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 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

会議で声が小さくなるのは自信のなさが原因!対策は2つ





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

「会議で声が小さくなる」という悩みは、

年齢や性別を問わずよく寄せられます。

 

事前に準備をしたにもかかわらず、

いざ会議になると小声になってしまう。

 

周りは聞き取りにくくなってしまいますし、

自分でも緊張や恥ずかしさに襲われるでしょう。

 

会議で声が小さくなるのは、

今すぐにでも克服する必要があります。

 

今回は独自の視点で心理背景や原因と改善策をお伝えします。




会議で声が小さくなる人の心理背景

 

会議で声が小さくなる人には、

2つの心理背景があります。

 

どちらか1つに該当することもあれば、

両方に当てはまることもあります。

 

失敗を恐れている

「間違えたらどうしよう…」

「批判されない様にしないと…」

 

この様に失敗を恐れるほど、

声が小さくなってしまいます。

 

失敗を恐れて堂々と話せず、

声が小さくなってしまうのです。

 

声が小さくなれば何を言ってるかわからず、

周りも上手く聞き取れないかもしれません。

 

会議での発言の機会がなくなったり、

大事な仕事を任されなかったり、

会議後に上司から指摘を受けるかもしれません。

 

失敗を恐れて声が小さくなるのが、

実は最大の失敗なのです。

 

周りの反応が気になる

「参加者にどう思われるのか…」

「同僚と比べて発言の内容がまとまっていないかも…」

 

この様に周りの反応や評価が気になると、

声が小さくなってしまいます。

 

自分の気持ちを犠牲にして、

周りにどう思われるかばかり気にするのです。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

他人軸で仕事をしている状態です。

 

これでは周りが気になりストレスも増大し、

気疲れも感じやすくなります。

 

自信のなさが根本原因です

私は相談へ来られる方に対して、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

会議で声が小さくなってしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

自信があれば堂々と発言できますし、

周りに何か言われても冷静に切り返せます。

 

失敗を恐れてしまったり、

周りの反応が気になるのも、

自信のなさが背景にあるのです。

 

ちなみに声が小さくなるのを改善しようと思って、

発生練習やボイストレーニングをしても、

根本的な解決につながらないことが多いです。

 

発生法やテクニックの問題ではなく、

自信のなさというメンタル面に原因があるのです。

 

練習時に大きな声で話せても、

いざ会議になると自信のなさが出てしまい、

声が小さくなってしまうのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

会議で声が小さくなる状況は、

時間が解決してはくれません。

 

たとえ異動や転職をし環境を変えても、

自分が変わらないと会議で声が小さくなるのです。

 

また会議の場面だけでなく、

上司へ報告したりクライアントとの打ち合わせなど、

様々な場面で声が小さくなってしまいます。

 

自信のなさと向き合いながら、

まず自分自身が変わる必要があるのです。

 

会議で声が小さくなるのを克服する方法

 

ここからは具体的に、

現状を改善する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

会議で声が小さくなるのを克服できます。

 

メンタル面にアプローチする方法なので、

どんな場面でも応用できます。

 

方法1:自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法は、自分の気持ちを声に出すこと。

 

会議で声が小さくなる人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があるのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容とも言われています。

 

つまり頭の中で考えるほど自信がなくなるのです。

 

失敗を恐れたり周りの反応が気になるのも、

頭の中で考えている時です。

 

独り言をブツブツとつぶやくイメージで、

頭に浮かんだ言葉を自分で声に出してみてください。

 

自分で自分の気持ちを声に出すのが習慣になると、

会議で声が小さくなることもなくなります。

 

方法2:「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけてください。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

会議で声が小さくなる人ほど、

普段から自分を主語に問いかけていません。

 

自分よりも周りのことを先に考えてしまうのです。

 

「しなければいけない」

「するべきだ」

「した方がいい」

 

たとえばこれらの言葉は、

周りのことを考えている時に浮かびます。

 

自分軸ではなく他人軸になっている状態なのです。

 

「どうしたい?」と自分主体で問いかけることで、

周りを気にせず振る舞える様になります。

 

会議で声が小さくならずに、

堂々と発言ができる様になります。

 

「どうしたい?」の問いかけは、

現状を変えるために不可欠です。

 

大事なのは習慣化

ここまで紹介した2つの方法で、

会議で声が小さくなるのは改善できます。

 

ただし大事なのは「習慣化」です。

 

一度や二度やってみただけでは習慣になりません。

 

会議で声が小さくなってしまうのは、

今までの習慣の積み重ねの結果です。

 

正しい方法を何度も繰り返すことで、

声が小さくなる現状は改善されます。

 

私は現在、仕事の悩みを解決するための、

無料メール講座を実施していますので、

合わせて学んでみてください。

 

また著書を通して仕事の悩みを解決する方法を解説しているので、

こちらも合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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