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コラム

 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

仕事を休んだ方がいい5つのサインと2つの原因




こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

今回は仕事で過小評価される原因を、

5つのサインと2つの原因があります。

 

これらを知らずに働いていると、

どこかで限界を迎えてしまいます。

 

休職や離職の形で表面化することもあれば、

仕事へのモチベーションもなくなってしまいます。

 

今回のテーマは多くの方から相談を受けるので、

一般の見地とは異なる独自の視点で、

仕事を休んだ方がいい現象について解説します。




仕事を休んだ方がいい5つのサイン

 

仕事を休んだ方がいい状態が起きるのは、

必ず何かしらの兆候が出ているのです。

 

5つのサインを知ることで、

事態を悪化させずに済むこともあります。

 

仕事のミスが増える

ケアレスミスが起きたり、

アポや会議の予定を忘れたり、

仕事のミスが増えている場合は要注意。

 

精神的に不調な時ほど、

ミスを起こしやすくなり、

集中力も途切れやすくなります。

 

今までの働きぶりからして、

考えられないミスをすることもあるのです。

 

この場合「メンタルの不調では?」と疑うことが大切です。

 

自分でも気づかないうちに、

精神的にボロボロになってしまうこともあります。

 

これは仕事を休んだ方がいいサインなのです。

 

元気がなくなった

「最近笑わなくなったね」

「めっきり喋らなくなったね」

 

この様に周囲から声をかけられた時は要注意。

 

間違いなく何かしら悩みを抱えています。

 

不調になるほど元気もなくなり、

仕事のモチベーションも失ってしまいます。

 

以前よりも元気がなくなった場合、

何かしら不調の要因を抱えているのです。

 

急な欠勤や遅刻早退が増える

体調不良で急きょ欠勤したり、

遅刻や早退が増えている場合も要注意。

 

体調ではなく、心理的な不調の可能性が高いです。

 

気持ちが持たなくなっていたり、

頑張っても仕事に意識が向かなくなっている可能性もあります。

 

週に1度の欠勤や遅刻早退が続いたり、

週に2日以上も発生している場合は、

メンタルの不調を疑った方が良いです。

 

また欠勤や遅刻早退になっていなくても

朝起きるのがつらくなった時は要注意。

 

「仕事に行きたくないな…」

 

「ギリギリまで寝ていたいな…」

 

「なんだか憂うつだな…」

 

こうした気持ちが出て来た時ほど、

 

メンタルの不調に襲われ気持ちが病んでしまいます。

 

報連相が遅い

報連相が遅くなるということは、

自分の中で抱え込んでいる状態とも言えます。

 

悩みやストレスを抱え込んでいると、

報連相が遅くなる現象が発生しやすくなります。

 

「失敗したらどうしよう…」

 

「上手くいかなかったらどうしよう…」

 

ネガティブな思考が充満しているので、

足取りが重たくなってしまうのです。

 

上司や部下に報連相が遅くなっている時は、

精神面に原因があるかもしれません。

 

当たり障りない返事ばかりをする

「大丈夫です」

 

「問題ないです」

 

「まぁまぁ上手くやってます」

 

この様に当たり障りのない返事をしがちな時は、

メンタル不調を起こしている可能性もあります。

 

感情の起伏がなくなっていたり、

周囲との関わりを断とうとしている状態です。

 

心の中に悩みを抱え込んでいることもあるのです。

 

仕事を休んだ方がいい状態になる2つの原因

 

「一体なぜ仕事を休んだ方がいいのか?」

 

人によって背景は異なりますが、

共通する原因が2つあります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

頑張り過ぎてしまった

仕事量が多かったり…

完璧にやろうとし過ぎたり…

根を詰めて追い込んだり…

 

この様に頑張り過ぎていると、

必ずどこかで反動がやってきます。

 

気力で一時的に乗り切れても、

心身ともに限界が訪れてしまうのです。

 

燃え尽き症候群とも言いますが、

急にやる気を失ってしまったり、

身体が動かなくなってしまうのです。

 

周囲の反応を気にしている

「嫌われたらどうしよう…」

「怒られない様にしないと…」

「意見を言ってどう思われるのか…」

 

この様に周囲の反応を気にするほど、

自分の気持ちを抑える様になります。

 

言いたいことを我慢したり、

必要以上に気を使ってしまいます。

 

居心地の悪さを感じたり、

気疲れでストレスを抱えてしまいます。

 

そして限界を迎えた時に、

仕事に行くのが苦しくなってしまうのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

「異動すれば良いのでは…」

「転職すれば良いのでは…」

 

環境を変えれば好転すると、

誰しも一度は思うでしょう。

 

確かに環境を変えることで、

一時的に気持ちは楽になります。

 

ですが環境を変えても、

同じ課題に直面してしまいます。

 

必要以上に頑張り過ぎたり、

周囲にどう思われるかを気にしてしまうのです。

 

一時的なリセットになるものの、

再び苦しい状態に落ち込んでしまいます。

 

環境を変えても、

自分自身が変わらない限り、

悩みは何度でも繰り返されてしまいます。

 

すべての悩みの原因は自信のなさ

私はお客様に対して、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

仕事を休んだ方がいい状態まで追い込まれるのは、

自分の自信のなさが背景にあります。

 

自分に自信が持てずにいるから、

周囲の反応を気にしてしまいます。

 

頑張り過ぎてしまうのも、

自信があればストップをかけられます。

 

つまり自信を持って働けているかが、

現状を好転させる分岐点なのです。

 

現状を好転させる方法

 

ここからは具体的に、

現状を好転させる方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

仕事を休んだ方がいい状態から抜け出せます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

自分で自分の気持ちを声に出すことです。

 

実は仕事で悩みを抱く人の多くが、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では頭の中で考える事柄の、

90%がネガティブな内容だと言われています。

 

仕事で悩みを抱える時ほど、

頭の中で考えを巡らせる癖があります。

 

周囲の反応を気にしたり、

頑張り過ぎてしまう時も、

頭の中であれこれ考え続けているのです。

 

まずはどんな気持ちも、

自分で声に出して受け止めること。

 

これが現状を変える第一歩です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけることです。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

仕事を休んだ方がいい人ほど、

自分を主語にできていません。

 

自分以外の誰かのことを先に考えてしまうのです。

 

「するべきだ」

「しなければいけない」

「した方がいい」

「して欲しい」

 

たとえば上記の言葉は、

自分以外の誰かを主語にしている状態です。

 

あるいは「どうしたいのか?」ではなく、

「どうしたらいいのか?」と問いかけています。

 

自分を主語にして問いかけることは、

現状を好転させるために不可欠です。

 

大事なのは「習慣化」です

ここまで紹介した2つの方法を使えば、

現状を好転することができます。

 

ですが大事なのは習慣化。

 

自分を主語にして問いかけることは、

根本的な変化にはつながりません。

 

そもそも仕事を休んだ方がいい状態になったのは、

今までの仕事の日々で積み重ねられたもの。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状が好転します。

 

三日坊主という言葉がありますが、

三日坊主では以前までの自分に逆戻りしてしまいます。

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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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