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コラム

 あなたのその悩み、自信のなさが原因です

言い方がきつい人がいるから職場を辞めるのはストップ!





こんにちは、ビジネスメンタルトレーナーの伊庭和高です。

 

言い方がキツい人の存在に悩む人は、

年齢や性別や役職を問わず多いです。

 

言い方のキツさにショックを受けたり、

イライラもやもやすることもあるでしょう。

 

「いっそのこと職場を辞めてやる」と思い、

実際に転職活動を始める人もいます。

 

ただし職場を変えても根本的な解決につながらないケースもあるのです。




言い方がきつい人に悩む原因

 

言い方がきつい人に悩む状況は、

言い方がきつい相手にも原因があります。

 

ただし同時に、自分自身にも原因があるのです。

 

これはあらゆる人間関係に言えますが、

人間関係は自分と相手がいて成り立つので、

人間関係、自分と相手のそれぞれに原因があります。

 

この点に気づかずにいると、

いつまでも苦しい状況は解決しません。

 

自分だけのせいだと考えたり、

相手だけが悪いと思い続けると、

現状は一向に好転しないのです。

 

職場を変えても言い方がキツい人に悩まされる

もし自分と相手どちらか片方だけのせいにすると、

職場環境を変えても言い方がきつい人が現れます。

 

転職をすれば状況が変わると思い、

職場を辞めれば一時的にスッキリするでしょう。

 

ですが周りを変えても自分が変わらないと、

新たな環境で同じ悩みに直面します。

 

さらに言えば仕事だけに限らず、

学校などこれまでの人生でも言い方がきつい人に悩んできたかもしれません。

 

つまり言い方がきつい人に悩む状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

仕事の悩みの根本原因は自信のなさ

私は相談に来られるお客様に対して、

仕事の悩みの根本的な原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

言い方がきつい人に悩んでしまうのも、

自信のなさが原因です。

 

自信があれば言い方がきつい人がいても、

気にせず堂々と振る舞えます。

 

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

代表例を4つ紹介します。

 

周りの目を気にしている

「あの人にどう思われるのか…」

「怒られない様にしないと…」

「ネガティブな噂が立ったら嫌だな…」

 

この様に周りの目を気にしていると、

自分の気持ちを抑えがちになります。

 

言いたいことを飲み込んだり、

相手に同調する場面が増えるのです。

 

「この人は自分の言うことを何でも聞いてくれる」

「もっとハッキリ言わないと伝わらないのか」

 

この様に相手から思われ、

言い方がきつくなってしまうのです。

 

気を使いすぎている

周りに気を使いすぎていると、

言い方がきつい人が現れます。

 

「この人は自分の言うことを何でも聞いてくれる」

「もっとハッキリ言わないと伝わらないのか」

 

先ほどと同様の理由で相手の言い方がきつくなるのです。

 

それに気を使うほど、

仕事の悩みやストレスを感じやすくなります。

 

「気疲れ」という言葉もありますが、

精神的な疲れが乗りかかり仕事がつらくなるのです。

 

傷つきやすい

自分が傷つきやすければ、

相手の言い方にも敏感に反応します。

 

言い方がきつければ、

その分だけショックを受けてしまうのです。

 

「怒られない様にしないと…」

「否定されない様にしないと…」

「失敗しない様にしないと…」

 

これらの意識を持って働いているほど、

傷つくのを怖がっている可能性があります。

 

恐れていた事態が起こると、

傷つき落ち込んでしまうのです。

 

自分も言い方がキツい

もし自分も言い方がきつければ、

相手の言い方をきつくしているかもしれません。

 

相手の目線に立てば、

先にやられたのでやり返しているのです。

 

つい言い過ぎてしまったり、

普段からきつい言葉で接していると、

相手にもネガティブな印象を与えてしまいます。

 

普段の行いが自分自身に返ってきているのです。

 

現状を好転する2つの方法

 

言い方がキツい人に悩む現状を好転するには、

2つの方法を繰り返し実践することがポイントです。

 

職場を変える前に2つの方法を実践することで、

状況は良くなり始めます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組む方法は、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

言い方のきつい人に悩む時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

つまり頭の中で考えるほど、

言い方のきつい人のことが気になり、

悩み苦しんでしまいます。

 

先ほど紹介した4つの自信のなさも、

頭の中で考えている時に生まれやすいです。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を好転する第一歩です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

言い方のきつい人に悩む時ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

結果的に他人軸になってしまい、

ストレスが増大してしまうのです。

 

また「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいい?」と考えがちなのも、

言い方のきつい人に悩む人の特徴です。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを周りに求めてしまうので、

いつまでも結論を自分で出せずにいます。

 

結果として相手の言い方がきつくなったり、

仕事で悩みが生まれやすくなるのです。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

現状を好転するために不可欠なのです。

 

大事なのは習慣化です

ここまで紹介した2つの方法を実践することで、

現状は確実に好転します。

 

言い方のきつい人に悩まず、

穏やかな気持ちで働ける様になります。

 

ただし大事なのは「習慣化」です。

 

一度や二度だけ実践しても、

根本的な変化につながりません。

 

何度も実践して習慣にするからこそ、

普段の振る舞いや働き方に現れるのです。

 

私は現在、仕事の悩みを解決するための、

無料メール講座を実施していますので、

合わせて学んでみてください。

 

また著書を通して仕事の悩みを解決する方法を解説しているので、

こちらも合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!






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このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

千葉県千葉市出身。
早稲田大学大学院卒。
教育理論や心理学を学ぶ中で100人にインタビューし、独自のメンタルトレーニング理論を確立。

卒業後は高校で世界史を教えるが、本当に伝えたいことはやはり心のケアであると気づき、2017年に株式会社マイルートプラスを起業し、8年で5,000人以上を指導。

2017年11月に株式会社マイルートプラスを設立。
役職や立場を問わず成果が出ることが評判を呼び、2020年4月に著書『ストレスフリー人間関係』を出版。
増刷しロングセラー中。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を出版。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページで特集されるなど、独自のメソッドに注目が集まっている。

「日本の元気は気持ちから!」をミッションにしている。
職場の人間関係や仕事の目標達成について、方法が体系立ててまとめられており、お客様の現状に合ったアプローチを取れることが強み。

また最近では企業研修を実施するなど、活動の幅を広げている。

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