誰もが自信を持って働きながら、
本当に望む未来を実現する心理学

コラム

 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

仕事におけるメンタルブレイクの原因と治し方




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

今回は仕事のメンタルブレイクについて取り上げます。

 

年齢や性別や役職に関係なく、

私の元にもよく相談が寄せられるテーマです。

 

メンタルブレイクとは、

精神的につらい状態が続いていること。

 

メンタル面の不調によって悩む人は多いです。

 

働くのが苦しくなったり、

休職や退職につながったりと、

良いことは何もありません。

 

そこで今回は独自の視点から、

メンタルブレイクの原因と解決策をお伝えします。




仕事におけるメンタルブレイクの原因

 

仕事でメンタルブレイクするのは、

3つの原因があります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

受け身で仕事をしてきた

言われたことだけこなしたり、

自己主張せずに働いていると、

次第に苦しくなってしまいます。

 

自分の意思より周りを気にしてしまいますし、

気疲れで精神的なストレスも感じやすくなります。

 

また受け身で仕事をしていると、

仕事量が異常に増えてしまうこともあります。

 

頑張っている人に多く割り振られ、

どこかでキャパオーバーしてしまうのです。

 

大きな失敗をしてしまった

プロジェクトで失敗したり、

初歩的なミスをしてしまった時は要注意!

 

自分の想像以上に、

メンタル的な影響を受けている可能性があります。

 

「もうダメだ…」

「この仕事は向いていないのでは…」

 

ネガティブな気持ちが渦巻き、

メンタルブレイクに陥ることがあります。

 

キャリアの天井が見えてしまう

最初は意欲的に働いていても、

次第にキャリアの天井が見えてしまうことがあります。

 

先が見えてしまうことで、

モチベーションが低下する人もいるのです。

 

「どれだけ頑張っても知れてる…」

 

「この会社での未来はないな…」

 

このように思うこともあるのです。

 

今までの頑張りが反映されなかったり、

今までのツケが回ってきたりと、

どんな背景があるかは状況により異なります。

 

ですがキャリアの天井が見えてしまえば、

閉塞感が生まれモチベーションにも影響が出るのです。

 

ネガティブな気持ちが生まれるほど、

メンタルブレイクに陥りやすくなります。

 

根本原因は自信のなさ

私はお客様に対して、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

仕事でメンタルブレイクに陥るのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

自信を持って働けていれば、

ストレスに悩まされ続けません。

 

周りの目を気にせず、

過去の失敗を引きずらず、

自分の気持ちを大切に働けています。

 

ですが自信が持てずにいると、

受け身で仕事をしやすくなります。

 

頭の中でネガティブ思考を続け、

過去の失敗を引きずりやすくなります。

 

つまり自信の有無が、

メンタルブレイクの分かれ道なのです。

 

環境を変えても根本的には変わらない

「異動すれば…」

「転職すれば…」

 

この様に環境を変えることで、

メンタルブレイクする現状が改善されると思っている人はいます。

 

確かに環境が変われば、

与えられる仕事や立場も変わるので、

多少なりとも状況に変化は生まれます。

 

ですが先ほどもお伝えした様に、

メンタルブレイクの根本原因は自信のなさ。

 

自分にも原因があるのに、

環境だけを変えたところで現状は変わらないのです。

 

メンタルブレイクの治し方2ステップ

 

ここからは具体的に、

メンタルブレイクの治し方をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状は好転し始めます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

自分で自分の気持ちを声に出すことです。

 

メンタルブレイクをしてしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず、頭の中で考えを巡らせています。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

頭の中で考えるほど、

周りの目が気になったり、

失敗を恐れてしまうのです。

 

頭の中で考えるのではなく、

ブツブツと声に出すことを意識すれば、

次第にメンタルは立て直せるのです。

 

どんな気持ちもまず声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけることです。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

メンタルブレイクに悩む人ほど、

自分を主語にできていません。

 

自分以外の誰かのことを先に考えてしまうのです。

 

「するべきだ」

「しなければいけない」

「した方がいい」

「して欲しい」

 

たとえば上記の言葉は、

自分以外の誰かを主語にしている状態です。

 

あるいは「どうしたいのか?」ではなく、

「どうしたらいいのか?」と問いかけています。

 

自分を主語にしていないことで、

受け身で仕事をしやすくなり、

メンタルブレイクも発生しやすくなります。

 

自分を主語にして問いかけることは、

メンタルブレイクを抜け出す上で不可欠です。

 

大事なのは「習慣化」です

ここまで紹介した2つの方法を使えば、

メンタルブレイクに悩む現状を克服できる様になります。

 

ですが大事なのは習慣化。

 

1日や2日実践しただけでは、

根本的な変化にはつながりません。

 

そもそもメンタルブレイクに悩む様になったのは、

今までの仕事の日々で積み重ねられたもの。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状が好転します。

 

三日坊主という言葉がありますが、

三日坊主ではメンタルブレイクに陥る自分に逆戻りしてしまいます。

私は自信のなさを克服し、

本当に望む成果を出し続けるための秘訣を、

無料メール講座で解説しています。

 

仕事の悩みを解決し成果を出したい場合は、

こちらも登録し学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






部下との相性診断

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

関連記事

コラムカテゴリ