やる気をなくす職場の特徴５選！原因と解決策も公開

こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

今回はやる気をなくす職場の特徴を解説します。

年齢や役職を問わず、

今回のテーマはよく寄せられます。

職場環境によってやる気がなくなれば、

仕事のパフォーマンスも下がります。

働くモチベーションも失い、

転職することもあるでしょう。

あるいはマネージャー目線に立てば、

やる気をなくす職場は今すぐ改善したいところです。

やる気をなくす職場の特徴

やる気をなくす職場には、

５つの特徴があります。

どれか１つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

雑談ばかり

やたら雑談が飛び交う職場は、

やる気のある社員には逆効果。

「ちゃんと仕事をしたいのに…」

この様に思うほどモチベーションが下がり、

転職を考え始めてしまいます。

もちろん適度な雑談はOKですし、

関係構築にも効果的です。

ですが雑談ばかりで手が止まったり、

雑談を振られることが多ければ、

それだけやる気もなくなってしまいます。

仕事のコミュニケーションがない

雑談ばかりは逆効果ですが、

だからといって何も話さないのも良くないです。

淡々と仕事をこなしながら、

同僚とコミュニケーションがないままだと、

モチベーションは下がります。

常に緊張してしまったり、

話しかけるのも勇気が必要だったりと、

社員に余計なプレッシャーがかかります。

また仕事の会話がないと、

どの様に仕事を進めていいかわかりません。

ゴールが見えず働いている様な感覚が生まれ、

やる気も下がってしまいます。

職場が散らかっている

机の上が乱雑だったり、

書類や物が散らかり放題だと、

比例してやる気も下がります。

部屋の散らかり具合は、

モチベーションに直結するのです。

たとえるなら飲食店に入ったら、

店内が散らかり放題の様なもの。

食べる気をなくしますし、

別のお店を探すかもしれません。

「気が散る」という言葉がありますが、

身の回りが散らかると気持ちも散らかり、

仕事の生産性も下がってしまうのです。

賞賛がない

「働きぶりを評価されない」

「ダメ出しばかりされる」

この様に賞賛がない職場は、

社員のモチベーションも下がります。

ダメ出しは無意識にできても、

賞賛は意識しないとできません。

どんなに些細なことでも良いので、

褒める文化を作ることで、

自然とやる気も上がるのです。

上司がワンマン

上司がワンマンな職場ほど、

部下のやる気は下がります。

やたら高圧的だったり、

部下の手柄を横取りしたりと、

ワンマンぶりは悪影響を与えます。

上司に自覚がないこともあるので、

次第に部下の心は離れてしまいます。

転職を考える部下も出て来たりと、

職場にとって良いことはありません。

どうすれば職場環境は改善するのか？

ここまで５つの特徴を紹介しました。

「どうすれば職場環境は改善するのか？」

この様な相談を受けた時に、

私がお伝えすることは共通しています。

まず自分から率先する

「まず自分から率先して行動してください」

同僚や会社に変化を求めても、

自分ではコントロールできません。

ですが自分が行動することは、

自分の意思で今からできます。

たとえば職場が散らかっていると思えば、

まず自分が片付けをしてください。

部下に掃除させるのではなく、

自ら掃除する姿勢を見せるのです。

もし賞賛の言葉が足りなければ、

自分から周囲に賞賛を伝えてください。

周りが変わるのを待つのではなく、

まず自分から行動に移すことで、

現状は確実に変わります。

先ほど紹介した５つの特徴の、

正反対の行動を取れば良いのです。

大事なのは「習慣化」です

そして私たち人間は忘れる生き物です。

エビングハウスの忘却曲線と呼ばれていますが、

こうして気づいた内容も、

次の日には70%忘れてしまいます。

だからこそ大事なのは「習慣化」

１日や２日実践しただけでは、

根本的な変化にはつながりません。

やる気をなくす職場になったのは、

今までの仕事の日々で積み重ねられたもの。

まずは自分から率先して行動し続けることで、

現状が好転します。

三日坊主という言葉がありますが、

三日坊主では以前までの自分に逆戻りしてしまいます。

私は自信のなさを克服し、

本当に望む成果を出し続けるための秘訣を、

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました！

このコラムの執筆者

伊庭 和高（いば かずたか）

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった５秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』（2023年9月19日号）にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから！」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。