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 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

管理職で疎外感を感じる原因や心理背景を徹底解説!




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

業界を超えて管理職や経営者の方からは、

私のもとに多くの相談が寄せられています。

 

その中でも多いのが「疎外感」について。

 

「管理職になって疎外感を感じる」

 

「疎外感を抱いて働くのがつらい」

 

こうした相談は定期的に寄せられています。

 

疎外感を抱きながら働いていると、

部下とのコミュニケーションが上手く取れなくなります。

 

また自身もストレスを抱えてしまい、

メンタル面の不調が出てしまうケースもあります。

 

今回は一般の見地とは異なる独自の視点から、

管理職で疎外感を感じる原因や心理背景を詳しく解説します。




なぜ疎外感を感じるのか?

「仲間外れにされている様な感覚のこと」

 

これが疎外感の辞書的な意味です。

 

今まで同じ職場で働いてきたのに、

一体なぜ疎外感を感じてしまうのか?

 

大きく3つの原因がありますが、

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

立場が人間関係を隔てる

管理職という立場ができたことで、

部下との間に壁が生まれることは多いです。

 

管理職の側が壁を感じることもあれば、

部下の方から壁を感じることもあります。

 

これまでは気楽に話せていたのに、

敬語を使われたり距離感を抱くことも増えます。

 

主任や係長など以前までの昇進と、

管理職への昇進は見え方が根本的に違うのです。

 

評価につながると思われている

「これを伝えたら評価が下がるのでは?」

 

「良いことを報告した方が評価に響きそう」

 

管理職になったからこそ、

良くも悪くも評価に影響が出そうだと周囲は感じてしまいます。

 

評価が気になるあまり、

今までと距離を置いて関わられることもあります。

 

表面上は良い関係が築けている様に見えても、

どこか心の距離を感じてしまうのです。

 

私は一般社員の方からの相談に乗ることもありますが、

「評価につながりそうで気を使ってしまう」という声は意外と多いのです。

 

「自分の気持ちをわかってくれない」

「どうせ自分の気持ちをわかってくれない」

 

この様に最初から決めつけて、

管理職を遠ざけてしまう部下もいます。

 

わかってくれないと感じているので、

最初から距離を作ってしまうのです。

 

管理職の側から見れば、

どこか輪の中に入れている様な気がせず、

疎外感を抱いてしまうのです。

 

悩みの原因は自信のなさ

私はよく、すべての悩みの原因は自信のなさであるとお伝えしています。

 

疎外感を抱き続けてしまうのも、

自信のなさが根本的な原因です。

 

また人間関係は自分と相手がいて成り立ちます。

 

管理職の側と部下の側、

両方に自信のなさがあるのです。

 

評価につながると思ってしまったり、

気持ちをわかってくれないと思うのも、

部下の自信のなさが原因です。

 

もし自信を持って働けていれば、

管理職の目を気にせず振る舞うことができます。

 

ですが部下の課題は部下にしか変えることができません。

 

部下の自信のなさを変えようと思っても、

できることには限度があるのです。

 

疎外感を抱き続けても成果につながらない

ですが自分の課題には、

自分が向き合えば現状はいくらでも変えられます。

 

疎外感を抱き続けてしまうのは、

管理職の側にも自信のなさがあるのです。

 

自信が持てないからこそ、

部下の反応を見て疎外感を抱き続けてしまいます。

 

「遠ざけられているのでは?」

「嫌われているのかも?」

 

こうした疑念が心の中に浮かんでしまい、

こちらからも距離を取ってしまうのです。

 

疎外感を抱いてしまう根本原因に向き合うこと。

 

これこそ、悩みを根本解決するために必要なことです。

先ほどもお伝えした通り、

すべての悩みの原因は自信のなさ。

 

仕事の悩みも自信がない時に生まれますし、

疎外感を抱いてしまうのも自信がない時。

 

自信のなさに直面した時に、

あらゆる悩みが発生するのです。

 

自信のなさと向き合わずに、

環境だけを変えたとしても、

同じ悩みが繰り返されるだけです。

 

「別の部署に異動すれば解決する」わけではないのです。

 

私は自信のなさを克服し、

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






部下との相性診断

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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