先や協業先の人が離れてしまうこともあります。

 

今回は一般の見地とは異なる視点で、

人が離れていく原因を解説します。




人が離れる4つの原因

 

人が離れてしまうリーダーには、

大きく4つの原因があります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

本音を伝えてくれない

相手にどう思われるかを気にしたり、

失敗することを怖がったりと、

本音を伝えないと人の心は離れてしまいます。

 

上辺だけで表面的な言葉ばかりで、

良い人を演じている様に見られてしまうこともあります。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

本音を伝えない時ほど他人軸で振る舞っています。

 

自分よりも先に周りのことを考え、

当たり障りない言葉を発してしまうのです。

 

言うことがコロコロ変わる

その時々で言うことがコロコロ変わる人は、

相手から信用されなくなってしまいます。

 

「もう何を信じたら良いかわからない!」と思わせてしまうのです。

 

自分に自信が持てなかったり、

周りにどう思われるのかを気にしてしまうと、

発言に一貫性がなくなってしまいます。

 

その場をしのぐことを優先してしまい、

言うことがコロコロと変わってしまうのです。

 

もちろん上手くいってる時は信用されるでしょうが、

急に現状が傾いた時には一気に人が離れてしまうこともあります。

 

主張を押し付けてくる

「こうして欲しい」

「どうして言う通りにやらないんだ」

 

この様にリーダーが自分の主張を押し付けるほど、

周りの信用をなくしてしまいます。

 

攻撃されている様に感じたり、

自分を否定されている様に感じるので、

相手の中で不満が積もってしまうのです。

 

周囲の意見を聞こうとせず、

自分の話ばかりし続けてしまう人にも、

この傾向は見られます。

 

会社やリーダーに魅力を感じられない

「この会社にいても未来を感じられないな…」

 

この様に思われれば、

人の心は離れてしまいます。

 

会社に見切りをつけられてしまい、

離職につながることもあるのです。

 

突然未来を感じられなくなることもあれば、

入社直後から未来を感じられないこともあります。

 

また会社や組織の将来性だけでなく、

リーダーの姿も見られています。

 

リーダーに魅力を感じられなければ、

長く同じ職場で働こうと思いません。

 

楽しさや成長などを感じられなければ、

魅力的なリーダーのいる会社へ転職してしまうのです。

 

もちろんこれは社内だけに限らず、

取引先や協業先の相手にも同様のことを思われる可能性があります。

 

「この人とは関わりたくないな…」と思われ、

気づけば周りから人が離れてしまうのです。

 

実は自分が思っている以上に、

リーダーの姿は見られているのです。

 

悩みの原因は自信のなさ

私はよく、すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

人が離れてしまうのも、

リーダーの自信のなさが原因です。

 

本音を言えなかったり、

言うことがコロコロ変わったり、

主張を押し付けてしまうのも、

自分に自信が持てていないからです。

 

また自信が持てない一面があると、

会社やリーダーに魅力を感じてもらえなくなるのです。

 

常に自信が持てずに悩んでいるリーダーもいれば、

特定の場面で自信が持てずにいるリーダーもいます。

 

いずれにせよ自信のなさに直面した時に、

人は離れてしまうのです。

 

人が離れていく現状を今から変えるために

自分が変われば状況は変わります。

 

人が離れていく様に感じても、

今この瞬間から自分と向き合い行動すれば、

自信を持って相手と関われる様になります。

 

「知識や資格を身につけることで自信を持とうとした」

 

「でも根本的には何も変わっていなかった」

 

過去にお客様から寄せられた声です。

 

どれだけ外側から自信をつけようとしても、

本当の意味で自信はつかないのです。

 

一時的には自信がつくことはあっても、

それが長続きしないのです。

 

メッキがはがれてしまうかの様に、

周囲にすぐ見破られてしまいます。

大事なのは、自分の心の内側から、

いつでも自信のある状態を作り出すこと。

 

外から自信をつけようとしなくても、

自信を持ってマネジメントができ周囲と関われる様になります。

 

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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