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仕事のキャパオーバーは能力不足が原因ではない!本当の原因と解決策




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

仕事でキャパオーバーに悩んでいる人は多いです。

 

年齢や性別や役職を問わず、

キャパオーバーに直面するのはつらいです。

 

メンタル的にも苦しくなりますし、

ストレスを抱える様になります。

 

確かに仕事量が多い場合は、

キャパオーバーになり得ます。

 

ですが仕事量がそこまで多くないのに、

キャパオーバーで悩んでしまうこともあるのです。

 

「キャパオーバーは能力不足が原因なのか?」

 

「能力を高めて現状を打破したい」

 

こうした声が届くこともあります。

 

そこで今回は独自の視点で、

仕事のキャパオーバーの原因を解説します。




キャパオーバーは能力不足なのか?

まず結論からお伝えすると、

仕事のキャパオーバーの原因は能力不足とは限りません。

 

能力があるかどうかに関係なく、

キャパオーバーの事態が発生してしまうのです。

 

キャパオーバーの原因は3つ。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

周りの反応が気になる

「上司にどう思われているのか?」

「部下に嫌われているのでは?」

「変な目で見られたらどうしよう?」

 

この様に周りの反応が気になるほど、

仕事でキャパオーバーになってしまいます。

 

周りがどう思っているかは、

どれだけ考えてもわかりません。

 

超能力でもあれば話は別ですが、

相手の反応は相手次第です。

 

それなのに周りの反応を気にし続けるのは、

答えのわからない問題を解いている様なもの。

 

いつまでも結論が出ず、

あれこれ考え続けて仕事が進まなくなるのです。

 

結果としてキャパオーバーになってしまいます。

 

失敗を恐れている

「ミスをしたらどうしよう…」

「プレゼンで失敗したらどうしよう…」

 

この様に失敗を恐れるほど、

プレッシャーも感じやすくなります。

 

仕事が膨大な量に感じたり、

精神的に苦しくなってしまうのです。

 

結果としてキャパオーバーを感じ、

どこかで限界を迎えてしまうのです。

 

頭の中で考え続けている

頭の中で考える癖がある人は、

キャパオーバーに陥りやすいです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する傾向があります。

 

不安や恐れなどを感じやすく、

いつまでも行動に移せないのです。

 

仕事に時間がかかってしまい、

キャパオーバーを引き起こしてしまいます。

 

キャパオーバーの根本原因は自信のなさ

ここまで3つの原因を見てきましたが、

実は能力不足とキャパオーバーは何の関係もありません。

 

仕事の能力とは全く別のところで、

キャパオーバーが発生しているのです。

 

私はお客様に対して、

仕事の悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

仕事でキャパオーバーになるのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

自分に自信が持てない時に、

周りの目が気になったり失敗を恐れたり、

頭の中であれこれ考え続けてしまうのです。

 

今から現状は変えられる

つまり仕事の能力は関係なく、

自信のなさに直面するほどキャパオーバーになるのです。

 

能力に関係ないからこそ、

誰でも今から現状は変えられます。

 

自信のなさと向き合い行動することで、

周りの目を気にしたり失敗を恐れず、

頭の中で考え続けることもなくなります。

 

自信を持って働ける様になるほど、

仕事も捗り周囲にも好影響をもたらすのです。

 

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

2つの方法をお伝えします。

 

自分の気持ちを声に出す


まず最初の方法が、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

先ほどもお伝えした様に、

キャパオーバーになってしまう人ほど、

声に出さず頭の中であれこれ考え続けています。

 

頭の中で考えていることを実況中継する様に、

ブツブツ声に出して受け止めましょう。

 

声に出すほど気持ちが落ち着きますし、

解決策も浮かびやすくなります。

 

ポイントは「どんな気持ちも声に出すこと」

 

独り言で構いませんので、

その時に思ったことを声に出しましょう。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分を主語に問いかけることで、

自分が望む結論を出せる様になります。

 

キャパオーバーになってしまう時ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければいけない」

 

この様に自分以外の周りのことを気にしています。

 

あるいは「どうしたいのか?」ではなく、

「どうしたらいいのか?」と問いかけてしまいます。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

キャパオーバーに陥らないためには必須なのです。

 

大事なのは「習慣化」です

ここまで紹介した2つの方法を使えば、

キャパオーバーにならずに働けます。

 

ですが大事なのは習慣化。

 

1日や2日実践しただけでは、

根本的な変化にはつながりません。

 

そもそもキャパオーバーに悩む様になったのは、

今までの仕事の日々で積み重ねられたもの。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状が好転します。

 

三日坊主という言葉がありますが、

三日坊主では以前までの自分に逆戻りしてしまいます。

私は自信のなさを克服し、

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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