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 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

後から入ってきた人が優秀でモヤモヤする!心理背景と対策とは?





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

「後から入ってきた人が優秀だ」とモヤモヤすることは、

仕事をしていれば一度は経験があるでしょう。

 

新人や中途入社、

あるいは異動してきた人など、

自分より後に入ってきたのに優秀な仕事ぶりの人はいます。

 

その人を見て動揺してしまったり、

イライラもやもやする状況は、

すぐにでも抜け出す必要があります。

 

今回は独自の視点から、

モヤモヤする心理背景や原因と解決策をお伝えします。




後から入ってきた人が優秀だとモヤモヤする心理背景

 

これから紹介する4つの心理背景が影響し、

後から入ってきた優秀な人にモヤモヤしてしまいます。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

自分の評価が下がると思っている

後から入ってきた人が優秀だと、

周りの注目がそちらに集まると思っています。

 

優秀な後輩と比較して、

自分の評価が下がると思い込んでいるのです。

 

もちろん後輩が優秀だからといって、

自分の評価が下がるとは限りません。

 

ですが何かにつけて比較され、

自分の評価が下がる様に感じるかもしれません。

 

周りと自分を比べている

そもそも周りと自分を比べがちな人ほど、

後から入ってきた人が優秀だとモヤモヤします。

 

優劣や勝ち負けを気にしていると、

周りと比較して一喜一憂してしまいます。

 

ただし周りより優れていると思っても、

周りと自分を比べる癖は改善されません。

 

新たに入ってきた人が優秀だったり、

異動や転職で環境が変わった時に、

再び周りと自分を比べてモヤモヤしてしまうのです。

 

自分の仕事がなくなると思っている

後から入ってきた人が優秀なので、

自分の仕事をとられると思い込んでいる人もいます。

 

特に社歴や年齢が若かったり、

以前の自分と同じ仕事を後輩が任されていると、

余計にモヤモヤしてしまうのです。

 

自分自身もキャリアを積み重ねていけば、

新たな仕事を任されるでしょう。

 

ただし自分の仕事ぶりに自信がなかったり、

今の仕事にしがみついている状態だと、

仕事が奪われないか気になってしまうのです。

 

嫉妬している

後から入って優秀な部下に、

単純に嫉妬している可能性もあります。

 

仕事だけに限らずプライベートでも、

嫉妬心に悩まされていることもあります。

 

嫉妬はネガティブな感情なので、

嫉妬するほどモヤモヤします。

 

仕事が手につかなくなったり、

ストレスを溜め込みやすくなるので、

嫉妬し続けても良いことはありません。

 

自信のなさが根本原因です

私は相談に来られる方に対して、

仕事の悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

後から入ってきた人が優秀でモヤモヤするのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

自信があればモヤモヤしませんし、

自分のことに集中できます。

 

先ほど紹介した4つの心理背景も、

自信のなさが原因なのです。

 

そして自信がないまま仕事をする状況は、

時間が解決してはくれません。

 

異動や転職で環境を変えても、

後から入ってきた人が優秀なケースは起こり得ます。

 

その度にモヤモヤしてしまうので、

根本的な解決につながらないのです。

 

自分の自信のなさと向き合い、

これから紹介する方法を実践することで、

現状を根本から変えていく必要があります。

 

現状を改善する2つの方法

 

ここからは具体的に、

現状を好転する方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

後から優秀な人が入ってきてもモヤモヤせず、

落ち着いて仕事に取り組める様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

仕事中にモヤモヤする時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

優秀な後輩にモヤモヤしているのも、

頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも大丈夫ですので、

実況中継するかの様にブツブツ声に出しましょう。

 

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

仕事中にモヤモヤする時ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

優秀な後輩のことを考えてしまうのも、

自分を主語に問いかけられていないからです。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

まさに他人軸で仕事をしてしまうのです。

 

優秀な後輩の存在にモヤモヤしたり、

ストレスを溜め込む様になってしまいます。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

優秀な後輩にモヤモヤしないためにも不可欠です。

 

大事なのは習慣化です

ここまで紹介した2つの方法を実践することで、

現状は確実に好転します。

 

優秀な後輩にモヤモヤする状況を改善し、

ストレスフリーで働ける様になります。

 

ただし大事なのは「習慣化」です。

 

一度や二度だけ実践しても、

根本的な変化につながりません。

 

何度も実践して習慣にするからこそ、

普段の振る舞いや働き方に現れるのです。

 

私は現在、仕事の悩みを解決するための、

無料メール講座を実施していますので、

合わせて学んでみてください。

 

また著書を通して仕事の悩みを解決する方法を解説しているので、

こちらも合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!





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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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