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20代で2回目の短期離職はマズいのか?原因と対策を紹介





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

「短期離職を繰り返してしまった…」

「20代で2回目の短期離職だ…」

「この先やって行けるのだろうか…」

 

こうした相談は定期的に私の元へ寄せられます。

 

仕事を辞めるのは悪いことではないですが、

短期間に離職を繰り返すのは問題もあります。

 

それこそ20代で2回目の短期離職は、

今後のキャリアを大きく左右するかもしれません。

 

数ヶ月、1年と期間は人によって異なりますが、

短期離職を続ける現状を今から変えないと、

この先は苦しい未来が待っているのです。




短期離職を繰り返すのはなぜ?

 

20代で短期離職を繰り返してしまうのは、

3つの原因があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

1つずつ、解説していきます。

 

自分には向いていないと思った

「この仕事は自分に向いていない」

「やりたい仕事ではなかった」

「思っていた仕事と違った」

 

こうした理由から退職を決断することがあります。

 

確かに自分に向いている仕事や、

やりたい仕事に就くための転職は大切です。

 

ただし短期間での離職を繰り返しているなら、

そもそも自分に向いている仕事や、

やりたい仕事が何かわかっていない可能性が高いです。

 

周りの目や世間体を気にして仕事選びをしていたり…

やりたくない仕事を排除するだけで仕事選びをしていたり…

 

これでは自分の気持ちがわからず、

やりたい仕事や向いている仕事に巡り会えないのです。

 

結果として「向いていないから…」という言葉が、

単なる現実逃避になってしまいます。

 

人間関係の悩みに直面した

「私たち人間の悩みの原因は、人間関係によるものだ」

 

これは『嫌われる勇気』でも有名な、

心理学者アドラーが残した言葉です。

 

つまり仕事の悩みも人間関係が背景にあるのです。

 

・苦手な上司(部下)がいる

・クライアントからのクレームを引きずっている

・社長がワンマンだ

・周りの目を気にしてしまう

 

たとえばこの様に人間関係の悩みがあると、

仕事に行くのがつらくなってしまいます。

 

その結果、離職を繰り返してしまうのです。

 

ただし職場を変えても人間関係は続きます。

 

前職で苦手な特徴を持った人が、

新たな職場で現れることは普通にあるのです。

 

精神的に限界を迎えた

メンタル的に限界を迎え、

短期離職を繰り返す人もいます。

 

仕事へ行くのが憂うつになったり、

イライラもやもやを募らせたりと、

心が苦しくなってしまうのです。

 

私はよく「心の便秘」という言葉を使います。

 

心の便秘が限界を迎えた時に、

退職という形で爆発してしまうのです。

 

短期離職を繰り返した末路とは?

一度や二度の離職であれば、

新たな職場で挽回もできるでしょう。

 

ですが短期間の離職を繰り返すほど、

状況は悪化してしまいます。

 

離職歴は企業も見ていますし、

短期で離職を繰り返しているのはマイナス要素です。

 

「採用してもすぐ辞めるのでは?」

「本人にも問題があるのでは?」

 

この様に思われ採用を見送られたり、

労働条件が悪い求人しか残らなくなるのです。

 

しかも20代で短期離職を繰り返せば、

新たな仕事も限られてしまいますし、

給与等の待遇面も悪くなりやすいです。

 

2回、3回と短期離職を繰り返すことに、

良いことは何もないのです。

 

短期離職を繰り返す原因は自信のなさ

私は相談に来られるお客様へ、

仕事の悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

20代で短期離職を繰り返すのも、

自信のなさが根本原因です。

 

自信があれば離職を繰り返さず、

仕事の悩みに直面しても解決できます。

 

たとえば人間関係に悩んでも、

1つずつ目の前の課題に対処できるのです。

 

自信がないから離職を繰り返したり、

精神的に不調になるまで悪化させてしまいます。

 

自信のなさは職場を変えても解決せず、

環境を変えても自信がないままです。

 

20代で短期離職を繰り返す状況を放置しても、

30代、40代と状況が好転するわけではありません。

 

自信のなさと向き合いながら、

今すぐ現状を変えていく必要があります。

 

短期離職を繰り返さない2つの方法

 

短期離職を繰り返さない方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

今から現状を好転することができます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組む方法は、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

短期離職を繰り返す人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

つまり頭の中で考えるほど、

ネガティブな気持ちが強まり、

悩みを抱きやすくなってしまうのです。

 

仕事について悩んでいる時は、

決まって頭の中で考えています。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を好転する第一歩です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

短期離職を繰り返す人ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

結果的に他人軸になってしまい、

ストレスが増大してしまうのです。

 

自分のやりたい仕事がわからなくなったり、

人間関係の悩みに直面している時は、

自分以外の誰かのことを考えています。

 

自分がしたいことではなく、

周りのことを先に考えてしまうので、

何がやりたいのかもわからなくなります。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちなのも、

短期離職を繰り返す人の特徴です。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを周りに求めてしまうので、

いつまでも結論を自分で出せずにいます。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

現状を好転するために不可欠なのです。

 

大事なのは習慣化です

ここまで紹介した2つの方法を実践することで、

現状は確実に好転します。

 

短期離職を繰り返すことがなくなるだけでなく、

仕事の悩みやストレスを手放していけますし、

さらに理想の状態で働ける様になります。

 

ただし大事なのは「習慣化」です。

 

一度や二度だけ実践しても、

根本的な変化につながりません。

 

何度も実践して習慣にするからこそ、

普段の振る舞いや働き方に現れるのです。

 

私は現在、仕事の悩みを解決するための、

無料メール講座を実施していますので、

合わせて学んでみてください。

 

また著書を通して仕事の悩みを解決する方法を解説しているので、

こちらも合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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