経営者なのに自信がない3つの原因!現状を好転するには?
こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。
私の元には業種や年齢を問わず、
経営者の方から相談が届くことも多いです。
抱えている課題は異なるものの、
「自信がない」と語る人は意外といます。
経営者が自信のなさを抱え続けると、
次第に苦しくなってきます。
自信のなさから心身のバランスを崩してしまったり、
大事な場面での決断を間違えてしまったりと、
良いことは何もないのです。
今回は一般の見地とは異なる独自の視点で、
経営者が自信がないと感じる原因を解説します。
経営者なのに自信がない3つの原因
「なぜ経営者なのに自信が持てないのか?」
大きく3つの原因に分けられます。
どれか1つに当てはまることもあれば、
複数に該当することもあります。
周囲の顔色を伺っている
同僚や部下の反応を気にしたり…
経営者仲間やクライアントの目を気にしたり…
周囲の顔色を伺っていると、
本当の意味で自分に自信が持てません。
良い顔を演じることはできますし、
評価してもらえる場面もあるでしょうが、
常に顔色を伺い続けるのはストレスです。
何より周りの顔色を伺う自分は、
偽りの自分を演じている様なものです。
どこか違和感を抱いてしまうのです。
常に欠乏感を抱いている
「まだ足りない」
「全然できていない」
「十分ではない」
この様に「無い部分」に意識が向くのは、
心理学において欠乏感と呼ばれています。
どれだけ業績が好調でも、
できていない点に意識を向けてしまえば、
自信が持てずに働いてしまいます。
外的な要因に関係なく、
欠乏感を抱き続けてしまえば、
経営者として振る舞うのも苦しくなってしまいます。
永遠にゴールテープを切ることができず、
自分で自分を追い込み続けてしまいます。
自分の決断が正解かどうかわからない
経営者であれば、日々決断の連続です。
「本当にこの決断で良いのだろうか?」
この様に思えば思うほど、
自分の決断に自信をなくしてしまいます。
たとえ一時的には上手くいっても、
「たまたまではないか」と疑心暗鬼になってしまうのです。
あるいは自分の決断に自信が持てず、
周囲に助けを求めてばかりのケースもあります。
同僚や経営者仲間に判断を仰いだり、
人によっては占い等を活用することもあります。
助けを求めるのも良いのですが、
そればかりになれば自信は持てないのです。
悩みは形を変えて繰り返される
私はよく、すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。
自信のなさに直面すると、
同じ課題を繰り返してしまいます。
相手や場面を変えて、
自信のなさに直面し続けてしまうのです。
自信のなさに向き合わないと、
現状は根本から変わりません。
その場は何とか乗り切れても、
どこかでガス欠を起こしてしまいます。
気晴らしで一時的にリフレッシュできても、
悩みの根本原因が解決していないままなので、
長い目で見れば状況は悪化してしまいます。
次第に自分自身を支えきれなくなり、
限界を迎えてしまうのです。
現状を好転させるために
自信のなさと向き合うことが、
現状を好転させる鍵になります。
自分の課題に向き合うことで、
現状は今から変えることができるのです。
先ほど紹介した3つの原因についても、
正面から向き合い対処することで、
本当の意味で自信を持って経営できる様になります。
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本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。
卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。
2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。
「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。
また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。