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職場のパーソナルスペースにストレスを感じる心理と解決策




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

最近は仕事においても、

パーソナルスペースの重要性が叫ばれ始めています。

 

他人に侵入されると不快に感じる空間を、

パーソナルスペースと呼びます。

 

相手との親しさや関係性によって、

パーソナルスペースは変動します。

 

親友や恋人や家族などの親しい人は、

パーソナルスペースが狭くなります。

 

一方でそこまで親しくない人や、

仕事上の付き合いのある人の場合、

パーソナルスペースは広くなるかもしれません。

 

もちろん個々に変動はあるのですが、

職場のパーソナルスペースにストレスを感じる悩みは、

年齢や性別を問わずよく寄せられます。

 

今回はパーソナルスペースについて、

独自の視点から解説したいと思います。




職場のパーソナルスペースにストレスを感じる心理

先ほどもお伝えした様に、

人によってパーソナルスペースは異なります。

 

「これくらいは大丈夫」と自分が思っていても、

相手のパーソナルスペースに侵入して不快にさせることはあるのです。

 

お互いの認識の違いが生まれやすいのが、

パーソナルスペースの特徴とも言えます。

 

また役職や年齢や性別によっても、

パーソナルスペースは異なります。

 

人によって一概に言えないことが、

問題を複雑にしている側面もあるのです。

 

パーソナルスペースのストレスを手放す方法

「自分よりも広めにパーソナルスペースを見積もる」

 

これがパーソナルスペースの悩みを解決する方法です。

 

自分と同じ基準で考えてしまうと、

相手が自分よりパーソナルスペースが狭かった場合、

問題が発生してしまいます。

 

自分よりも少し広めに考えることで、

相手を不快にさせてしまうこともなくなります。

 

その上で相手の反応を見ながら、

パーソナルスペースを少しずつ狭めていきましょう。

 

相手が心を許してくれたり、

相手の方からパーソナルスペースに入ってきた場合は、

こちらからもパーソナルスペースを狭めてOKのサインです。

 

パーソナルスペースにストレスを感じる原因

先ほどまでは相手のパーソナルスペースに対して、

自分がどう対応するかについて取り上げました。

 

ここからは自分自身の問題です。

 

もしパーソナルスペースにストレスを感じているならば、

自分に原因がある可能性もあるのです。

 

たとえば周りの目を気にしていると、

パーソナルスペースは狭まります。

 

相手に合わせがちになったり、

自分を抑えて働いたり、

気を使い過ぎてしまったら、

人間関係の苦手意識も生まれるのです。

 

人間関係に苦手意識があったり、

人間関係の悩みを抱えていれば、

パーソナルスペースも狭まってしまいます。

 

パーソナルスペースは広げられる

私は相談へ来られる方に対して、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

パーソナルスペースにストレスを感じるのも、

自信のなさが背景にあります。

 

周りの目を気にして働くのも、

自信のなさが影響しています。

 

つまり自分次第でパーソナルスペースは広げられます。

 

自信がないからパーソナルスペースを狭め、

人間関係のストレスを抱え続けてしまうのです。

 

「具体的にどうすればストレスを軽減できるのか?」

 

2つの方法を紹介します。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

パーソナルスペースにストレスを感じる人は、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する習性があります。

 

一説では人間の考える事柄の90%が、

ネガティブな事柄だとも言われています。

 

「今、モヤモヤするな…」

「距離が近すぎるな…」

「仕事で疲れたな…」

 

どんな言葉でも構いません。

 

独り言をブツブツとつぶやく様に、

自分の気持ちを声に出しましょう。

 

自分の気持ちを声に出すことが、

ストレス対策の第一歩です。

 

「どうしたい?」と問いかける

自分の気持ちを声に出したあとは、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

自分を主語に問いかけることは、

ストレスなく働く上で不可欠です。

 

パーソナルスペースのストレスを抱える人ほど、

自分を主語に問いかけられていません。

 

自分以外の誰かのことを、

先に考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えています。

 

相手の行動はコントロールできません。

 

コントロールできないことに悩んでも、

一向に解決へと進まないのです。

 

ですが自分の気持ちは、

今から自分次第で気づけます。

 

「どうしたい?」という問いかけは、

仕事のストレスを解決するために重要なのです。

 

大事なのは「習慣化」です

ここまでの2つの方法を実践すれば、

パーソナルスペースに悩み続けることもなくなります。

 

人間関係の悩みを解決し、

生き生きと働ける様になります。

 

ですが大事なのは「習慣化」

 

先ほどお伝えした方法も、

繰り返し実践することで習慣化します。

 

私は現在、仕事の悩みを解決するための、

無料メール講座を実施しています。

 

今回の話をさらに深く理解し、

現状を変えていくために役立つ内容をまとめているので、

現状を好転したい場合は合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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