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キャパオーバーでミスが増える3つの原因と対処法

こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

「仕事がキャパオーバーだ…」

 

「もう限界でどうすれば良いかわからない…」

 

年齢や性別や役職を問わず、

こうした声は私の元によく寄せられます。

 

キャパオーバーになってしまえば、

精神的にも苦しい状態が生まれてしまいます。

 

やる気も上がらず、

ネガティブ思考ばかり浮かび、

パニックを起こすこともあります。

 

仕事の生産性も下がり、

ミスが増えてしまうのです。

 

そこで今回は独自の視点から、

キャパオーバーでミスが増える原因と改善法を解説します。

 

キャパオーバーでミスが増える原因

 

キャパオーバーでミスが増えてしまうのは、

大きく4つの原因があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

相手の反応を気にしている

「仕事をしていないと思われたら…」

「怒られたら…」

「指摘を受けたら…」

 

この様に相手の反応を気にするほど、

自分で自分を追い込んでしまいます。

 

どれだけ相手の反応を考えても、

相手の気持ちは相手次第です。

 

正解のわからない問題を解いている様なもので、

いつまでも結論は出ないのです。

 

それなのに相手の反応を気にしていると、

考え過ぎて頭の中がいっぱいになってしまいます。

 

結果的にキャパオーバーを引き起こし、

仕事のミスも増えてしまうのです。

 

注意力が散漫になる

キャパオーバーになる状態とは、

それだけ仕事を抱えているわけです。

 

焦りが生まれて、

1つ1つの仕事が雑になってしまいます。

 

普段ならダブルチェックをする仕事も、

一度だけのチェックで進めてしまうこともあります。

 

仕事を丁寧に進めることよりも、

目の前の仕事を早くさばこうとするので、

結果としてミスも増えるのです。

 

頭の中で考え続けている

頭の中で考える癖がある人も、

キャパオーバーになりやすいです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる特性があります。

 

相手の反応を気にしたり、

注意力が散漫になってしまうのも、

頭の中で考えを巡らせています。

 

つまり頭の中で考えるほど、

ストレスを自分でかけてしまい、

ミスしやすい状態を作り出してしまいます。

 

仕事の悩みの根本原因

私はお客様に対して、

仕事の悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

キャパオーバーでミスをしてしまうのも、

自分の自信のなさが根本的な原因です。

 

自信を持って働いていれば、

そもそもキャパオーバーになりません。

 

周りの反応を気にせず、

頭の中で考え続けず働けています。

 

自信のなさに直面している時ほど、

仕事が上手くいかず壁にぶつかってしまうのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

そして自信が持てないままだと、

悩みは環境を変えても繰り返されます。

 

異動や転職をしても、

キャパオーバーでミスをしてしまう状況は続くのです。

 

環境が変わり一時的にリフレッシュできても、

自分が変わらないと同じ悩みを繰り返してしまうのです。

 

これから紹介する2つの方法を実践し、

自信を持って働ける様になることで、

キャパオーバーでミスをしてしまう現状は克服できます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

先ほどもお伝えした様に、

キャパオーバーでミスをしてしまう人ほど、

声に出さず頭の中であれこれ考え続けています。

 

一説では1日に考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

頭の中で考えていることを実況中継する様に、

ブツブツ声に出して受け止めましょう。

 

声に出すほど気持ちが落ち着きますし、

解決策も浮かびやすくなります。

 

ポイントは「どんな気持ちも声に出すこと」

 

独り言で構いませんので、

その時に思ったことを声に出しましょう。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分を主語に問いかけることで、

自分が望む結論を出せる様になります。

 

キャパオーバーでミスをしてしまう時ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければいけない」

 

この様に自分以外の周りのことを気にしています。

 

自分主体で働くのではなく、

周りに影響されながら働いてしまうのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

キャパオーバーでミスをしてしまう悩みを克服するために不可欠です。

 

大事なのは「習慣化」です

ここまで紹介した2つの方法を使えば、

キャパオーバーでミスをしてしまう現状は変えられます。

 

ですが大事なのは習慣化。

 

1日や2日実践しただけでは、

根本的な変化にはつながりません。

 

そもそもキャパオーバーでミスをしてしまう様になったのは、

今までの仕事の日々で積み重ねられたもの。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状が好転します。

 

三日坊主という言葉がありますが、

三日坊主では以前までの自分に逆戻りしてしまいます。

私は自信のなさを克服し、

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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