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新人がすぐ泣くのはなぜ?心理背景と改善策を徹底解説!





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

新入社員の扱いに悩んでいる人は、

業界を問わず多いです。

 

「新人がすぐ泣いてしまう」

「注意したら泣いてしまった」

 

新人とどう接して良いのかわからず、

余計なストレスも生まれてしまうでしょう。

 

今回は新人がすぐ泣いてしまう心理背景と解決策を、

独自の視点からお伝えします。




新人がすぐ泣くのはなぜ?

 

新人がすぐ泣いてしまうのは、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

怒られるのを怖がっている

意外かもしれませんが、

怒られるのを怖がっている新人は多いです。

 

今までの人生で怒られ慣れていなかったり、

怒られるとショックで立ち直れない人もいます。

 

もちろん怒るのは悪いことではないですし、

怒られることで仕事が上達することはよくあります。

 

ですが怒られるのを怖がっているからこそ、

実際に怒られてしまうと怖くて泣いてしまうのです。

 

理想と現実のギャップに苦しんでいる

「もっと仕事ができると思っていたのに…」

「こんなこともできないのか…」

 

理想と現実のギャップに苦しんでいる新人もいます。

 

新人なので仕事ができなくて当たり前なのですが、

自分の中で基準を高く持っていたり、

これまでエリート街道を歩んできた人ほど、

思い通りに仕事ができないと簡単に挫折してしまいます。

 

特に完璧主義だとこの傾向が強いのですが、

理想と現実のギャップに苦しむ中で泣いてしまうのです。

 

自分の気持ちを伝えるのが苦手

「上手く伝えられるかな…」

「言葉が出て来なかったらどうしよう…」

 

この様に自分の気持ちを伝えるのが苦手な人は、

言葉より先に涙が流れるかもしれません。

 

自分が不甲斐なく感じたり、

上手く言葉にできない悔しさや情けなさから、

つい泣いてしまうのです。

 

人見知りだったり口数が少ない新人は、

この傾向に当てはまるかもしれません。

 

新人がすぐ泣く原因は自信のなさ

私は相談に来られる方に対して、

仕事の悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

新人がすぐ泣いてしまうのも、

新人の自信のなさが根本原因です。

 

自信があればすぐ泣くことはないですし、

心を強く持って仕事ができます。

 

怒られるのを怖がったり、

理想と現実のギャップに悩んだり、

自分の気持ちを伝えるのが苦手なのも、

自信のなさが背景にあります。

 

仕事だけ自信がない人もいれば、

普段から自信がない人もいますが、

自信のなさが涙となって現れているのです。

 

新人を変えることはできない

とはいえ新人を変えることはできません。

 

これは人間関係すべてに言えますが、

相手を変えることはできないのです。

 

相手を変えようと思えば思うほど、

変わらない相手の姿にイライラし、

余計に現状が悪化するのです。

 

ただし自分が変わることは、

自分次第で今からできます。

 

人間関係は自分と相手がいて成り立つので、

自分の言動が変われば相手の反応も変わります。

 

泣いてしまう新人を変えられなくても、

自分が変われば新人への振る舞いも変わるので、

結果的に新人に良い変化が起きることがあります。

 

新人が泣く状況を好転する方法

 

ここからは具体的に、

新人が泣く状況を好転する方法を解説します。

 

この方法を実践することで、

新人がすぐ泣くのを改善できる様になります。

 

サンドイッチパターンで新人に接する

コミュニケーションの技術の1つに、

サンドイッチパターンというものがあります。

 

まず褒める

次に指摘する

最後に前向きな言葉で締める

 

この順番で新人に接することで、

すぐ泣いてしまう状況が改善されやすいです。

 

いきなりダメ出しをしてしまうのは、

多くの上司がやりがちです。

 

これでは新人も落ち込んでしまいますし、

すぐ泣いてしまうかもしれません。

 

サンドイッチの間にはさむ具のイメージで、

指摘を褒めたり前向きな言葉の間に行うのです。

 

「仕事が早くて良いね」

「丁寧にやってくれてありがたいよ」

「この箇所はミスをしているし、以前も指摘をしたと思うので、今後は少し時間をかけても良いから確認をよろしくね」

「この調子で頑張っていこう」

「いつもありがとう」

 

たとえばこの様なイメージで会話することで、

新人も必要以上に落ち込まず指摘を受け止めてくれます。

 

褒める言葉が思い浮かばない時は、

日頃の感謝の気持ちを伝えることでも効果を実感できます。

 

サインドイッチパターンを意識することで、

新人が必要以上に落ち込み悩むこともなくなるので、

前向きな気持ちで仕事に取り組んでくれます。

 

大事なのは「習慣化」です

ここまで紹介したサンドイッチパターンを実践すれば、

新人がすぐ泣く状況は改善へと向かいます。

 

ただし大事なのは「習慣化」です。

 

一度や二度だけ実践しても、

根本的な変化につながりません。

 

何度も実践して習慣にするからこそ、

普段から自然と新人への接し方に現れるのです。

 

私は現在、仕事の悩みを解決するための、

無料メール講座を実施しています。

 

自信のなさについても詳しく解説していますので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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