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仕事を押し付ける人の末路は3つ!心理背景と改善策を紹介





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

やたら仕事を押し付ける人の存在に、

悩んでいる人は多いです。

 

一方で仕事を押し付ける当事者も、

どうすればいいのか悩んでいることは多いです。

 

「気づけば仕事を押し付けてしまう」

「何とかして現状を変えたい」

 

年齢や性別や役職を問わず、

こうした相談は定期的に寄せられます。

 

今回は仕事を押し付ける人の心理や原因と改善策を、

独自の切り口からお伝えします。




仕事を押し付ける人の末路とは?

 

仕事を押し付ける人の末路は3つであり、

どれも幸せなものではありません。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

仕事のスキルが上達しない

仕事を押し付けていれば、

その瞬間は楽ができるでしょう。

 

ですが仕事を押し付けてばかりだと、

自身のスキルが上達しません。

 

仕事ができる様にならないのです。

 

周りの信頼を失う

仕事を押し付けられた側は、

決して良い気分はしないでしょう。

 

「あの人は信用できない」

「自分でやって欲しいのに」

 

この様に周りからの信頼を失うのです。

 

また単に信頼を失うだけでなく、

仕返しされたり根に持つ人もいるでしょう。

 

いざという時に助けてもらえなかったり、

ネガティブな噂を流される可能性もあるのです。

 

急に壁に直面する

仕事を押し付けることで、

乗り切れない場面も出てくるでしょう。

 

仕事を押し付けられない状況が生まれたり、

押し付けた仕事について周りに指摘されたり、

どこかで必ずボロが出るのです。

 

また仕事のスキルが上達しなければ、

出世できなかったり閑職へ追いやられることも出てきます。

 

目先の楽を選んだかわりに、

長い目で見てデメリットがあるのです。

 

なぜ仕事を押し付けるのか?

 

「一体なぜ仕事を押し付けるのか?」

2つの原因を解説します。

 

どちらか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

楽をしようと考えている

楽をしようと考えていると、

仕事を押し付けがちになります。

 

確かに自分が仕事をサボっても、

他の人がかわりにやってくれると思うでしょう。

 

少しくらいサボっても、

周りにバレないと思っている人もいます。

 

目先の楽を選ぶことで、

長い目で見て苦しい状況を選択してしまうのです。

 

失敗するのが怖い

「間違えたらどうしよう…」

「怒られない様にしないと…」

 

この様に失敗するのを怖がる人ほど、

仕事を押し付けがちになります。

 

仕事を押し付けていれば、

失敗することはありません。

 

失敗のリスクを回避できるのです。

 

ただし失敗しないのと同時に、

成功することもありません。

 

その意味で失敗を怖がるのが、

実は最大の失敗だと言えます。

 

自信のなさが根本的な原因です

私は相談に来られる方に対して、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

仕事を押し付けてしまうのも、

自信のなさが根本的な原因です。

 

自信があれば仕事を押し付けず、

目の前の仕事に取り組めます。

 

お願いしたい仕事はお願いしつつ、

自分がやる仕事は責任を持って取り組めるのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

異動や転職など環境を変えれば、

一時的に気持ちは楽になるでしょう。

 

ですが周りを変えても自分が変わらないと、

新たな環境でも同じ悩みに直面します。

 

仕事を押し付ける状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

仕事を押し付ける状況が続いても、

長い目で見て幸せな未来は待っていません。

 

自信のなさと向き合いながら、

今すぐ現状を変えていく必要があります。

 

仕事を押し付ける現状を改善する方法

 

ここからは具体的に、

仕事を押し付ける現状を改善する方法を解説します。

 

2つの対策を繰り返し実践することで、

今から現状を好転することができます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組む方法は、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

仕事を押し付ける人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

つまり頭の中で考えるほど、

仕事を押し付けようとする気持ちが強まるのです。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

ブツブツと独り言をつぶやいてください。

 

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を好転する第一歩です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

仕事を押し付ける人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

結果的に他人軸になってしまい、

仕事の手が止まってしまったり、

他人任せになってしまうのです。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちなのも、

仕事を押し付ける人の特徴です。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを周りに求めてしまうので、

いつまでも結論を自分で出せずにいます。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

現状を好転するために不可欠なのです。

 

大事なのは習慣化です

ここまで紹介した2つの方法を実践することで、

現状は確実に好転します。

 

仕事の悩みやストレスを手放していけますし、

仕事を押し付けることもなくなります。

 

ただし大事なのは「習慣化」です。

 

一度や二度だけ実践しても、

根本的な変化につながりません。

 

何度も実践して習慣にするからこそ、

普段の振る舞いや働き方に現れるのです。

 

私は現在、仕事の悩みを解決するための、

無料メール講座を実施していますので、

合わせて学んでみてください。

 

また著書を通して仕事の悩みを解決する方法を解説しているので、

こちらも合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!





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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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