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仕事で焦るとパニックになる3つの原因と解決策




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

今回は業種や年齢や立場を超えて、

ビジネスパーソンの方からよく寄せられる相談です。

 

「仕事で焦るとパニックになるのを直したい」

 

つい焦ってパニックになってしまうことはあります。

 

周囲に迷惑をかけてしまったり、

自責の念に駆られてしまったりと、

良いことは何もありません。

 

今回は独自の切り口から、

仕事でパニックになる原因と解決策をお伝えします。




仕事でパニックになる原因

 

仕事でパニックになるのは、

3つの原因があります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

頭の中で考え続けている

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する習性があります。

 

頭の中で考える癖があると、

無意識にネガティブ思考に引きずられるのです。

 

不安や焦りや怒りといった感情が生まれ、

パニックになりやすいのです。

 

つまり頭の中で考えがちな人は、

パニックな状態を引き起こしがちなのです。

 

周りの目を気にしている

「指摘されたらどうしよう…」

 

「怒られたらどうしよう…」

 

この様に周りの目を気にするほど、

焦ってパニックになりやすいのです。

 

余計なことに意識が向いて、

つい慌ててしまうのです。

 

自分の気持ちよりも先に、

周りにどう思われるかを気にしてしまいます。

 

失敗を恐れている

「間違えたらどうしよう…」

 

「上手くいかなかったらどうしよう…」

 

この様に失敗を恐れるほど、

パニックを起こしやすくなります。

 

失敗を恐れて緊張したり、

萎縮してしまうのです。

 

これは勉強でもスポーツでもそうですが、

失敗を恐れる気持ちが強まるほど、

結果として失敗してしまう確率を上げるのです。

 

根本原因は自信のなさ

私はお客様に対して、

仕事の悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

仕事で焦ってパニックになるのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

自信がない時ほど、

周りの目を気にしたり失敗を恐れてしまいます。

 

頭の中であれこれと考え、

さらなる失敗を引き起こしてしまうのです。

 

ですが自信を持って働けていれば、

周りを気にせず失敗も恐れません。

 

パニックにならない様にするには、

自信の有無がポイントなのです。

 

悩みは環境を変えても繰り返される

そして自信のなさとは、

環境を変えても付きまといます。

 

異動や転職をしても、

自信が持てる様にはなりません。

 

焦ってパニックになる状況が、

環境を変えても繰り返されるのです。

 

ですが裏を返せば、

今この環境でも現状は変えられるということ。

 

自信のなさと向き合いながら、

焦りからパニックを起こす状況を改善していきましょう。

 

パニックにならないための方法

 

ここからは具体的に、

焦りからパニックにならない方法を解説します。

 

2つの方法を実践することで、

効果を実感できる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

自分で自分の気持ちを声に出すことです。

 

焦ってパニックになってしまう人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考えがちなのです。

 

先ほどもお伝えした通り、

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まります。

 

一説では頭の中で考える事柄の、

90%がネガティブな内容だと言われています。

 

ですので頭の中で考えていることを、

ブツブツと声に出してみてください。

 

実況中継をするイメージで、

どんな気持ちも声に出してみてください。

 

実際にブツブツ小声で発して仕事をする人もいますが、

これは焦りを落ち着かせるのに効果的なのです。

 

まずはどんな気持ちも、

自分で声に出して受け止めること。

 

これが現状を変える第一歩です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけることです。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

焦ってパニックになってしまう人ほど、

自分を主語にできていません。

 

自分以外の誰かのことを先に考えてしまうのです。

 

「するべきだ」

「しなければいけない」

「した方がいい」

「して欲しい」

 

たとえば上記の言葉は、

自分以外の誰かを主語にしている状態です。

 

相手の反応が気になり、

失敗を恐れる気持ちも出てくるのです。

 

自分を主語にして問いかけることは、

パニックを起こさないために不可欠です。

 

大事なのは「習慣化」です

ここまで紹介した2つの方法を使えば、

パニックを起こさず働ける様になります。

 

ですが大事なのは習慣化。

 

1日や2日実践しただけでは、

根本的な変化にはつながりません。

 

そもそもパニックに悩む様になったのは、

今までの仕事の日々で積み重ねられたもの。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状が好転します。

 

三日坊主という言葉がありますが、

三日坊主では以前までの自分に逆戻りしてしまいます。

私は自信のなさを克服し、

本当に望む成果を出し続けるための秘訣を、

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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